■株式会社CKサンエツ
子会社を10社保有し、従業員を中核企業であるシーケー金属、サンエツ金属に出向させています
■シーケー金属株式会社
配管機器事業はCKブランドで、開発から製造、販売までを一貫生産。溶融亜鉛めっき事業は北陸地区トップシェア
■サンエツ金属株式会社、日本伸銅株式会社
「モノづくり」の原点である素材メーカーで、精密部品までを一貫生産。黄銅棒・黄銅線の生産は国内トップシェア
社員を大事にする当社では、人材育成に力を入れ、技術だけでなく給与や待遇も「地域ナンバーワン」を目指しています。さらに、独自の評価制度で能力主義に基づく人材育成に取り組んでいます。若くても実力があれば、会社はそれを評価し、優遇します。入社5、6年で課長に昇進するケースもあります。こういった取り組みを通じて、頑張った社員に喜びを感じてもらうことが、さらなる会社の成長に繋がると思っています。期待され、期待に応え、期待を超える人材。今後は時代のニーズを読み解き、当社の事業の目玉となるような新製品や、新製法を生み出せる人材、またバランス感覚を持った人材を育てることに力を入れていきます。
シーケー金属は、配管機器(鉄管継手)の国内生産量第1位(販売量第2位)で、環境に配慮したユニークな配管機器をCKブランドで生産し、全国に販売しています。業界初となる『グッドデザイン賞』を受賞しました。また日本海側最大の溶融亜鉛めっきメーカーとしての顔も持ち合わせ、世界初のカドミ無し・鉛無し『環境めっき』を実用化し、フランチャイズも展開しています。こうしたCKの技術力によって、『第2回ものづくり日本大賞』優秀賞をはじめ、数々の賞を受賞し、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています。「環境」をキーワードに徹底した製品の差別優位化を行い、皆さんのライフラインを支え続けています。
サンエツ金属は日本最大の「黄銅製品」メーカーです。私たちの様々な暮らしの中で役立てられています。黄銅は銅と亜鉛の合金で真鍮(しんちゅう)とも呼ばれ、熱伝導性に優れ加工しやすいなどの特性を持ち、ガスコンロ、パソコン、スマートフォン、蛍光灯の端子やアルカリ乾電池などの各種製品に多く使用されています。当社は、一貫生産システムや綿密な工程管理、厳しい品質管理のもと、高品質な素材を大量に供給しています。また、地球環境に優しい製品の開発に注力し、人体への影響が懸念される鉛を一切使用せず、加工性が従来と同等の新合金を開発、特許を出願しました。この鉛レス合金は次世代合金として急速に普及しています。
事業内容 | 【株式会社CKサンエツ】
■子会社を10社保有し、従業員を中核企業であるシーケー金属、サンエツ金属、日本伸銅に出向させています。(待遇面は全て同じ) 【サンエツ金属】 ■黄銅の素材から精密部品までを一貫生産 精密部品・黄銅棒・黄銅管・黄銅線の製造販売をし、海外にも事業展開をしています。 「黄銅」とは、銅と亜鉛を混ぜた合金のことで、実は驚くほどみなさんの身の回りにある製品に使われている素材で、例えばエアコンやパソコン・携帯電話の部品や、蛍光灯に使用されているのです。 黄銅は、非常に優れた特性により、多くの製品にとって欠かすことが出来ない存在と言えます。 【シーケー金属】 ■「CKブランド」で、オリジナルの継手製品を一貫生産 継手(つぎて)とは、水道管やガス管などを接続する配管機器のことで、日常見えない所で、みなさんの街や暮らしを支えつづけています。 当社は、地球環境に配慮した配管機器をCKブランドで提供することで、他社との差別化を図っています。 ■「世界初の技術」で、建造物などで使われる鉄骨類をめっき加工 配管機器のような小さなものから、ビル鋼材などの大きなものまで、幅広い製品にめっき加工しています。 世界で初めて鉛レスカドミウムレスの環境対応めっきを開発し、国際特許を取得しています。 さらに、環境めっきのフランチャイズシステムなど新しいビジネスモデルを構築しています。 【日本伸銅】 ■黄銅の素材から精密部品までを一貫生産 サンエツ金属同様、ガス器具やコンピュータ機器に用いられる黄銅棒、携帯機器や照明器具に用いられる黄銅線の製造から販売までを全て自社で行っています。 サンエツ金属と合算すると、圧倒的なシェアを持つ黄銅線品メーカーになりました。 |
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創業 | 大正9年(1920年)6月 |
資本金 | 27億5,671万円(東京証券取引所市場第一部上場) |
従業員数 | 960名
従業員の平均年齢37歳 |
売上高 | 1,153億円(2022年3月期)(グループ連結) |
