超法規的組織シャーレ で 仕事をしたくない サトウカズマ先生   作:奈音

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 そういえばエピローグ書いてないなと思ってダラダラしてたら、
日間ランキング1位まで上り詰めててお茶吹きました。どういうことなの…


エピローグ

――アビドス地区 ヒフミと便利屋68カヨコ 社会奉仕活動中の記憶

 

 カヨコは割り当てられた区画で作業をしながら、本来ならなんの関係もないはずのトリニティからシャーレへ出向し、これまた関係のないアビドスで、誰よりも先頭に立って一生懸命に作業をしているヒフミが気になっていた。ここ数日ですっかり打ち解け、協力して作業を行う中でもその懸命さは衰えることを知らず、見ているといつか倒れるんじゃないかと不安になってきていた心配もあって、声を掛けた。

 

 「……ねぇ、なんでそんなに頑張れるの?」

 

 「…え? あはは…まだ大丈夫ですよ? ご心配おかけしてすみません。

  ………頑張れる…ですか? そうですね…。

  それは――その、あはは…ちょっと恥ずかしいので、誰にも言わないで貰えますか?」

 

 「……? うん」

 

 ヒフミはちょっと躊躇うようなそぶりを見せて、キョロキョロと辺りを見回し、周りに誰も人がいないことを確認してから、語り始めた。

 

 「…その、私も同じことを、私も以前カズマ先生に聞いたことがあるんです。

  ――先生は、どうしてそんなに頑張れるんですかって、先生だからなんですかって…。

  こんな大それた役職に就けられた日の、その後に」

 

 「――そうしたらカズマ先生は仰ったんです…。

  俺はこんなことやりたくないし何の意味もなければ興味もないって」

 

 「ぇえ…?」

 

 「あはは…、そうなりますよね。私もそうでした、でも――」

 

 

 

 

 

――某日、シャーレオフィス

 

 「――こいつらを見て気が変わった、いや話を聞いて、だな。

  ……いいか、俺には嫌いなものがある、

  別に口に出すほど拘りがあるってわけじゃないけどな…。

 

  ――築いてきた友情を打ち壊されて、努力が全く報われず、

    辛いことがあっても泣き寝入ることしかできなくて、 

    慰めてもどうにもならなくて、どう足掻いても笑顔になんてなれずに、

    下を向いて俯いて生きていくしかない。

  

  …そういうのを見せられるのは、どうもな…………」

 

 ――その時見たカズマ先生の表情は、なにかを強く悼んでいるかのような顔をしていて……。

 

 

 

 

 

 

 

――アビドス地区 ヒフミと便利屋68カヨコ 社会奉仕活動中の記憶

 

 「めちゃめちゃ拘ってるじゃん…」

 

 「あはは…、そうですよね。

  だから私はこの人なら、カズマ先生なら安心してついて行けるって思ったんです。

  先生の為なら、いくらでも頑張れるって、そう思ったんです――」

 

 そうやって、まるで自分の事のように誇らしく、先生のことを熱く語るヒフミの瞳は、キラキラと輝いていて。そうか、だからかと。カヨコはようやく、――ストンと今まで不思議に思っていたすべてのことに対して納得した。

 浮ついた理想論や、中身のない新興宗教のようなものに騙されて、彼女たちはここまで歩いてきたわけじゃないということを。先生という、一等に輝く星が、彼女たちの道を常に照らしているから、ここまで歩けているのだろうと納得できた。

 そういうあり方は、カヨコにとって、とても納得のいくものだった。

 

 「――そっか。なんとなく分かったよ。

  シャーレのとてつもないお人好し、カズマ先生のことが…」

 

 「――あっ、でもでも内緒ですよ! 他の人には話しちゃダメですからねっ!」

 

 「分かってるって…」

 

 建物の影や、岩陰で裏社会の頭領の話を聞きたいがために、隠れていた便利屋68社長のアルや、アルに連れてこられた便利屋68のムツキとハルカ。仕事中のみんなにドローンで補給物資を配っていたが、大事な話が始まったと思ってドローンを停止させて待機していたアヤネ。ドローン越しに話を聞いていたアビドス生徒会。

 

 

 ――この時の話を、彼女たちは聞いていて。

   その後このことに対して一切漏らさずに、彼女たちは一層頑張った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――現在、アビドス生徒会

 

 ガシャ!     ガシャンコ! ガシャ!        ガシャ! 

 

ガシャンコ!  ガシャ! ガシャ!       ガジャンコ!

 

ガシャ! ガシャ!       ガシャ!          ガシャンコ! ガシャ!

 

        ガシャ!     ガシャンコ! ガシャ!

 

ガシャ! ガシャ!       ガジャンコ!      ガシャガシャガシャ!

