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米国史上最悪の爆弾魔「ユナボマー」が収容先で死亡 81歳

スポーツ報知 / 2023年6月11日 5時55分

 米犯罪史上最悪の爆弾魔「ユナボマー」として知られたテッド・カジンスキー受刑者が現地時間10日、収容先の独房で死亡した。米連邦刑務局の報道官が明らかにした。81歳だった。

 米メディア報道では、連邦刑務所局によると、カジンスキー受刑者は米東部時間午前12時30分ごろ独房で反応がなくなっているところを発見され、地元の病院に搬送され死亡が確認されたという。以前はコロラド州の厳重警備施設に収容されていたが、健康状態が悪かったため、2021年12月にノースカロライナ州バトナーの連邦医療センターに移送されていた。

 1978年5月から1995年にかけて、16件の郵便小包爆弾事件を起こし、3人が死亡、20人以上を負傷させた連続爆破犯。96年に逮捕されるまで20年近く捕らえられず、アメリカで最も多量の爆弾を使用した犯罪者として仮釈放なしの終身刑とされていた。

 1942年5月22日生まれのカジンスキー受刑者は、16歳で名門ハーバード大に入学。ミシガン大大学院に進み、数学で博士号を取得。カリフォルニア大バークレー校などで教鞭を執っていたこともある。しかし69年にキャリアを捨て、自給自足に近い生活をしていた。

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