鈴鹿で大クラッシュ 松田がドクターヘリで病院へ スーパーGT第3戦決勝

スーパーGT第3戦で優勝した4人のドライバー(左からGT300の柳田、荒、GT500の千代、高星)
スーパーGT第3戦で優勝した4人のドライバー(左からGT300の柳田、荒、GT500の千代、高星)

 自動車レースのスーパGT第3戦の決勝レースが4日、三重・鈴鹿サーキット(1周5・807キロ)で行われた。

 クラッシュが発生したのはレース終盤だった。59周目のシケインの手前で松田次生(モチュール・オーテックZ)が他のマシンと接触。バリアに激突した。大破したマシンから救出された松田はレース関係者によると「意識はある」とのことだった。サーキット内の医務室に運ばれた後、精密検査を受けるためにドクターヘリで三重県内の病院に搬送された。

 レースは赤旗終了となり、優勝はGT500がニッサンのニテラ・モチュールZ(千代勝正、高星明誠組)、GT300はスタディBMW・M4(荒聖治、柳田真孝組)となった。

 前日の予選でポールを獲得したGT500のリアライズ・コーポレーション・アドバンZ(佐々木大樹、平手晃平組)は予選終了後の車両検査で容量タンク違反が判明。最後尾スタートとなり8位でフィニッシュした。

 優勝会見に臨んだGT300の柳田はこの日が44歳の誕生日。「誕生日にレースがあって、しかも優勝するなんて信じられませんが、松田選手とは同い年。共に戦ってきた仲間。本当に心配です」と複雑な表情を見せていた。

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