伊東歌詞太郎です!


さぁ、梅雨も明けてきている予感がします。
夏が本番に向けてアップし始めましたね!


みなさんいかがお過ごしでしょうか。
やはり夏はイベントが多く、
イベントにはリハーサルも必要でして、
最近は音楽に染まった日常が非常に幸せです。
日常だと思ってはいけない。非日常。
これはみんなから僕に与えられたご褒美ですからね!


最近僕は、
様々な人のライブにいっております。勉強。

メジャー、インディーズ、バンド、ソロ、
男、女、
ロック、ポップス、
アーティスト、アイドル、

様々な組み合わせ。



ここ2か月に限って言えば、
週に3本以上のペースでほかの人のライブを見ることができ、
まぁこれは最高の勉強なわけです。


もちろん、
ほかの人がどんなライブをしているのかを見て、
自分のライブに生かすための勉強であるわけですが、
見ていくうちに副産物というか、
あることが浮かび上がってきました。



それは客席からステージを見た時、
真面目にやっている人が一番輝いている、というものでした。

真面目にやっているかどうかなんて、
パッと見たらわからないかもしれないんですけど、
僕は数年前からそういうのわかるようになってしまいました。



特に複数人で歌ったりしているグループがもっともわかりやすい。
一番輝いている人が、
一番真面目にやっている。
そのステージをもっとも一生懸命やっている。

もうね、真面目にやってる人に目がいってしまう。


その人の普段の私生活がどうかなんて知る術もありませんが、
確実にそのステージでは一生懸命でした。



手を抜いてるのって、
お客さんからこんなにわかりやすいのかな、
とちょっと恐ろしくなったりもしました(笑)!!
伊東歌詞太郎は手を抜いてないだろうか、今一度考えなおすいい機会です。

ま、腕はよく抜けるんですけどね(脱臼的な意味で)。



これは手抜きするとお客さんに伝わる、という怖さも感じましたが、
ぼくはすごく明るい気持ちになりました。
だって、真面目にやってれば、それがお客さんに伝わるってことですから。


客席から見ていると、
思った以上にステージに立っている側の人間の何かが伝わってくる。

一生懸命やっても報われない、っていうのはあり得ない気がします。




「ステージに立つ人間は才能が必要。」
こんな言葉、捨てちまえ!




生まれつきの才能というものはこの世に確かにあるのかもしれない。
しかし一生懸命やるのに才能なんて一切必要ないですから。



ただし、こういうことはあるでしょう。
自分よりも才能のある人間が、自分と同じくらい一生懸命やったとしたら。

それはもしかしたら、
自分よりもほかの人に早く認められるかもしれない。

それで、やっぱり世のなか才能なんだ、とあきらめてしまう。
僕なんてバンド初めてやったころはこう考えてたなぁ...。


違う。
認められている人はやっぱり一生懸命なんです。
どこかで一生懸命をあきらめてしまう人は、きっと何も変わらない。

つらくても一生懸命やり続けることが、
自分の未来のトビラを開けるのではないでしょうか。

そのトビラのあく順番が、自分の方が後だったとしても、
順番ですから。
自分の番まで歯を食いしばり続ける。



僕はそんなことを学べました。
歌をうたうことは複雑であり、奥が深すぎます。
だからひたすら一生懸命でありたいな。