第48話 「またしても知らない天井《Again, an unknown ceiling》」
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第48話 「
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目覚めというのはどうしてここまで怠く感じるのだろう。
目を瞬いて意識の覚醒を自覚するも、本能が邪魔をする。
視界の端にぼんやりと映るのは物憂げな顔をした少女。ああ……レインか。そんな顔を見るのも久々だな……。
…………。
……。
「——ッ⁉︎」
オレはもふもふの毛布を跳ね飛ばして起き上がった。
傍にいた少女はピクッと身を引いていたが、表情は安堵に変わっていく。
「レイン……無事だったのか! ってか、オレも、無事だったのか……?」
体の端々から凍っていくなんて、最悪の記憶しかオレには残っていない。まさに死を実感し、同じ結末を辿ったであろうレインの生存に絶望を覚えたことも思い出す。
「自分は問題ない。むしろヒロの方が危ない状態だった、ばか」
「はは、そうか。よかっ……た」
遅まきながら安心感に満たされる。脅威からオレたちは生き延びた。
「良いわけない、まったく。生きた心地がしなかった」
「それはオレも同じだよ。……で、ここは?」
いつも通りの会話に不安はほぐれつつあったが、目の前に広がるのは無機質な銀白色の壁だ。オレが眠っていたベッドの他には簡素な机と椅子があるだけ。
シックな木造建築であるジェーンの治療院とは明らかに違う。そして何より、先ほどから部屋全体に響いている重低音。おそらく何かの乗り物だ。それもでかいやつ。
「実は自分も、よくわかっていない。乗り込む際には目隠しをされた」
「……待てよ。レインがオレを助けてくれたのは間違いないよな」
「半分正解。凍ったヒロの治療は、シーナたちを頼った」
「なんだ、シーナさんにちゃんとヘルプ届いてたのか。最初からそれ言えよ、ややこしいだろ」
なんとも迂遠な言い回しだったので、わけのわからない組織に拉致でもされたのかと思っちまった。
ただ、茶化して言ったオレの言葉に対して、レインの表情は晴れない。
「……まあ、助けられたのは事実」
「いやそりゃ、助けてもらってばっかりなのは情けねえけどよ。実際あんなやべえ奴らから奇襲受けたんだから仕方ねえし、……そもそもオレが足引っ張らなきゃ——」
「そうじゃない」
レインが、言葉を重ねる。
「先程も言ったけれど、自分も全てを把握しているわけではない。ただ、今回の件を含め彼女たちには返しきれない恩がある。だから、素直に感謝するべきなのは間違いないと思う」
オレにはわからない。
どうしてレインがそんな暗い顔をするのかが。危機は去ったはずだ。そしておそらく、今一番安全な場所にいる。
「——でも、ヒロもわかっているんでしょ? 事はそう単純ではないと」
オレはわかりたくなかった。
けれど、そこまで馬鹿になりきれない。
「レイン、きっとあの人たちにも考えがあって、」
ガチャリ。
唐突に個室の扉が開く。
「おはよう、気分はどうかしら?」
甘く、不吉な、声がする。
「良くは、ないな。シーナ……姐さん」
蒼い髪をはらりと揺らしながら魔性の笑みを向けてくる美女に、歯切れの悪い言葉を返した。
「……浮かない顔ね。容体が安定してからはレインに譲ってあげたけど、あたしだってあんたの看病してたのよ? もうちょっと嬉しそうな顔見せてくれたっていいじゃない」
「あー、その節はどうも」
あまりにも「普通」の雰囲気に、やはり取り越し苦労感に追われる。
そうだよな。この人はオレを心配してくれてるだけなんだ。
「——ヒロは病み上がりだから今すぐにとは言わない。しかしきっちりと説明してもらう、シーナ」
と、すかさずレインの鋭い声が飛んだ。弛緩しかけた空気が一気に引き締められる。
「ええ、わかってるわ。これはあたしの責任であることには変わらないから」
「ちょ、ちょっと待ってくれよ。オレには何が何だか……」
「「とりあえずヒロは休んで/とりあえずあんたは休みなさい」」
「……はい」
二人に揃って釘を刺され、オレはしぶしぶと分厚い毛布を被るのであった。
「ヒロ、起きて。もう昼過ぎ」
翌朝……では明らかにないみたいだけれど、レインに起こされた。日差しが一切入ってこないので、時間の感覚がないのだ。
「オレ……どんだけ寝てたんだ……?」
