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制止の陸自隊員2人を銃撃か 自衛官候補生、直前やりとり捜査

共同通信 / 2023年6月15日 17時16分

家宅捜索と現場検証が実施された陸自日野基本射撃場=15日午後2時37分、岐阜市(共同通信社ヘリから)

 岐阜市の陸上自衛隊射撃場で男性隊員3人が自動小銃で撃たれ、2人が死亡、1人がけがを負った事件で、教官の52歳隊員に向け発砲しようとした自衛官候補生の男(18)を、近くにいた25歳の男性隊員2人が制止しようとして撃たれたとみられることが15日、捜査関係者への取材で分かった。男は教官に叱られたとの趣旨の供述をしており、陸自中部方面警務隊と岐阜県警は事件直前の2人のやりとりや事件に至った経緯を調べている。

 陸自は15日、死亡した2人は菊松安親1等陸曹(52)と八代航佑3等陸曹(25)で、負傷したのは原悠介3等陸曹(25)だと明らかにした。

 事件は14日午前9時過ぎ、陸自日野基本射撃場での射撃訓練中に起きた。男は訓練が始まった直後に、指導役を務めていた3人に向け小銃を発射。このうち菊松1曹は胸部を、八代3曹は脇腹をそれぞれ負傷し、搬送先の病院で死亡した。原3曹も左脚にけがを負った。

 県警はこのうち八代3曹への殺人未遂容疑で男を現行犯逮捕した。撃ったと認める一方、八代3曹への殺意は否認している。

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