県警 消防など ヤードに合同立入調査
自動車やバイクなどの解体・保管をする施設「ヤード」で火災が相次いだことを受け、県警は8日松伏町で、消防などとともに、条例や法律が守られているかなどを確認する立ち入り調査を行いました。
合同立ち入り調査には、県警国際捜査課や吉川警察署の警察官のほか松伏消防署の消防署員や県の職員など、およそ20人が参加し、ヤードに関する 条例や消防法が守られているかなどを確認しました。
県警によりますと、囲いがあるヤードは周りから中が見えにくく、盗まれた自動車の解体場所となったり、吉川警察署管内ではおととし1月からことし4月末までに、火災が3件起きたりするなどの問題が起きていました。
8日の調査は、外国人が経営する松伏町内のヤード13カ所で一斉に行われ、従業員の名簿がないといった条例違反など、のべ11件を行政指導したということです。