ヴァイオリニスト/作曲家
香川県出身。東京藝術大学卒業。同大学院修了。現在、大阪芸術大学教授。国内外の主要オーケストラ、指揮者チョン・ミョンフンやテノール歌手ホセ・カレーラスなどの世界的音楽家たち、またジャンルを超えて、ポップス系アーティストや、バレエダンサーのファルフ・ルジマトフ、熊川哲也、フィギュアスケートの荒川静香らとも共演。2008年ニューヨークのカーネギーホール、2015年パリ・オペラ座、2019年ワシントンDC全米さくら祭りでの公演を成功させるなど国内外で活躍。第36回日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞、作曲家としても高い評価を得ている。大河ドラマ「麒麟がくる」の紀行のテーマを担当。2021年、横尾忠則現代美術館での演奏が世界配信される。社会的活動として「川井郁子マザーハンド基金」設立。全日本社寺観光連盟親善大使、国連UNHCR難民サポーターを務める。2022年和洋オーケストラ響を結成し、2023年3月にアルバム「響」をリリース。今年9月にはニューヨーク、リンカーン・センターでの公演が決定。使用楽器:ストラディヴァリウス(1715年製 大阪芸術大学所蔵)