 

 

 「――準備できたよ~、アヤネ生徒会長」

 

 「…ううう、その呼び方はまだ慣れません、どうしてホシノ先輩がやってくれないんですか?」

 

 「――うへ~、だから私にはそんな役職務まらないって~。

  それに私もあと一年で卒業しちゃうし、アヤネちゃんがやるくらいで丁度いいよ~」

 

 「分かりましたよ…ホシノ副会長」

 

 「…私もその呼び方にまだちょっとなれないなぁ~」

 

 「――ちょっとした仕返しです、それにしても…あの噂は本当の事なんでしょうか」

 

 「それを確かめるために行くんでしょ?!」

 

 「――ん、準備はばっちり」 

 

 「カードも準備ばっちりです!」

 

 「みなさん…」

 

 ――そう、真実を確かめに行かなければならない。

シャーレの先生の影響力を削ぐだけのために、ゲヘナがヴァルキューレへ先生の身柄を売り飛ばしたなんていう、恩知らず共の噂が本当なのか嘘なのか。あんな根も葉もない噂みたいな話が真実のわけがない!となぜか強硬に主張する便利屋68を伴って、彼女たちは出撃準備を終えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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――ティーパーティ ナギサとヒフミ

 

 ヒフミが目の前にいるというのに、ナギサは体の震えが止まらなかった…。

噂…いやもう公然の事実として分かってしまっていることに、いやいやいやっ…!まだ本人に確かめてないですから…っ!ヒフミさんはそんなことしない…ヒフミさんはそんなところに出入りしたりしない…、ヒフミさんは…。

 

 ……ティーパーティーがそんな無能な組織なわけがなく、部下から上げられてくる報告書を少し読んだ後に、現実を見たくなくなったナギサは、読まなければ現実にならない、知らなければそれは現実じゃないと自分自身に意味の分からない言い訳をして、今までヒフミ関係のすべての物に対して、考えないように考えないようにと、意図的に意識に蓋をしていた。

 

 ――そんな想いは、ヒフミから次々と無慈悲に上げられる、今までのシャーレでの活動報告によって打ち壊されてしまったわけだが。

 

 「………………(カタカタカタカタカタッ…!」

 

 「ナ、ナギサ様…? 手が凄く震えて…お、お茶が…」

 

 「ぇえ…(カタカタカタッ…カチャリ。 な、なんでも、なんでもありません。

  ――お話ありがとうございます。ヒフミさんが仰っていることはよく分かりました。」

 

 「――とても信じがたい…信じたくない…あの噂が本当だったなんて……。

  ――――いっ、いいえ、今はいいでしょう…(フルフルッ…。

  そのことに関しては、我々も目下全力で情報収集にあたっていますが…、

  驚くべきことに、ゲヘナから協力要請が来ていまして…」

 

 「ゲヘナから…?」

 

 「えぇ…、例の条約が目前に迫っている中、その要でもある先生を売り飛ばすなんて…、

  なんて馬鹿なことを、と我々も呆れ果てていましたが…。

  いま巷で噂されている話と異なる事情が見えてきまして……。

  ――過日の美食研究会の一件で縁が出来ていた正義実現委員会を通して、

    ヒナ委員長からの伝言を頂きました。

    カズマ先生救出の為に、力を貸してほしい、と」

 

 「じゃ、じゃあ…っ!」

 

 現状を語っているうちに調子を取り戻し始めたナギサは、その双眸を冷気のように鋭くとがらせて微笑む。

 

 「――このことからも今回の先生逮捕劇によって誰が得をしたのかは明らかです。

  …果たして隠そうとしているのか不思議なくらいに表に出てきました…。

  ――ヒフミさんの、その、裏……ゴホンッ! ゲホッ…ゴホゴボッ…!」

 

 「ナ、ナギサ様…!(オロオロ」

 

 やっぱりだめだったようで、ナギサはひどくむせてしまう。

 

 「お、お見苦しいところを、…と、とにかく…!

  社会奉仕活動中に妨害してきたPMCを率いる企業の活動は、

  今回の件で完全に一線を越えたと認識しています」

 

 ヒフミに心配かけまいと、即座にキリリとした顔に戻るナギサ。

 

 「――とはいえ、こちらも実力行使は最終手段…

  しかし、折角の機会ですので、我々が来る条約の為に、

  どの程度の覚悟を以て考えているかということを、示すとしましょう…。

  …確かちょうど、牽引式榴弾砲を扱う屋外授業の予定があったはずですから、

  それを変更して。

  ブラックマーケットやヴァルキューレに、ちょっとしたピクニックなどいかがでしょう――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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――ゲマトリア ???

