超法規的組織シャーレ で 仕事をしたくない サトウカズマ先生 作:奈音
――トリニティ総合学園 ハナコ
――――――そこは、巨大な鳥かごだった。
「浦和さんは、本当にすごいですね!
こんな問題も簡単に解けてしまうなんて……!」
どうしてこんな簡単な問題が分からないのだろう…?
「浦和様、この計画にはあなたの協力が必要なんです。
ふふっ……」
そのままの計画が杜撰過ぎて、見ていられなかったから手を貸しただけなのに…。
「浦和さん、私たちと共に行きませんか。
あのティーパーティーを牽制するには、私たちが――」
教え自体は素晴らしいと思うのだけれども、それは私の趣味じゃないし、政治にも興味はない。
「準備をしておいてください、浦和ハナコさん。
来年のティーパーティーの席は、あなたでほぼ確定ですから」
こんな簡単なことで手に入れることが出来るのが、トリニティ総合学園の生徒会の席なんだろうか…。あぁ、詰まらない、詰まらない。あれもこれもそれも、私が思っていた通りに誰もが動いて、私が思っていた通りの結果が待っているだけ。なんて愚かな人たちなんだろう。どうしてみんな、私みたいにできないんだろう。どうして、私はこんなにもつまらないのに、貴方たちは楽しそうにしていられるんだろう。
こんなことになるくらいなら、最初からもっと自分の趣味嗜好をオープンにした学生生活を送ればよかった。あなたたちが楽しそうに笑って話しているみたいに、私も私と同じ趣味を持つ人を探して、楽しそうに過ごしたいと思う気持ちがあるのに。私自身が作った仮面が邪魔で邪魔で仕方がない。周囲から貼られた浦和ハナコというレッテルを剥がすのが、愚かなことだ馬鹿なことだと分かっているからこそ、つまらなくて仕方がない…。あぁ…、もう、なにもかもを、放り出して、自由になりたい…。
「ハナコさんは、本当にすごいですね!」
うるさい。
「貴女に考えていただけた計画のお陰で順調に――」
ばかばかり。
「今日も礼拝に来て下さったんですね、ハナコさん」
私は何をしているんだろう。
「ハナコさん、今後のことでセイア様からお話したいことがあると」
私は誰なんだろう。
「――君は、心の底から語り合える、そんな友が、いないのだね…」
そんなことは、私が、一番、知っている――――――――
何もかもが嫌になってしまったハナコは、その場を取り繕って自室に戻ると、静寂が支配する空間を嫌って、テレビの電源をなんとなしに付けた。そこには何でもないような番組ばかりがやっていて、出演している人たちはみんな楽しそうに笑っていた…。
ハナコはそれを見てもまったく笑えなかった。面白いと感じる心すら、どんどんと消えてなくなってしまっているかのようだった。いいや違う。分かっている。分かっているのだ。私は、羨ましいのだ。そうやって気心の知れた人たちと、友人となんでもないような会話をして、ボケたようなことを言ったら突っ込んでもらって、笑いあって、そんな、普通の学生生活が送りたかったのだ。どうして、私にはそれが出来ないんだろう…。
『美食研究会が――』
『温泉開発部が――』
あぁ、またやってる…。キヴォトス二大テロリストと呼ばれる彼女たち…。彼女たちは、キヴォトス中に迷惑をかけるようなことばかりやっていて、ゲヘナとトリニティがいずれ結ぶことになるであろうエデン条約を一番邪魔する存在だと目されている。――というかゲヘナとトリニティの仲が悪くなる原因の一つを作っているのが彼女たちだ。
どうして彼女たちはこんなにも自由で、楽しそうで、そして馬鹿みたいに、同じことを繰り返すんだろう…。
――本当は分かっているくせに。
うるさい。私にはそんなことは分からない。浦和ハナコは、そんなこと知らない。
――本当に? 本当にそう?
いままでの欺瞞を全て脱ぎ捨てて、気ままに振るうことは、浦和ハナコには許されていない。
――許されていない? 誰が、誰を許さないって言うの?
さえずるな。うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいっ――――!!!!
『――速報です!!!
連邦捜査部S.C.H.A.L.Eが、
裏社会に入り浸る生徒のほぼ全てを掌握したという――――
え、これ誤報じゃなくてマジなの?!!!!』
――は? なにを…、どういうこと…?
