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【子供産まなくてよかったです、マジで】 「ひとりで生きられる強い女に憧れたんです。だから、若い時間をキャリアにつぎ込みました。結果、かなり立派といえるキャリアも築いて、お金にはまったく困らなくなった。もちろん、時間的にも自由になりました。」 彼女はいわゆるバリキャリで、まさに絵に描いたようなエリート女性だ。私立の女子校を出て、有名な大学を卒業し、留学も経験した。3ヶ国語をあやつる。男性優位の社会にあらがい続けながら、なんとかここまでやってきた。支払い能力もご立派のようで、すごく評判のいいお寿司を予約して、ごちそうされた。 「それはそれは。では、いまは夢の中を生きているみたいなものですね。あなたが望んできたものは大抵すでに叶っていて、これから思いついたことも、大抵なんでも叶う。」 彼女は、板前の勧めた純米の日本酒を、その内側の黄金がきらきらと輝く立派なお猪口でグッと飲み干した。 「それが問題なんです。」 クイズ番組のアナウンサーみたいな勢いで、彼女は言った。 「だからね、いざ、憧れた領域にきた。さぁ、これからなんでも手に入る。欲しいものはなんだろう、と考えてみるんです。」 「なるほど。つまり、メキシコ人漁師がしたように、自分自身に訊ねるわけだ。」 MBAスクールを卒業したアメリカ人旅行客に、船の上から訊ねたように。 「はい。毎晩、毎晩、なんどもです。いやいや、そんなわけはない、わたしがそんなことを願うわけがない、だってね、笑っちゃいますよ。それがね、子供なんです。いまは子供がほしくて堪らないんです。」 彼女は言葉のとおりにケタケタと笑いながら、悲し気でありつつ、どこか満足気な表情をしているようにみえた。 「でも、おかしいんですよ。だって、わたしには子供なんていらないと、ずっと思っていたんです。分かるでしょう?これまで切磋琢磨してきた同僚の女性ビジネスパートナーとも、いつも話していました。『子供や夫に縛られる人生なんて、退屈で、奴隷みたいなものよね。』って。ひとりで生きられるのがカッコいいんです。それこそ、男に頼るなんてみっともない。」 「打倒すべき敵が明確であればあるほど、戦士たちは奮い立ちますしね。」 「そうです。男は敵ですよ。」 彼女は冗談がうまい。それは言葉の操り方で笑わせるタイプのものではなく、もっとグローバリゼーションされた、非言語的な冗談のうまさだった。 「でもね、じっさい、専業主婦なんて経済的にも不安定なわけで、まさに手綱を握られて、縛られて生きていくようなものです。それに、子育てはたいへんだし、お金もかかります。無責任に産めるものでもない。だから、ほんとうにいらないと思ってきた。でも、きっと言い聞かせてきたんでしょうね。」 「だから、いざ『さぁ、今ならなんでも出来る。望むものはなんでも叶えようぞ。思う存分すきなことをやりたまえ。もうひとりのわたしよ。』と問いかけると、『こんなのすべていらないから、健康な子供を産んで、愛する夫とともに老けて死んでいきたい。』としか答えられなくなってしまった。心の底から、いまはそう思います。お金もキャリアも自由も、それなしでは虚しかった。」 「だからいまは、去年にどうにか結婚して、もちろん、若い頃のわたしなら、ぜったいに選ばないだろうな、という男性とですよ。反運命的、というのかな。ほんとうに無理やり。強引に。でもね、お互いにそれでいいと思えてるんです。」 「つまり、それが運命的な出会いだから、その人とずっと一緒にいられるんじゃなく、その人とずっと一緒にいなくちゃいけないから、それが運命的な出会いになっていく、というわけですね。」 「それはすてきな解釈ですね。それで、なんだかんだ結婚もしたし、いまは、不妊治療をしています。キャリアを築けば、気付けばアラフォーですから、もうほとんど、卵子が残っていないんです。」 「預金はふえても、卵子はへるだけですからね。」 「でも幸い、預金のほうはふえてました。すきなだけ治療できます。治療とはいっても、いまのところ、高額な支払い金が、どこかに溶けてなくなっているだけですけどね。もっと悲しいのは、もしも妊娠できたとしても、もうこの身体だと健康な子供を産めるかどうかも分からないらしいんです。」 「たしかに。染色体異常のリスクは、たしか若い頃の10倍ちかくになりますね。」 「よくご存知で。それがね、悲しくて、悲しくて、仕方ないんです。ふしぎですよね。こんなふうになるなんて、10代、20代の頃には一度も考えたことはなかった。」 いまは、まさに""独身女性のゆたかな生き方""といった流行りが、とくにツイッターなどでは広く指示されているけれども、こういった話をきくたびに、そこは""ほんとうに限られたひとびとにしか辿り着けない領域""なんだろうな、とわたしは思ってしまうのだ。
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【女の生きづらさ】について。
引用ツイート
プロ奢ラレヤー🍣
@taichinakaj
女の生きづらさは、「若い女」の価値が高すぎるせいで、それが実質「通貨」になっていることからも生じてるんだよな。つまり、『若い女Pay』である。 あらゆるコストの支払いを『若い女Pay』に依存してしまう。これは、ちょうどクレジットカードのようなもので、使用者には"使っている自覚がない"。… さらに表示
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養子縁組で全て解決ですね。なんなら代理母出産でも体外受精だろうが、良い世の中になりましたなぁ。そうした幸せの選択肢を不幸と取るのも、その人本人の価値観であり、こうした選択肢を選んだ人でも、それもまた運命と幸福を得る人達がいることも含めて多様性を認めるということが愛とちゃいますか?