「一度起きてから、丸一日。よほど疲れが溜まっていたみたい。今は大丈夫? まだ具合が悪いのなら寝ていてもいい」
「だいぶと体調は戻ったぜ。完全復活とはいかねえが、八割くらいはな」
わかりやすくブンブンと腕を振ってやる。
「そう。で、さっそくだけど、『団長』とやらから話があるらしい」
「団長?」
「シーナがそう呼んでいたので倣っているだけ。私も顔すら知らない。……考えるより会った方が早い、と思う」
レインが立ち上がって、目配せをする。
えらいいきなりだなとは思うも、寝てばかりではなんの情報も得られない。毛布を取っ払って床に降り立つ。近くにスリッパが揃えられてあったので拝借した。
と、そこで、今まで全く疑問を持っていなかった己の衣服に気づく。
馴染みのある——あってはいけないのだが——薄青い病衣だ。知らない間に着替えさられてるのは今更だし、そこに恥ずかしいとかの感情はない。
けれど、だけど、最後にオレは何を着てたっけか。
…………。
「なあ、レイン。オレを治してくれたのって、ジェーンさんか?」
何やら壁の機械を弄ろうとしていたレインは振り返って、
「……おそらく違う。この乗り物には治療院らしき施設があるようだった。そもそも移動し続けているのだから、彼女がヒロの治療に当たるのは難しいはず」
それはそうだというお話ではあるのだが。
「そいつらに、どう思われたんだろーなぁ……」
全てはあのクソ忌々しい「ゲーム」に帰結する。
人間不思議なもので、死の恐怖が退いたことがわかるとどうでもいいことの方が気になるものらしい。いやどうでもいいことではないのだけど。
絶ッ対ェ、新手の変態が運ばれてきたと思われてる。こんなことならめんどくさがらずに着替えておけばよかった。
「下を向いてどうかした? やはり体調が悪いのなら……」
「そうじゃねえ。全っ然、元気なんだけどさ。そういえばオレの服とかってある? ほら、いつも着てるシャツとか」
「あの時、来ていた一枚は当然残っている。他はほぼ燃えた」
「燃えたか。だよな」
あれで形残っていたらそれはそれでホラーだ。
「着替えが必要なら、ついでに託けよう。自分もこの部屋から自由に動けないから」
「え、……レインもずっとここにいたのか⁉︎」
「うん。便所もあるし、食事も運ばれてきた。数日程度、問題ない」
「問題ないって……どこで寝てたんだよ」
ツッコミどころが多い話だが、あまりにも飾り気のない部屋なので、椅子でさえ硬いパイプ椅子なのだ。
「床」
レインはあっさりと指を下に指し示す。
やっぱりですか。
さてさて。オレは仮にも守ると誓った少女に助けられたばかりか何も知らずにぬくぬくとした毛布にくるまって何日も眠り呆けていたわけか。
クソ野郎じゃねえか。おい。
「気に止む必要はない。寒さがないだけで十分の環境だった。どの道、部屋から出るには人を呼ぶ必要がある。構わない?」
「一刻も早く呼んでくれ」
情け無いったらありゃしねえからな。
オレの密かな葛藤を捨て置き、レインは個室(ある意味で監禁部屋か?)に備え付けの機器から外部へと連絡を取る。
「すぐに来るそう」
——と、彼女が言い終わるや否や、
ドゴォッ‼︎
何がが軋む音とともに鉄製の扉が吹き飛ばされる。
「——⁉︎」
おいおい、一応安全が確保されてるんじゃねえのかよ⁉︎
「何者だ」
オレがおっかなびっくりで覗き込む中、レインが腰を低くして臨戦態勢をとる。破られた扉の向こうから現れたのは、橙の髪を長く伸ばした精悍な顔立ちの青年だった。
「お前たち、無事か?」
「……は?」
青年の平坦で場に不釣り合いな言葉に、オレとレインは思わず顔を見合わす。
「いやなに。この部屋から緊急信号が出ていただろう。大事があってはまずいので扉は蹴破らせてもらった」
はて。緊急信号。
「レイン。そんなの出したのか?」
「いいや……外部へ呼び出しをかけただけだけど……」
なんのことだかといった様子のレイン。
「……おかしいな。勘違いだったか?」
首を傾げる男は、どうやら敵意ある襲撃者ではないみたいだ。しかし少なくとも木製ではないそこそこ堅そうな扉を一撃とは……。
「ちょっと‼︎ あんたなにしてんの!」
外から、くぐもった怒鳴り声が聞こえる。この低い声は——。
「おはよう、ヒロ。馬鹿が朝から悪いわね」
「……おはよう」
……ん? 相変わらずクールな表情で決めているが、明らかに見てわかるほど目のクマがひどい。服もどこか汚れてるし……ひょっとして徹夜?