代表者 | 代表取締役社長 釣谷 宏行 |
事業所 | ■CKサンエツ
本社 富山県高岡市守護町2-12-1 ■サンエツ金属 本社 富山県砺波市太田1892 高岡工場 富山県高岡市吉久1-4-1 砺波工場 富山県砺波市太田1892 新日東事業所 茨城県石岡市柏原4-1 プレシジョン工場 富山県砺波市太田1892 東京支店 東京都千代田区岩本町2-8-8 ユニゾ岩本町二丁目ビル4F 大阪支店 大阪市西区新町1-5-7 四ツ橋ビルディング8F 名古屋支店 名古屋市中区大須4-1-18 セイジョウビル9F ■シーケー金属 本社工場 富山県高岡市守護町2-12-1 東京支店 東京都千代田区岩本町2-8-8 ユニゾ岩本町二丁目ビル4F 大阪支店 大阪市西区新町1-5-7 四ッ橋ビルディング8F 名古屋支店 名古屋市中区大須4-1-18 セイジョウビル9F 北海道営業所 北海道札幌市東区東苗穂3条3-2-83 仙台営業所 宮城県仙台市若林区卸町東5-3-32 広島営業所 広島県広島市安佐南区長束3-47-10 福岡営業所 福岡市博多区東光寺1-11-28 北陸営業所 富山県高岡市守護町2-12-1 ■日本伸銅 本社工場 大阪府堺市堺区匠町20-1 東京支店 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル5階 |
沿革 | 【CKサンエツ】
2011年10月 会社法の定める新設分割方式の会社分割による持株会社制に移行 2015年03月 日本伸銅(株)と大阪黄銅を完全子会社化 2017年03月 東京証券取引所市場第二部に上場 2018年03月 東京証券取引所市場第一部に上場 2021年02月 2021年版「働きがいのある会社」ランキングで5年連続ベストカンパニー受賞(3位)、若手ランキングで第3位、アジアランキングで第13位に入賞。 2022年02月 2022年版「働きがいのある会社」ランキングでベストカンパニー受賞(2位) 2022年04月 東京証券取引所プライム市場に上場 【サンエツ金属】 1937年12月 東京都江戸川区で阪根伸銅(株)設立 1943年12月 関東通信金属(株)に社名変更 1945年06月 戦災により富山県高岡市に移転 1947年05月 三越金属工業(株)に社名変更 1984年09月 北陸金属工業(株)(現在の砺波工場)と合併し、サンエツ金属(株)に社名変更 1988年12月 (株)サンエツ精工を設立し、鍛造加工及び切削加工に本格参入 1993年12月 名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場 2000年04月 住友金属鉱山伸銅(株)から黄銅線事業の営業譲渡を受ける 2000年11月 新合金「スーパー鉛レス黄銅棒(開発コードBZ3)」発売 2002年10月 (株)サンエツ精工を吸収合併し、プレシジョン工場に改称 2005年01月 中国の上海市に黄銅棒の輸入・販売会社「三越金属(上海)有限公司」を設立 2007年10月 新日東金属(株)から黄銅棒などの全事業の譲渡を受ける 2010年04月 三越金属(上海)有限公司広州分公司を設立 2011年10月 (株)CKサンエツに商号変更し、新たにサンエツ金属(株)を設立 2013年06月 古河電気工業(株)から錫リフローめっき線の製造設備と特殊銅合金線製造設備 の一部を譲受 2013年06月 日立ケーブルプレシジョン(株)から日立工場でのめっき線事業を譲受 2014年08月 (株)ヤシマを完全子会社化 2016年 社員寮36室新設(高岡)、社員寮26室新設(砺波) 【シーケー金属】 1920年06月 中越可鍛製作所として、高岡市京町で鉄管継手の生産開始 1936年09月 中越可鍛(株)設立 1961年11月 北陸亜鉛(株)を高岡市横田に設立 1972年10月 業容拡大のため、高岡市二上地区へ移転完了 1974年06月 シーケー金属(株)に社名変更 1997年01月 長尺物対応の大型工場を高岡市守護町に新設 2001年07月 CKマークを商標登録 2006年10月 eめっきが国土交通省の「NETIS」(新技術情報提供システム)に登録される 2006年12月 長慶寺工場を本社所在地へ移転統合(現めっき南工場) 2007年08月 eめっきが『第2回ものづくり日本大賞』優秀賞を受賞 2007年10月 透明継手が『グッドデザイン賞』を受賞 2008年06月 eめっきが『明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社』に選定される 2008年11月 eめっきが『特許庁長官奨励賞』を受賞 