●今日で日本の2大UFO事件(もう一つは介良事件、私は北海道の仁頃事件はフェイクであるので含めない)と言われる甲府事件から48年を数える。
この間地道な研究を継続している研究家はJSPSの幹部である雲英氏を除いて殆ど聞いたことがない。
雲英氏は機関誌やムー誌他、海外の研究機関へもUFOと放射線に関する小論文を寄稿している。
最近はお祭り騒ぎに似た催しも耳にするが、JSPSはまともな研究を地道に進めている。
甲府事件の特異なことは、日本で初めて物理的痕跡の証拠・データーが記録されている事である。エビデンスがあるという事である。(当サイトの”甲府事件のフォルダ”には測定データーのファイルがありますので、参照して下さい。)
・事実関係として、
①微弱であるが放射線の短期間での減衰(放射線同位体の半減期が短い)がある。(放射線と放射能は違うものであり、放射線核種が自発的に壊変して別の種類の核種に変化する性質を放射能という。従って放射能を浴びるという表現は間違い。)
②GMカウンター(前田教諭により実施)とγ線スペクトロメーター(東海村の研究所による分析)による測定・分析がされている。
③高校教諭で放射線取扱の国家資格を保有する前田教諭が着陸周辺の土壌サンプリング・GM測定分析を行っている。
④GMカウンターのデーター分析では、半減期の短い(10日~20日)核種が前田先生により想定されている。
GMカウンターはβ線を捉えてカウントしている。γ線は捉えられない。
⑤東海村の研究所の分析では多種多様な核種が対応し、半減期は1ヵ月以下と想定されている。
・①~⑤の内容は測定によるエビデンスであり、GMカウンター機器や測定の誤差は当然あるが、大学の教授や博士号を持つ先生が見ても変わらない事実です。但し、GMカウンターによる半減期の数字の考え方は私は異論を持っています。
甲府事件のデーターを記載したJSPS機関誌
東海村での測定は下のグラフです。(バックグランドの数値との比較)
・UFOとデーターとの関係:
・これだけのデーターを以てしても、UFOとこのデーターの意味するところは現在のところ判りません。
GMカウンターは予め核種が判っていれば意味をもちますが、核種を特定することはできません。
また、GMカウンターの数字だけで半減期を特定することはできません。
サンプリング毎にどの様な核種が何種類含まれているのかいないのか、判らないからです。
・東海村の研究所で使用したγ線スペクトロメーターはその崩壊エネルギーから核種を特定する為の高度な分析装置であり、γ線の波高分析器を使用します。結果は添付の対応核種表を見て戴ければ判りますが、通常あり得ないような核種が並んでいます。
だからUFOとの関係が不明です。
リン酸肥料はウランU238、トリウムTh232、カリウムK40系で、ウラン、トリウム系はγ線を放射しています。本来、東海村のデーターに捉えられなければなれません。
UFOからのどの様な放射線(α線、中性子線他にもある)が放射されて核変換されるのか、UFOがその核種に相当するものをばら撒いているのか判りません。
要はこれだけのまともなデーターはあるが、現在のところUFOとの関連性が全く判らないという事です。
・UFOからの放射線については最近海軍のパイロットがUFOと空中で接近遭遇してその結果、放射線障害に似た症状を訴えるという事実が出てきています。私のファイルを参照して下さい。
UFOからは何らかの推進原理に伴う放射線が出ているのです。従ってパイロットは生命の危険をペンタゴンに訴えているのです。
今後もUFOの実態が判ってくれば、この辺りの放射線との関係が理解できるようになるかもしれません。
@Kz.UFO現象調査会