画面の前で呆然とするハナコは、この日以降も思い知ることになる。
この後も、そう日を置かずに、次々と。不可能と思われていたことの全てが、次々と解決されていく、その様を思い知っていく…。
誰にも手が付けられなかった温泉開発部が社会奉仕活動をしている姿に目を疑い、それと同等レベルで暴れまわっていた美食研究会も沈静化どころかいまや正義のヒーロー扱いだ。そしてその後の、様々な陰謀が張り巡らされて起きたであろうキヴォトス騒乱の中で、ひときわ輝いていたのは、いつもいつも、連邦捜査部S.C.H.A.L.Eのサトウカズマ先生だった。
そのカズマ先生が緊急事態の為に採った、SRT特殊学園の臨時開校式を見た時は、私でもそうすると思ったし、同じ立場なら出来たであろうと考えられたが、そこに辿り着くことは出来なかっただろうと、同時に思い知った。あんな顔をさせられる人を、私は知らない。私にはできない。
画面越しでも伝わってくる、SRT特殊学園の生徒たちの瞳を見て。声もなく涙を流す代表の四人の顔を見て。あぁ、彼女たちは、そういう相手を見つけることが出来たのだと、彼女たちもまた、私のような迷子だったのだと強く感じた。水面が見えず、溺れ続けるしかなくても藻掻き続け、そしてとうとう、彼女たちは見つけたのだ。そこへ救い上げてくれる大きな手を……。
どうして、どうしてなんですか、どうして――――!!!!
どうして私は、そこにいないんだろう………。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
――連邦捜査部シャーレ バイパス地下列車 ハナコ
ガタンゴトン、ガタンゴトンと、揺れる電車内に載せられたハナコは、どうしてこうなったのかを考える。あの後、キヴォトス騒乱の全てが終わった後、カズマ先生のクロノス報道部での公式会見が行われ、それが終わったのを見た後、いてもたってもいられなくなって駆け出して――、そう、そのとても格好いいカズマ先生を見て、もうシャーレとして碌に活動しなくなるのではないかと危機感を覚えて、走り出して、シャーレに着いて、数日後なら予定が開いてるからちょっと待ってほしいと言われて、言われるままに来たその日もなんだかカズマ先生は慌ただしそうにしていて、その場の空気の流れでここまで来てしまったのだ。
そしてその当の先生は、電車に乗った途端頭を抱えていた。なんでもシャーレ地下室に棲み着いてる二名(+1)が、その記者会見以降から車内テレビをカズマ先生特集のみが流れるようにしてしまい、お願いしても聞いてくれないんだとか。そう言って嘆くカズマ先生を横目に、ハナコは改めて、それを見る――
『――以上だ、質問は』
『質問です、それは今後シャーレの活動は、
休止状態に入るという事と受け止めてよろしいのでしょうか…?』
『リン』
『では私から…、先ほども言った通り、連邦捜査部シャーレの役割は、
連邦生徒会が機能しない間の繋ぎでした…。
今回の件で、シャーレも、連邦生徒会のどちらもが機能しなかったことによって、
より、事態が大きくなったと受け止めております。
これはある意味で、権力と実行力の一極化が起きたことによる弊害です。
このことからカズマ先生からの提案により、今後同じことが起こらぬよう
連邦生徒会の本来の能力を、以前のように発揮させるため、
また政治的な意味でのバランスを取るため、先生には裏方に回って頂くというだけの事です』
『それは今まで、誰よりもキヴォトスに尽くしてきた先生を、
ないがしろにする行為ではないのですか?!
この機をいいことに、シャーレを有名無実化する気では…!!』
『質問は挙手をしてからな…、リン』
『はい。何度も申し上げていますが、今回の件の全てが先生からの提案であり、
SRT特殊学園が連邦生徒会直轄になったのも、実行力を持たせる意味合いがあります。
以前は連邦生徒会長が責任を取る形の自由裁量で、全学区への介入が認められていました。
しかし、今回の件を受けてその特権自体は残しつつ、各学区からの常任理事設置と、
要請によって、即応するものとなりました。』
『――はい、そこのお前』
『いままで各学区の騒乱に何の関心もなく、人員不足を理由にして、
のらりくらりと不干渉を貫いてきていた連邦生徒会の信用はないに等しいです。
たとえ今までのように各学区で騒乱が起きようとも、そこの代表たちは、
連邦生徒会を頼りにしないのではないのでしょうか…?
つまり、今までと変わらず連邦生徒会の有名無実によって機能しないのでは…?』
『――それは俺から答える。
いつも言ってることで、お前らには耳ダコかもしれんが…、
今後の連邦生徒会の活動における全責任も俺が取る、不満があるなら俺に言え、以上だ』
その後も、いろいろな質問が記者たちから行われたが、このカズマ先生の発言以降は、連邦生徒会を責め立てるような記者の発言は、ないと言っていいに等しかった。その場の記者たちが一番実感したことだろうが、誰もが注目して見ていたその会見で、また一つ、連邦捜査部シャーレとサトウカズマ先生の名は、キヴォトスに轟いたと言っていいだろう。
それで、そのカズマ先生なのだが………
「はぁぁあぁぁぁぁああぁぁぁ~………」
もうなんか滅茶苦茶溜息を吐いていた。この世の終わりみたいな顔をしている。
「あの、先生…?」
「なんだ……」
「その、この電車はどちらに向かっているのでしょうか?」
「今日は百鬼夜行だな」
「今日、は?」
「そう今日はな…、次は山海経で、ちょっと間を置いてアビドス」
「先生は、引退されたと聞きましたが…」
「――……そうなんだよ!!!!」
「ひゃっ」
「あれだけ念押しして裏方に回る、表立って行動しない、連邦生徒会が動く…、
そう言ったよな、俺…? 言ったのにさ…(ブルブルブル…
俺への招待の手紙や連絡や電話が、前よりも止まらなくなったんだよ………。
おかしいだろ…、おかしいだろぉおぉぉぉぉぉぉおお…?!
