特別展「名刀「博多藤四郎」の輝き―戦国を生き抜いた武士の絆」
福岡藩3代藩主黒田光之と小倉藩初代藩主小笠原忠真の女子市松姫の婚姻に際して、光之の父黒田忠之が小笠原忠真に贈ったとされる粟田口吉光の短刀(通称「博多藤四郎」、国重文、文化庁所蔵)を軸に、ポスト戦国期における藩-近世社会の確立をとおして地域の歴史を、武士や武具の行方をとおして日本文化の本質を明示するため、歴史と美術、アカデミズムとミュージアム、大名家資料の保存機関が連携した特別展「名刀「博多藤四郎」の輝き―戦国を生き抜いた武士の絆」を開催するもの。