が、それらの変化を問う前に、
「馬鹿とは侵害なことを言うな、シルヴァレン。座学は私の方が上のはずだが」
「いつのペーパーテストの話してんのよ。その座学で物を壊しちゃいけませんって書いてなかった?」
「書いていなかった。それに私は赤の信号がこの部屋から出ていた故、救出しようとしただけだ」
「その子たちを営倉に放り込むわけにもいかないから、臨時で鍵を取り付けたって説明があったでしょうが」
「聞いてないな。おそらく私の出撃中に発令されたのだろう。……見たところお前も任務明けのようだ。少しでも休息を取らないと後が持たんぞ」
仏頂面で慮る発言をする青年に、呆れたという顔で彼女は、
「わざわざどうも。こいつらの対応が終わったらたっぷりと寝るわ。……でもまったくまぁ、派手にやっちゃって。立場が立場なら故意の備品破損であんたが営倉行きよ」
「今の立場を与えて下さった団長に感謝だな」
「そーね。感謝なら本人に直接伝えてあげなさいな」
姉さん言うが否や、ポーン、と。
ノイズの混じった音声が頭上から響く。
『コードA1。コードA1。機士団各隊長は、至急司令室地下に集まられたし。繰り返す。機士団各隊長は、至急司令室地下に集まられたし』
ポーン。
事務的な女の連絡音声が途絶えた。
「……察するに、彼らについてだな」
青年の意識がこちらへと向けられる。敵意はない。
だけどジリジリとした、重圧。彼の中で切り替えられたのが容易にわかった。
「じゃ、行くわよ」
「一体なにを、するんですか?」
すでに歩き出した二人の背中へ、オレは問う。傍のレインも続いていたが、その粛々とした雰囲気に耐えられなくなったのだ。
「何もしないわ、多分。ただ尋ねるだけ。——昨日言ったでしょ? あんたたちはあたしの『ワガママ』に付き合わされただけだって」
険しい顔を崩さないレイン。
コツコツと。得体の知れないパイプを壁に生やした廊下をオレたちは歩んだ。
コツコツ、コツコツと。無言で。
…………長え。
オレたちは一体どこで寝起きしていたのか。
「乗り物」の中であるはずなのに、数分は歩いた。
「もうすぐよ」
そんな空気を醸し出してしまっていたのか、姉さんがふと声を発する。
直後、角を曲がった先に現れたのは無骨な二枚扉だった。その両脇には……なんだ、あいつら。
衛兵らしき屈強な男が二人、敢然と立っている。
姉さんの言葉通りであればその先は司令室であり、ならば当然そこには偉いさんがいるはずなので、護衛それ自体に違和感はない。
ただ、その……格好が少々、妙だ。こればっかりはオレが言ったら怒られるかもしれないが……。
彼らは体にぴったりとフィットするラバー生地のようなスーツを全身に纏っていた。オレと違うのはくっきりと浮き出たシックスパック。筋肉好きの女はイチコロだな、ありゃ。
それはそうとして肩部や腰部にはいささか機械的すぎるガジェットも装備していて、未知の技術を思わせる。
でも、どっかで見たことあるような……? …………そうだ。レインが昔使ってたって紹介してくれたやつ。
気のせいかもしれないが、彼女の戦闘装備であったスーツの質感と、似ている気がしたのだ。
「何か?」
「ッ、いえ、何も!」
こ、怖え。あまりにも見すぎていたのだろう。ギロッと、深く鋭い視線が、低い声とともに突き刺さった。
そうこうしているうちに、
「入るわよ」
形だけの確認を取って、姉さんが門番に合図する。彼らはパッと手を上に掲げたのち取手を持ち、力強く解放した。
その先は——、
さらに未来的な光景だった。
扉から離れた床の両側は大きく迫り上がっており、いくつもの
中央は大きく開けており、床面にはでかでかと国旗に似た紋章があしらわれている。その空いたスペースをオレたちは進んだ。
時々、両側から視線が向けられるがすぐに逸れる。ただしまた向き直ったり……なかなかむず痒いものがある。もっともそれはオレたち全員に、というよりかは姉さんや仏頂面の青年に対してだったようだが。
入って正面の壁には、両側の鏡版をさらに拡大したものが広がっていた。薄暗く変わり映えしない画ではあるが、微かに白いものが揺れ動いているので、何らかの景色が同時並行で移されているのだろう。
待てよ。……あの白いの、ひょっとして雲か?
「あまりキョロキョロとするな。お前たちを歓迎しているわけではないんだ」
「え、ああ……はい」
また注意されてしまった。青年の背後へとレインの凄まじい殺気が注がれていることはあえて無視で。オレは生唾を飲んで、歩む。
司令室の中央付近で姉さんが折れ曲がり、半円上のポットみたいな機械を指差す。
「あれに乗るわ」
扉とは言えない……スライドドア?が平行移動して、俺たち四人はポッドへ乗り込んだ。半分埋まっていたので、中は円柱上だ。
姉さんが扉付近のボタンを押すと、ドアが閉まる。ガコン!と一度小さく揺れて、……地面が下降し始めた!