 

 「――マエストロ、貴方の持っているそれは何ですか?」

 

 「これは芸術だ」

 

 「…芸術? 私には子供用の玩具のように思えますが…」

 

 「――なにを! ならばよく見るといい、この変形機構、内部構造を。

  かつての子供とこれからの大人の幸せが、残滓ではなく色濃く膨れ上がったこの雄姿を!」

 

 マエストロにしては珍しいことに、声を荒げ、興奮したかのように熱く謳い上げる。

そのことに強く興味をひかれた黒服は、もう一度審眼し直すと、見えてこなかった神秘が内包されていることに強い衝撃を覚えた。

 

 「――ほう、これはすごい。申し訳ありません、言葉を間違えたようです。

  ……強度計算をし直せばそのまま採用できそうでもありますね」

 

 「芸術家として、私はこの作品に深いインスピレーションを受けた…

  この感覚が私をどこへ導いていくのかはまだ分からないが、深く、高揚に満ちた…」

 

 「……私の知るテクストにもないものですね、大変興味深いといえます」

 

 「――そういうこった!」

 

 「――その通りだ、この作品からは深い、とても深い知性、品格、経験を感じる。

  まるでこの世のものではないかのような神秘すら…。

  ぜひとも語り合いたいものだ、この作者と」

 

 「――おや、作者名が書いてありますね、この足裏に。 ――”KAZUMA SATOU”」

 

 「――ほう、あの先生が、なんと。

  ……素晴らしい、これほどの作品を独力で仕上げるとは。

  もしかしたらかの先生こそが、

  私たちの理解者たりうる存在になってくれるかもしれない――」

 

 

 

 

 

 

 

 「――いつからここは玩具の品評会場になったのかしら…」

 

 

 

 

 

 

 ――カツリ、カツリと。

三つの黒い影が、芸術に対して熱く意見を交わしあう中に冷や水を指すように、白と赤目の淑女が顕れる。

 

 「…ベアトリーチェ、領地の方はよろしいので?」

 

 「――ぇえ、貴方と違って我がアリウスは今日も平穏そのもの…そして今日は貴方のアビドスのことについての話なのでしょう?」

 

 「そのことに関しては私も驚いています。

  黒服のアビドスが、まさかあんな風に片手間に片付けられてしまうとは…

  ――おっと、失礼。皮肉を言っているつもりではありません」

 

 「ククッ…お気になさらず。たしかに惜しかったですが――

  あの先生の存在は、私の計算に入っていなかったもので。

  ……ぇえ、本当に。驚くべき程の速さで、政治権力を巧みに駆使され、気が付けば丸裸です。

  カイザーが暴走するほどに――」

 

 「……制御できなかったのですか?」

 

 「ククッ…どうやら今回の件で現場責任者が僻職に飛ばされてしまうことが決定したそうで、

  転勤前の復讐だと息巻いていましたよ」

 

 「――そういうこった!!」

 

 「……今回の裏はその程度ですか、時間の無駄でしたわね。私はこれで帰らせていただきます」 

 

 「おや、もうお帰りになるので?」

 

 「えぇ……私も暇ではないのです――」

 

 顕れた時と同じように、粛々とその姿を消していく白と赤目の淑女。

――カツリ、カツリ。と鳴り響く音がやがて消え失せ、その場には三つの黒い影が残された。

 

 「…………………帰ってしまわれましたね」

 

 「――芸術の何たるかを解せぬ彼女には仕方のないことかもしれない。

  それで? 黒服、今日はあの者に関しての決議を取るはずであったが、

  彼女の耳に入っていなかったのか?」

 

 「ククッ…、彼女にとってはさして重要でないということなのでしょう…。

  仕方がないのでこの三人で決議を取りましょうか。

  ――とはいっても、ベアトリーチェがいない以上、

  私からのお二人へのお願い程度になってしまいますが…

  私は、シャーレの先生を、ゲマトリアに勧誘したいと考えています。

  お二人にもそれに協力いただければ…と」

 

 「…私は大変気にいった。先ほども言ったが…、

  あの者は、私たちの理解者になってくれるかもしれない…」

 

 「私はまだ判断を保留していますが…これを見て少し興味が湧きました。

  個人的な勧誘でよいのでしたら」

 

 「――そういうこったぁ!!」

 

 「ククッ…では、機会を見て勧誘しにまいりましょうか、シャーレのカズマ先生を――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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――連邦生徒会 首席行政官 七神リン

 

 「――治安の悪化率500%を超えました!!

  どこの治安維持組織も瓦解が始まっています!!!」

 

 「――すべての学区の生徒からの抗議の電話が鳴りやみません! 

