「国会議員カード」を作れ! トラブル続出のマイナカードへ、国民から強烈な皮肉
「一度決めたら 二度とは変えぬ」ーー美空ひばりの曲「人生一路」の歌詞ではあるまいし、なぜ政府がマイナンバーカードの早期普及にここまで意固地になるのか。国民はカードの利便性を否定しているのではなく、今のままだと、深刻な個人情報の漏洩につながりかねないと不安を覚え危惧している。その思いが「国民の声を聞く」と言っていた岸田首相にはなぜ、届かないのか?
そんななか、SNSを中心に囁かれているのが、《庶民いじめのマイナンバーカードよりも先に国会議員カードを作れ》といった声だ。
《国会議員カードを作って、年間3000万円といわれる議員歳費、年間1200万円の調査研究広報滞在費、政党からの振り込み……など全部紐づけできるようにしてほしい。もちろん国民が調べたら分かるように》
《マイナカードよりも政治資金の流れがすべて公になる国会議員カードを持たせる方が先じゃないの》
《名前を打ち込むとカネの流れがすべて分かる議員カードか。いいね》
半ば冗談めいた投稿とはいえ、マイナンバーカードによる個人情報漏洩を懸念している人たちが、制度導入を強引に進める国会議員を皮肉っているらしい。確かに国民にとってはメリットがあると言えそうだが……。