大阪の百貨店のトイレで「スプレーが撒かれた」と、通報があり、5人が目の痛みなどを訴えています。

 消防によりますと、午後1時半ごろ大阪市北区の阪急百貨店・うめだ本店の9階で「トイレ内でスプレーが撒かれた」と警備員から119番通報がありました。

 消防や警察によりますと、女性5人が額や目の痛みを訴えるなどして、病院へ搬送されたということです。

 阪急によりますと、現場は9階の女子トイレで、80代の女性客が「トイレの個室から出たところ、30代くらいとみられる女性に催涙スプレーをかけられた」と目の異常を訴えたということです。

 警察によりますと、80代の女性客にスプレー様のものをかけた人物は、現場から逃走しているということです。

 警察は傷害容疑事件として、逃走した人物の行方を追っています。

 消防が有害物質などを調査したところ、特に異常はなかったということです。

 阪急うめだ本店は、地上13階、地下2階の百貨店で、現場となった9階には催場とホール、ギャラリーなどがあり、「祝祭広場」から10階まで大階段でつながる広い吹き抜けがあります。当時、百貨店を利用していた人によりますと、9階は立ち入りが禁じられ、警察や警備員などの関係者が慌ただしく対応していたということです。

 阪急によりますと、9階にいた利用客は全員別のフロアに避難させたということです。ほかのフロアは営業中だということです。