あとがき



 エピローグ投稿まで丸三ヶ月放置したことはもう申し開きのない私の怠惰によるものですが、まずはこの『一ノ瀬時雨の恋情』をお読みいただきありがとうございました。


 カクヨムコン参加のために書き下ろした一作ですが、思いの外(本当に想定より多くの)反応がいただけて嬉しい限りです。

(最も、ランキングに載るには及ばず、カクヨムコンに縛り付けておくのもなんなので辞退させていただきましたが)


 なんというか、文章をかっこつける必要がないといいますか、純粋に勢いだけで書ける作風なので、楽しんで執筆できました。


 諸々、作り込んだ設定もあり、気合い入れれば小説五、六巻くらいは作れるぞー! と意気込んでいたのですが、何事もうまくいかないものです。


 若干、話が逸れるのですが、私は今、とある出版社への応募原稿を製作中です。

 ネット小説だけではなく、出版社のきちんとした賞、あるいは認められて、プロの小説家になりたいと、本気で志して書いているのです。


 中にはご存知の方もおられるかもしれませんが、カクヨムにおいて私は、機械仕掛けの死神デス・エクスマキナという作品も連載しております。


 つまり、現在、三つの小説を同時に書いているということであり、私の筆速では、ぶっちゃけ日常生活をほっぽりだしてとんとんって感じの状態です。


 なのでまとめると、心苦しい部分はあるのですが、『一ノ瀬時雨の恋情』は、いったんここで締めさせていただきます。


 散らばったキャラが何人かいる中、ましてやかける時雨しぐれの関係性がようやく一歩進んだところで、というのも重々わかっているのですが、一本の作品として書き切るという部分にはとりあえず至れたのかな、と。


 もしかしたらふと、作品を再開する時があるかも知れません。

 設定は、世界は、私の中で残り、繋がっています。


 なのでせめて、彼らが存在したことを頭の片隅に留めておいていただければ、そして、またお見せできる時があれば、彼らをよろしくお願いいたします。


 長々とクサイことを語るのが私の悪いくせですが、じゃないとこんなクサイ物語は書けないとも思うのです。


 改めて。

 お読みいただいた貴方へ、心からの感謝を。


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一ノ瀬時雨の恋情 〜リア充オタクとなんちゃってヤンキーの、激甘重ラブコメディ〜 衣更大翔(元:如月ひろか) @dakishi

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