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あちこちで見ることが出来る洞穴サンゴです。岩の壁面一面についているものや、丸くて粒々状のもの等色々ですが、ふれれば簡単にぼろりと落ちてしまいます。二コマ目のものは、横に右水平方向に伸びています。これは造られていく過程で同じ方向に風が吹き、そのために飛ばされて横へ横へと成長していることを意味します。この場所の説明文によると、入り口方向に向かって伸びていると言います。何故でしょうか・・・、その理由はお分かりだと思います。 |
ポットホールという穴です。決まった場所に天井から落ちてくる水滴が、長い時間をかけて石灰岩を穿つ事によって生じるものです。どの位の年月が経過しているか知る由もないのですが、気の遠くなるような話です。窪みの中には、細かい砂のようなものが入っています。 |
画像ではよく分からないのですが水が流れています。入り口から入って天井が高くなった場所で見られるのですが、滝観洞を浸食している洞内の川が地下にしみこむ場所のようです。この先は地下水になっているのか、洞穴前の沢に流れ落ちているのかは分かりません。 |
内部の照明と通路の手すりが新装され、老人クラブの皆さんの手により十年ぶりに清掃が行われた新装滝観洞です。照明が明るくなり歩きやすくなった反面、そのうちにカビが生えて色が変化するのだろうなと危惧します。かつての人気があった当時とまでは行かなくても、今度のインターの開通で鍾乳洞フアンの注目を受けることは間違いないでしょう。 もう一つの話題は、「天の岩戸の滝」上層部に新たに発見された大ホールの存在です。ここには現在の滝観洞では見ることの出来ない純白の鍾乳石があり、神秘的な雰囲気の場所があると言います。しかし、一般の観光客が立ち入ることが出来ない場所でもあります。何しろ天の岩戸の滝の上層部へ35mをロープで一気に登り、身体がやっと通れる隙間を一時間半歩かないと行けない場所です。 岩手に住んでいてあちこちの鍾乳洞に入りますと、広大な北上山系には未発見の鍾乳洞が相当あると思われます。しかし、私を含めた一般の観光客が立ち入られるのはその内の極々一部なのです。大きく広がる山並みを見ながら、未知の鍾乳洞に想いを馳せるのも楽しいものです。 |
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