2009年03月 eめっきが日本発明振興協会主催の『東京都知事賞』を受賞 2010年04月 eめっきが文部科学大臣表彰で『科学技術賞』を受賞 2010年11月 CKパーフェクトロックが文部科学大臣奨励賞を受賞 2011年12月 (株)リケンCKJV設立 2013年10月 JX金属黒部ガルバから生産設備等を譲受 2016年 社員寮60室新設(高岡) 2016年06月 Wフランジが第14回 環境・設備デザイン賞 第1部門で優秀賞を受賞 2017年12月 金沢支店開設 2017年12月 CKパイプシェーバーの販売開始 2020年10月 いきなり溶接サドル/つるぴか君が『グッドデザイン賞』を受賞 2022年10月 ステンレス配管用継手TLジョイントが『グッドデザイン賞』を受賞 【日本伸銅】 1938年04月 創業者吉田久博の構想に基づき伸銅品の生産販売を目的として資本金10万円を もって大阪黄銅(株)を設立する 1943年09月 大阪軽合金工業(株)と社名変更しジュラルミンの生産を開始する 1945年10月 社名を新日本産業(株)と変更する 1947年01月 大阪黄銅(株)を設立する(現子会社) 1949年01月 社名を日本伸銅(株)と変更する 1961年10月 東京証券取引所に上場する 1966年07月 安全管理優良工場として労働大臣進歩賞を受賞する 1968年09月 工業標準化実施優良工場として工業技術院長賞を受賞する 1996年12月 リフローメッキ線の量産開始 2000年04月 HC50 HC60 耐脱亜鉛腐食銅合金棒を発売する 2001年06月 HM-30鉛レス黄銅棒を発売する 2006年09月 新スズリフローライン増設完了 2011年05月 新社屋に移転 2015年02月 株式会社CKサンエツのグループ会社となる |
関連企業 | ■サンエツ金属株式会社
■シーケー金属株式会社 ■株式会社リケンCKJV ■日本伸銅株式会社 ■株式会社CKトレーディング ■有限会社シーエス保険サービス ■三越金属(上海)有限公司(海外現地法人) 中国上海市 ■台湾三越股イ分有限公司 ■株式会サンエツ商事 ■株式会社日伸地金 ■オキノ工業株式会社 |
CKeめっき(シーケー金属) | ◆世界初!鉛レス、カドミウムレスの環境対応めっきを開発
当社では世界で初めて、カドミウムと鉛を一切使用せず、しかも性能は従来と同等以上の溶融亜鉛めっき『CKeめっき』の開発と量産化に成功しました。人に環境に優しい溶解亜鉛めっき「CKeめっき」で、多様化するニーズに的確に応え、鉄をさびから守ります! (1)RoHS対応商品 RoHS指令とは、欧米において、電気・電子機器に含まれる危険物質を規定し、有害物質の使 用を禁止する旨の指令のことですが、当社eめっきは完全対応しています。 (2)国土交通省 新技術情報提供システム NETIS登録されています。 (3)価格据え置き 原材料価格アップを新製法によるコスト削減で吸収しています。 (4)性能は従来のJIS規格品と同等以上です。 (5)外観も従来品と全く同じで、優れた光沢・表面状態を実現しています。 (6)高い技術が評価され、「ものづくり日本大賞」優秀賞をはじめ、数々の賞を受賞しています。 |
粉体直接固化法(サンエツ金属・日本伸銅) | ◆環境に優しく、加工性に優れた「鉛フリー」の新合金を開発。
当社が競争力を強めていく要因の一つに、特許取得の新技術が挙げられます。それは鉛やカドミウムを含まない、環境対応の銅合金の開発です。加工性が良く多用されてきた鉛合金ですが、鉛が人体に有害となる可能性があると指摘されるようになった近年、各種製品メーカーからも「鉛フリー」の要望が寄せられていました。 そこで当社の開発チームが集結し、鉛の代替元素としてビスマスが浮上し、研究を重ねて参りました。その結果、BZシリーズの量産に成功することが出来ました。 また、従来の溶かして混ぜる(溶解)製法ではうまく融合しない元素を用い、粉末を混ぜ固化させる製法を取ったところ、従来のものよりも加工性に優れた合金も開発することができました。溶解製法に比べ電気料金を節約でき、省エネの点からも大変に優れた素材であり、大学の研究者や国の研究機関などを巻き込みながら、一大プロジェクトで「粉体直接固化快削黄銅」を開発しました。 現在も幅広い大学の研究者と共同で、更なる開発を続けています。 |
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | ・説明会会場でマスクを配布します。
・説明会会場にアルコール消毒薬を用意します。 |
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