【BS朝日 毎週木曜 よる9時00分放送】
京都と言えば、八坂の塔や東寺の五重塔など・・・歴史ある街なみに馴染んだ「塔」のある風景を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。そもそも、塔はなぜ建てられたのか?そしてなぜあれほど高く作られるようになったのか?今回はそんな、知っているようで知らない塔の謎をひも解くため、中村雅俊さんが古都の塔をめぐります。
まずは新幹線からも見えることでお馴染みの京都のランドマーク、東寺の五重塔へ。そこで塔が作られるようになった理由が明らかに。さらに今回は特別に五重塔の内部に入ることで東寺の五重塔に込められた特別な意味も分かります。東寺の五重塔は現在、日本で最も高い木造の塔ですが、実は日本の長い歴史の中には、さらに高い塔が作られた事が。中には100mを超える巨大なものも!豊臣秀吉の開いた「醍醐の花見」で有名な醍醐寺にそびえる五重塔は京都にある木造の塔で最も古く、特に美しいと言われます。塔の美しさの秘密、そして塔で最も大切な部分とは一体どこなのかが明らかに。意外な事実に衝撃を受けることに。そして今回は特別に、京都を飛び出してもう一つの古都、奈良へ。1300年前の姿を今に残す薬師寺、東塔。12年におよぶ大修理を終えたばかりで話題ですが、その修理中に驚くべきものが発見されました。それは塔が建てられた本来の意味とも深く関わる貴重なものだったんです。京都、奈良の塔をめぐる旅・・・これを見れば今まで知らなかった塔の秘密が分かり、塔の見方が大きく変わるはず。
旅人:中村雅俊(俳優)