  回線がパンク状態です!」

 

 「――ゲヘナに他学区からの生徒たちが雪崩れ込んで連日戦争状態が止まりません!

  そこに参戦した美食研究会と温泉開発部の勢いが凄すぎて、

  余波で被害が拡大の一途を辿っています!!」

 

 「――アビドス生徒会が完全武装状態でゲヘナのことを聞きまわりながら暴れまわっています!

  手が付けられません!!」

 

 「――シャーレ統制下にあった不良学生たちが、

  なぜか潤沢な武器弾薬を基にブラックマーケットを次々占拠しています!!

  カイザーからBIG Hと今すぐ会談の場を設けたいと申し出が!!」

 

 「――トリニティがヴァルキューレとブラックマーケットを照準した状態の

  牽引式榴弾砲群を設置して、厳戒態勢が始まってます!!

  ――この状態からいつ爆発してもおかしくないと、

    現場からの悲鳴が絶えません!! どうされますか?!!!」

 

 頭を抱えて今すぐ部屋に逃げ込みたかった。前代未聞どころか、空前絶後の事態だ。

ただでさえ人手が足りず、どこの学区の問題にも強く関わりを持てなかった連邦生徒会もこの事態を受けて崩壊が始まっていた。

 

 ――というかもう崩壊しているといっていい。

報告が上がってきても、各学区の治安維持組織に情報を投げることぐらいしかできず、それでもどうにもならない事態に対して対処できる能力を持っていたSRT特殊学園は連邦生徒会自身の判断によって既に廃校となり、緊急対応能力すら失った連邦生徒会は有名無実の形骸化した空洞に成り果てていた。

 

 それでもこの事態をなんとかしようと連日連夜、連邦生徒会に詰めた花の乙女たちは、碌に睡眠時間も取れないまままた一人、また一人と限界を迎えて倒れていき、その行政能力すら徐々に失われつつあった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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――連邦生徒会 防衛室オフィス

 

 「――全てが裏目に出たねぇ」

 

 「……ちっ、分かっています…。

  こんなはずではありませんでした…。

  順序良く、影響を削ぐ程度の手筈は整っていたというのに…。

  あの無能共…」

 

 「だから目の前しか見えてないあんなのと手を組むのは

  止めた方がいいって言ったけどね…仕方ないかな」

 

 「――そうだな。そして、これをなんとかできないようなら、あんたも私たちも終わりだ」

 

 「カイザーも勝手に暴走しちゃったしねぇ」

 

 「………今すぐ事態の鎮圧化を図ります、いますぐカンナに連絡を」

 

 「もう掛かってきてるよ」

 

 

 話している最中に掛かってきていたのか、保留中の受話器を手渡される。

 

 「――はい…えぇ、はい。分かっています…。

  今すぐ対応しますから、もう少し耐えてください…。

  えぇ…。はい、はい…。

  では、それでよろしくお願いします…。(プツリ、ツーッ、ツーッ、ツーッ…。  …………………はぁ、ヴァルキューレも頼りにならないですね…」

 

 

 ――コツ、コツ、コツ、コツ…と机に爪を立てながら思案する。

その表情は、今現在キヴォトス中で起こっている騒動についてなんとも思っていないような、笑顔の能面を貼り付けたようなものであり、この程度のことはなんとでもなると示しているかのようですらあった…。

 

 しかし、そうは言っても現状を解決しない限り、自らが拘り続けている道の先へ進めないことも十分に理解しており…、今現在、火薬庫になったようなキヴォトスが爆発し続ける中でその鎮火に必要なのは、さらなる爆発だと判断し、本来なら使うべきではなかった伏札を切ることに、躊躇いなくあっさりと決断した。 

 

 いつもは瞳が閉じたように見える能面の笑顔を捨て、薄く双眸を開いた彼女は冷たく言い放った。

 

 「――矯正局にいる七囚人をすべて出しなさい…。

  ……彼女たちは規範を護れなかっただけで、

  それぞれがSRT特殊学園の特記戦力であることに変わりはありません…。

  本来はシャーレを潰すときに使う手札でしたが、いたしかたありません。

 

 

   ――それぞれに餌をちらつかせて、首輪をつけて、暴れさせなさい…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      ………⇒To be Continued in 第二部…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 ――というわけでALLスターキヴォトスでした。

 カヤとFOX小隊を再履修したけど、難しい…
七囚人は勝手に解釈しました、カヤがいつ見ても余裕過ぎるので特記戦力がいるのかなと。
ゲマトリアはウルトラ疲れました。1/7カイテンジャーを片手に喜んでるイメージで書いてます。

 第二部は構成は出来ていますが肉付けは出来てないので
まだまだ無理かなって…違うわそうじゃなくて誰か書いてくれないかなって…(懇願

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