続きは明日!!。

と言ってから早くも1週間が過ぎてしまいました。

相変わらずの”口先だけ”で本当にすみませんでした。


猛暑、酷暑の日本列島ですが、ここ大町市は朝夕にはいい感じの

清々しさがあり、さすが信州です。


さて、前回からの続きです。

なぜ軽いアッシュがあるのか。


その前に、新しい事実を知る事ができました。

それは、北部に分布するホワイトアッシュ(重いアッシュ)と

南東部(ルイジアナ、ミシシッピイ、アラバマ)に分布する

スワンプアッシュのタネは同じだそうです。同じタネでも気候や

土壌などで育ち方が変化する事は想像できますが、

軽いアッシュとクソ重たいアッシュの極端な違いは?です。


以前のブログでも書きましたが、スワンプアッシュ(ライトアッシュ)

の場合、1本の木の中で軽い部分と重い部分があります。

軽いのは、根元に近い3mくらいまでで、それより先端部分は

重いのです。根元部分の比重が軽く、先の方が重いというのは

何か変ですよね。1本の木の重さは相当のものです。それを支える

根元が軽い(密度が低い)??。



いよいよ核心部分にやってきました。

なぜ根元部分が軽いか。

それは、生育している環境が作用しているからです。

スワンプアッシュは、湿地帯に分布して生息(植物の場合には

別の表現でしょうか)していますが、私の想像していた湿地帯とは

かなりかけ離れているようでして、スワンプアッシュの生息している

ような場所では根元が3m(2mでもいいのですが)くらい水没

するようなとんでもない湿地帯だそうです。もはや池とか湖ですね。

1年のうち2/3もこのような状態が続くのだそうです。


根元が水中にあるという事により、その木の上の部分の重量に対して

それほど支えるための強度というか抵抗力が少なくて済むわけです。

そのために軽く(密度が低く)なるという事だそうです。


「なるほど」
とか
「ほんとかよ」
とか

いろいろな反応があると思いますが、私は「なるほど」でした。



という事で、軽いアッシュの存在する理由を

ご紹介いたしました。


ちなみに、重いアッシュでも水につけておけば軽くなる?。


タケダさんのTTアッシュは軽いですよね。


それではこの辺で。



MICK IMAFUKU