今後は、悠々自適に引篭もって遊んで暮らすはずだったんだぞ…?」
「こ、断ればよろしいのでは…?」
「……俺もそうしたいんだが、シャーレの外交的価値を考えると、
外遊してきてくださいと、リンから言われてな…
あいつらに全部ぶん投げた手前もあって、文句も言えずに出かけるしかなくてな…」
「……ということは、入部希望の私を、戦力として連れていきたい、と?」
「――ん? いや違うぞ。だってお前、そういうつもりで来たわけじゃないだろ…?
ちょっと時間がなかったから、約束を破るのも悪いと思って…、
電車での移動時間くらいなら、ゆっくり話を聞けるから来てもらったんだよ…。
向こうにつき次第、折り返し便が出るから、用事がなかったら帰ってもいいぞ…」
「その、大変失礼ですが、それでは先生の身を護る術がないのでは…?」
「――……ん? あぁそういえば言ってなかったか…。
おい、ミユ、いつまで隠れてんだよ、出てこい……」
カズマ先生がそうやって、なにもない電車の出入口付近に向けて声を掛けると、空間から滲み出るようにして、ゴミ箱が浮き上がってくる。ハナコは、とうとうホラー映画が現実になってしまったのかと、自分の目と頭を疑ったが、ゴミ箱がガタガタと震え出したのを見て、あ、もしかしたら私は今日死ぬんでしょうかと、いつもはよく回る頭が狂い始めた。
「――おい、そこのゴミ箱つむり。
確かにお前には実験的な意味も含めて、一つだけ教えたが…、
それ以上に多彩なスキルを持ってる俺の感知範囲から逃れられるわけがないんだから、
いい加減そうやって隠れるのはやめろって……。
そのスキルはお前の性格と合っているから、気に入ったのかもしれんが…、
初対面のハナコが宇宙人でも見たような顔をしてるだろうが」
「………………(シーン」
「――もしや、彼女はSRT特殊学園生徒会、書記の霞沢ミユさん、でしょうか…」
「………………(ガタガタガタガタッ」
「……あれ? 紹介したっけ…?」
「いえ、状況的に、よく眼の見える生徒が先生についているのかと思いまして…」
「ふーん…、おい、ゴミ箱つむり。
良かったな、お前のことをよく知ってるファンみたいだぞ。
そうやってゴミ箱を被ってても分かるくらいだから、相当のファンだ…。
もしかしたらSRT生徒会のイメージが、ゴミ箱で固定されるかもしれないが…、
お前がそれでもいいなら、もう出てこなくていいぞ…」
「(わ)」
「わ?」
「(わ、私は、その辺の小石のような存在なんです…
誰も見向きもしない、小石なんです……
つまり、ゴミクズのようなものなんです…
だから、ゴミ箱にいるのは正しいんです…
狭くて、暗くて、誰にも私の姿を見られないこの空間が、心地いいんです……)」
「………………滅茶滅茶自己主張する小石だな…」
「こ、個性的な方を、連れておられるんですね、先生……」
「なんでか知らんが、俺はこういうのばっかりに縁があってな…
――おらっ、ミユ!
話が進まないだろうが、いい加減出てこい…!」
「(ああっ…! ゴ、ゴミ箱をがたがた揺らすのはやめて下さい…っ!
グルグル回さないでくださいぃぃぃぃぃいいい…!
よ、酔います、酔っちゃいますぅうぅぅぅぅぅぅ……)」
ゴミ箱の中で、よく振ってからお飲みくださいと注意書きのある果汁ジュースのように、ほどよくかきまぜられたミユが、ゴミ箱の入り口から体を丸めた状態でゴロゴロと排出される。その完全に眼を回したミユと一緒に、彼女お気に入りの小石もコロコロと転がってきて、本当にゴミ箱のようである。
「――よし!」
いったいぜんたい何がよしなのか、まったくもってハナコには分からなかったが、カズマ先生的にはよしなのだろうか……。そしてこれは、ちょうどいい機会とも言えた。カズマ先生に対しても色々と聞きたいことがあったハナコだが、そのカズマ先生の薫陶を一番身近で受けて来たであろう立場の人間にも、話を聞いてみたいと思っていたのである。
「……その、カズマ先生。
私のカズマ先生への要件の前に、彼女とお話をしてみたいのですが、
よろしいでしょうか…?」
「それは別にいいんだが…、こいつ無茶苦茶人見知りするぞ…?」
「はい、さきほどのやりとりだけで、それは十分に分かりました。
しかしこれは、私からのカズマ先生への要件について、
彼女とお話しすることも、とても重要なことなんです…」
「まぁ、俺じゃなくて、ミユがいいならいいんじゃないか…?
