感染症対策について

2023年度
レッスン会場での
スモークテストについて

サントリー1万人の第九では、感染症の専門医と医学博士の計2名を「1万人の第九感染症対策アドバイザー」として招聘し、すべての会場でのレッスン開催に向けて準備を進めて参りました。
以下、皆様にご入場いただく各レッスン会場の安全性の検証結果の概要についてご報告いたします。

全てのレッスン会場に感染対策や気流調査などについてご理解・ご協力いただいております。

実施場所
各レッスン会場(関西・東京)
実施日時
2022年3月31日~4月20日・2023年4月26日~5月18日
立ち合い
吉田友昭(医学博士、ICD)
使用機材
ANTARI Z-800II
スモークマシーン1台、
ドライアイススモークによる目視調査
試験方法
ステージと観客席のポイントごとにスモークを焚き、各会場内の給排気の場所、強さ、それに伴う会場内の気流の確認を行いました。(スモーク不可の会場はドライアイスの白煙で代用)

会場レッスンクラスの各会場のステージ及び座席の各ポイントでスモークテストを実施しました。
事前に各会場の図面から給排気を確認したうえで、実際に会場で気流を生むポイントを探しつつ会場(ステージ及び座席)を細かく見てまわりました。
スモークマシーンの煙(エアロゾルを想定)が、上昇し消えていくのか、滞留し浮遊するのかを目視で確認、調査し滞留するポイントでは、合唱者を想定したスタッフにネックファンを装着し、顔の付近からスモークを焚き、煙の挙動を確認しました。
そのうえで、会場内の給気排気を会場ごとに細かく最適な気流を生み出すように設定を探りました。

会場レッスン・本番公演など、当日のお願い

  • 各会場ごとに、場合によっては特殊な換気を施すため、客席内の室温が適温にならない場合があります。寒暖差に配慮した備えを各自でご用意ください。
  • 会場内で体調の異変を感じた場合は、レッスン中でも遠慮なくお近くのスタッフにお声がけください。

サントリー1万人の第九事務局