「な、どーなってんだこれ……」
田舎から飛び出して都市を見渡す田舎者ばりにペタペタとポッド内部を探ってしまう。レインも興味深げに姉さんが操作していたボタンを観察していた。
「……ねえ、あんたたち。こんな技術力が世界に広まったら、みんな幸せになると思う?」
と、姉さんがふと、小さく問う。
「そりゃ生活は間違いなく便利になるんじゃねえか……って、なんの質問?」
「さあ? むかし同じことを聞かれたの。今から相まみえる我が団長さんにね」
ゴトン。
同時、ポッドが止まった。すかさずボタンを押そうとする姉さんだったが、ギリギリでピタッと手を止める。
「……何も言えなくて、悪いわね。いろいろと謝るべきことがあるんでしょうけど、ここであたしができることには限りがあるの。何度も言うけど、あんたたちにすることは尋ねるだけ。ねえ、ヒロ。……そして、レイン」
姉さんは振り向かないで、
「——未来は自分で決めるのよ」
ウィーンと。
ドアが素早くスライドした。
姉さんのどこか物悲しげな声に、レインでさえ複雑な表情。ただ、言葉を交わす前に背中を軽く押される。青年が顔でも行けと言っていた。
下部フロアは、ぽっかりと空いた穴の中央に迫り上がる台座を置いたような構造だった。
ポッドの出入り口をつなぐ連絡通路みたいな橋を渡って、中央へ。その台座部屋のさらに真ん中には、世界地図を丸々広げられそうな長方形のテーブルがある。
「よう、随分と遅かったじゃねえか? 任務明けのジンはともかく、いつもはいの一番のシーナまでよ。ホの字なガキとのセックスはそんなに良かったか?」
テーブル周りにある座席はいくつか埋まっており、一番手前に座っていた赤髪の女が、姉さんへ気さくに声をかける。
「下品ねぇ。あたしはそんな動物的なことしないわよ?」
「おいおい、冗談下手だな。人間、食って寝てヤるようにできてんだ。初年兵から大将閣下までな。なに、そう馬鹿にするもんじゃない。昔から愛情の確認には——」
「おい、喋りすぎだ。それこそガキの前で話す内容ではないだろう」
と、目の前で繰り広げられるシモな会話にいささか辟易していると、甲高い声が飛んだ。
「一番ガキな奴がなんか言って……おっと、黙りまーす」
テーブル側面の一人席。ペラペラと冗談(だよな?)を飛ばしていた赤髪の女を、きつく睨みつける「少女」がいた。
……そう、少女。
言葉の範囲的に見れば、「少女」はレインに当てはまるので、「女の子」と置き換えてもいい。
司令室で作業していた者たちと同じ制服をパリッと着こなして、悠然と足を組む様は一人前の女上司ではあるのだが、
ただ、小さい。
一度見せてもらった姉さんの本来の姿よりも小さい。
せいぜい八、九歳程度の幼い容姿だった。
しかし明らかに上座に座っており、「表情」は無垢な子供のそれとは一線を画している。まるで幾多の戦場を渡り歩いてきた老兵のような——。
それでもやっぱり、
子供、だよな?
「——おい、そこのお前。今、子供だ、と思っただろう」
「え」
ずびしっ、と女の子?に考えを指摘され、オレは思わず半歩引く。
「私はこの中で一番、年上だ。つまり一番偉い。ゆめゆめ忘れるな」
「歳は関係ないでしょ……。それはそうと気をつけなさいよ、ヒロ。この人、人の思考が読めちゃう力持ってるから」
「マジで?」
「馬鹿者。心を見なくとも、顔に書いてあっただろう」女の子ならぬロリ女は見定めるように方杖をついて、「……お前がキサラギだな?
「はい……あ、アッシュって奴と一緒に……ですけど」
「グラハムからも報告を受けている。シルヴァレンが連れてくる人員は逸材が多いな」
心底嬉しそうな声で、彼女は謳う。
パッと整理できた情報は、この謎の集団にアッシュも一枚どころか深く噛んでいるということ。姉さんがいた時点でお察しではあったけども。
「それで、お前がレイン、と」
オレからゆっくりと視線をスライドさせ、表情の読めない顔で佇むレインへと向き合うロリ女。
「そうだ」短く、レインは一言。
「『死神』と呼ばれた?」
「ああ」
「……お前、怖いな。だからこそあれだけの屍を積み重ねてこれたのだろうが」
くく、と小さく彼女は笑ってから、
「単刀直入に言おう。——お前たち、私のものにならないか?」
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