――おいミユ、起きろ。
お前と友達になりたいってやつが来てるぞー(ペチペチ」
「ううううううう……(グルグル」
その後、ハナコのパーフェクトコミュニケーションによってミユからカズマ先生のことに関して聞き出すことに成功し、ハナコは決意した。まず初めに、私を見てもらうのは、カズマ先生にしたいと――。
「これが、本当の私なんです、カズマ先生――」
――なんていうかそれは、競泳水着だった。ハナコのスタイルも相まって、思わず吸い寄せられるように随所に視線の行く素晴らしい格好だなと、思わずカズマは鼻の下を伸ばすが、いやいや本当の私ってなんだよと我に返る。
ハナコは少し顔を赤らめていて、恥ずかしがっているのかとも思ったが、どうもそういう恥ずかしがり方ではない。むしろ堂々としていて、その姿を誰にでも見せつけることが出来るという妙な自信が感じられる。
だからこれはなんというか、そう、あの爆裂狂やドM騎士が自分自身のどーしようもない性癖を他人に語って聞かせる時の高揚感が伝わってきている時にも似ていて、もうなんかカズマは猛烈に嫌な予感がしてきた…。
そうだよなんかおかしいと思ったんだよ、そんなうまい展開が今まで俺の人生で一度でもあったか…?巨乳で、もうなんか全身からエロいオーラが出ていて、高身長で、スタイルが良くて、美しいピンク色の長髪をたなびかせていて、全てにおいてカズマの性癖にドストライクの生徒が、とうとう満を持して俺のもとにやってきたんだ、これは神様からのご褒美なんだとか思ってた自分自身を殴りたくなってきた。見てろよ見てろよ、どーせいこいつも俺が今まで出会ってきた頭キヴォトスの馬鹿共と一緒で、とんでもないことを言い出すに決まっている…。
「こうして、こんな風に、外で素肌をさらしていると、
何だか、とっても、楽しくなってくるんです…っ!
そんな私のことを全ての人に見てもらいたくって、仕方がないんです…!
イケないことをしてる……そんな感じがしてっ…ゾクゾクします…っ!!!」
まるで白鳥が天高く空へはばたくように、両手を広げて力説するハナコは、やがてその両手を交差させて自分を抱きしめるようにして、恍惚したような表情を浮かべる…。フルフルッと全身を震わせて喜びの感情を露わにしているだけで、なんかもう成人指定が入りそうなほどエロいのだが、要するに、今カズマが見せられているのは露出狂性癖の主張だった。
まぁそんなこったろうと思ったよ畜生!と心の中で吼えるカズマが、そういえばと、ミユの方を見てみると驚いてはいるようだが、なぜか信頼していますっ!みたいな眼で見られた。え、つまり…、俺にこれを受け入れろ、と…?
「さぁ、カズマ先生も!
一緒に、この感覚を味わいませんかっ――!」
「……お前のその、どーーーーしようもない性癖に関しては、
そういう人生の哲学みたいなもんだと思うから、
分かりたくはないが、まぁ、分かった……。
ただ、一つだけ言っておきたいことがある……」
「ふふふっ、なんでしょうか?
もしかして、これから先生に「色々」教えていただけるんでしょうか…?」
「――――スゥゥゥゥウゥウウウウウウウウウウウウウウウ………」
「――――お前もかぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああ!!!!!!」
いろいろな面倒ごとが終わって、もしかしたらモテ期が来てたのかもしれないとか、甘々なことを考えていたカズマの断末魔は、とても長く、大きかった……。
第二部でカズマさんをとりまく、どーしようもない癖ばかりあるパーティは解散になったので、そういう感じの始まりです。気付いた人は気付いてるかもしれませんが、短編から連載になりました。20話超えてて短編は無理があるでしょ…。ところで代走者が本当に見つからないんですがそれは…。
たくさんの感想、評価等励みになっております…。
誤字脱字報告もたくさんありがとうございます…、想像以上に多くてもう少し見返そうと思いました…。そうそう、更新をはやくはやくーという大変ありがたい感想をいただいているのですが、私の速度が上がるのは高評価と感想が爆速で入ってきてる時ですね…。