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画像ファイル名:1686230443064.jpg-(652498 B)
652498 B23/06/08(木)22:20:43No.1065466756そうだねx3 23:42頃消えます
※少しえっちな表現があります
 ざぁぁぁ…と雨音にも似たシャワーの音が白いタイルの壁に響く。トレーニングを終えた少女、デュランダルはその細くも力強い体を紅く火照らせていた。
 大きな短距離レースも近い。その走りから聖剣と呼び慕われる様になったこの体を、寄り鋭く切れ味の立った物に仕上げねば。皆の期待に応えるべく。
 コーナーを抜け出て直線に出た時の、あの並み居る他のウマ娘達を一振りで撫で切りにしていくのはとても気持ちが良い。走っている時、そして思い返す度に知らず知らずの内に唇が吊り上がってしまう程度には。
 そう思うと疲れるトレーニングも苦ではないと言う物。寧ろ己を高める行為に恍惚感さえ覚える。より強く、より斬れる剣へと。
 …さて。悦に浸っていたらそろそろシャワーから出なければいけない時間になった。シャワーのノブに手を伸ばし、捻ろうとしたその時…
「貴様~背後が疎かであるぞ~?」
 悪戯っぽい声と共に、ニュッと背後から腕が伸びてきて、デュランダルの柔らかな胸を押さえた。
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
123/06/08(木)22:21:43No.1065467119+
「ひゃっ…!? ひ、姫殿下…! 何故この様なお戯れを…貴女の様な高貴なお方がして良い事ではありません。もし誰かに見られ下世話な噂を立てられでもしたら…」
「それは問題ないよ。だって今此処には私達しか居ないもの。貴女が何れだけ泣き叫んでも、誰かに助けを呼んでも、貴女の声を聞く事が出来るのはこの場所に居る私だけだから」
 穏やかに説明する声が、何故か力強くゾッとする言葉に感じられてデュランダルは背筋が凍り付いた。自分は一介の、只の一振りの剣だ。そんな物に本物の王族が何用であろうか。
「私ね、前からずっと貴女の事が気になってたんだ!」
「…光栄です」
 そう言いながらファインモーションの手は妖しく動き、指先は胸の頂きに咲く小さな花を撫で、片手はするすると胸からお腹の上へと滑り落ちていった。その動きは宛ら魔女の使役する蛇の様で…
「短距離レース最強の一角と称されるその鋭い脚。聖剣と呼ばれる程のキレのあるスピードと走り方。そして凜とした騎士の様なその美貌。誰だって欲しいと思うよね?」
223/06/08(木)22:22:05No.1065467270+
 ネットリと自分を評価されれば、背筋をゾクゾクとさせられ、否が応でも自分に向けられているドス黒い感情が分かると言う物。
「…っ! いけません、姫殿下…! これ以上のお戯れは…っ 所詮、私は、私は只の剣で…! 貴女様の様な高貴なお方とは」
「分からないの? 私は欲しいんだよ、貴女って言う剣が」
 胸の頂きにある華をきゅっと摘ままれ、下腹部を撫でていた手は秘密の泉の水面をぱちゃりと撫でる。デュランダルの喉から短く甘い声が溢れ出た。
「然し、然し…私には、この身を育ててくれた恩義在る師が…」
 今頭に浮かぶのは優しくも厳しい師の姿。プライベートでも剣の稽古に付き合ってくれる凜とした人。そんな姿に惚れたのは、そう長い時間を必要としなかった。
 こんな事では、こんな事になってしまえば尊敬する師を裏切ってしまう。お慕いする師への裏切りになってしまう。そう思う物の…
323/06/08(木)22:22:27No.1065467429+
「まだ分からないかなぁ? 私はね、ファインモーションはね、欲しい物は絶対に何をしてでも手に入れたい我が儘なお姫様なの。私に振り回されても私の事を優しく受け入れてくれる、可愛くて愛しい人も、パソコン弄りが大好きな、自分に素直に成れない未来の側室も、数多の剣豪が欲しがり、決闘を繰り返し、多くの血を流させた魔剣《デュランダル》も欲しいの。だから」

 ──貴女に最初から拒否権なんて無いんだよ? 私の聖剣さん…♪──

 僅かな手の動き。それだけで体も心も逆上せ上がり、思考も体を支えるのも覚束なくなる。レースを終えた時だってこんなに息苦しくなった事なんて無い。呼吸も侭ならず、酸素を得ようとパクパクと口を開くが肺の中には届かない。
423/06/08(木)22:22:58No.1065467616+
「それに、貴女が欲して止まない愛しい人だって、私の手に掛かれば貴女にプレゼントする事が簡単に出来るのだから! 恋する乙女だもの、離れ離れは嫌だよね? 私なら貴女の恋路も思いの侭なんだよ?」
 甘美な、それでいて身を焦がすような言葉を告げ終えたファインモーションの両手から解放されたデュランダルはゆっくりと崩れ落ち、シャワールームの床にグッタリと蹲った。
「今日はありがとう。とても可愛かったよデュランダル♪ 貴女は今日から、可愛いお姫様を守る剣なんだからね? 捻くれて鞘に閉じこもってたら…許さないんだから…♡ 私は幾らでも鞘から貴女を引き抜く術を持ち合わせて居るんだよ?」
 甘く、そして毒々しい宣告はデュランダルの耳にこびり付き続けた。それから暫くして、人々は噂する。鋭さを増した聖剣の輝きに、妖しいオーラが纏う様になった、と…

 ───シロツメクサの花言葉は『私の物になって』───
───それは甘い甘い呪縛───

.
523/06/08(木)22:23:34 sNo.1065467846そうだねx8
終わり 我が儘殿下と聖剣を書いてみたかった
623/06/08(木)22:24:01No.1065468037そうだねx7
>※少しえっちな表現があります
全部えっちじゃん…いいですね
723/06/08(木)22:26:52No.1065469265そうだねx8
なんかヤバい方のアグネスが書いてる生モノみたいだ・・・
823/06/08(木)22:28:07No.1065469754そうだねx1
デュランダルはなんか真面目でその方面には疎いというか弱い印象がある
923/06/08(木)22:28:40No.1065469995そうだねx2
「」グネスデジタル…
1023/06/08(木)22:31:45No.1065471155そうだねx2
ウッデジたんNMMNはどうかと思いますよ…
1123/06/08(木)22:34:24No.1065472130そうだねx5
>ウッデジたんNMMNはどうかと思いますよ…
抜きながら言うな!
1223/06/08(木)22:34:41No.1065472241そうだねx1
>ウッデジたんNMMNはどうかと思いますよ…
イってから言うなよデジたん
1323/06/08(木)22:41:16No.1065474571そうだねx1
秘密裏に呼び出されて少しづつ堕とされていくデュランダルが見てみたい
1423/06/08(木)22:52:15No.1065478800そうだねx1
>秘密裏に呼び出されて少しづつ堕とされていくデュランダルが見てみたい
「来てくれたんだ、デュランダル!」
微笑む姫に私は顔を染め
「可愛い貴女が見れて嬉しいな♪」
ぱさりぱさりと衣を脱いで、刃ひとつと成れば
「あの時からずっと変わらないね…♪」
体をなぞる指は、甘美な毒…
1523/06/08(木)22:54:35No.1065479666そうだねx1
仕事が早い!
1623/06/08(木)23:12:47No.1065486336そうだねx1
またちょっとえっちな怪文書待ってるよ
1723/06/08(木)23:14:19 sNo.1065486892そうだねx1
>またちょっとえっちな怪文書待ってるよ
予定は未定ですハイ

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