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男女逆でも可能な話だなーと思いながら見てた。 ただ違うのは、子供を授かれるリミットが女性の方が短いということ。 そこに至るまでに①自分自身のキャリアも大切にしたい②人生を共にできるパートナーに出会えるか③じゃなかったらもう別のキャリアを考えなくてはならない。 ここまで男女同じはず。
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一生子供産まない女がどんな末路辿るか考えただけでも恐ろしいよ。若い子は目を覚ませて欲しいね。女の一番の幸せは子供に決まってるじゃん。
Twitterの課金で長文が読めるようになり、ほぼはじめてプロ奢さんの文章読ませてもらったけど、小説のように上手かった。 他の人への外注かもしれないしAIかもしれないけど、私より10個上くらいの人は理解できず「乞食な人」くらいにしか思ってないみたいだからやっぱり知らないって損
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プロ奢さんの文章はとてもおもしろい… これは奥が深いですね。 結局は「ないものねだり」以上の何物でもないのでしょう 人は、そこにないものを欲しがるものだからね そうやってここまで進化してきたんだから これは仕方ないよ
女性が産む時 それは、本当に現実に 肉体と精神が丸ごと変わって、もう産む前には戻れないから それがなんとなく分かるから 迷って遠回りするのは仕方ない気がする。 子育て無理てなって、もし全て投げ出して逃げたとしても 「産んだ」ことは体に刻まれていて逃げられないからね。 そんな決断を
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私もそうでした。30代前半まで仕事も私生活も楽しくて結婚も子供も興味なかったんです。先輩女性陣がちょこちょここの手の話してまして。自分の願望が年齢と共に変化するのに、時すでに遅しになるなんて残酷な話ですよね。子育てや夫婦生活は試練でもありますけど。それでも後悔は無いのかも。
一概には言えませんが、子どもが欲しいと思う気持ちは女性の本能でしょうね。しかし人間は理性があり物事を複雑に考えてしまうのも現実ですね…
女性は本能的に産みたいとか母性があるとかいう考えには疑問。最近の虐待を見ると。私は子供欲しくない派。キャリア積んだし旦那もいるし身体的に問題ないけど。子供も嫌いじゃない。でも子供欲しいと思ったことないな。したいことを我慢しなきゃだし自分を顧みても何者でもない普通。だから産まない。
そして来世で子供を産んで旦那さんに養ってもらった暁にはこういうのです (^ω^)独立した女になって、オカネが欲しい ちゃんちゃん
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とても共感します。 幸せを突き詰めると結婚と子供にたどり着きますよね。 うちはひとりっ子でいいと思ってたんですけどアラフォーになってからもう1人子供が欲しいと思うようになりました。 年齢が上がるほど子供が欲しくなるのかもしれませんね。
時すでにお寿司。 リスクを恐れずにキャリアを積み上げてきた人が、子供の事になるとリスクを恐れるんだ? リスクが10倍と言っても産めないわけじゃないし可能性はあるのにね!
詭弁ですね。 出産可能年齢までは考える時間はいくらでもあったわけですし。 男だって子供はカミさんに生んでもらえますが、仕事にかまけて育児に関わらなかったせいで定年退職後に家庭が冷え込んでますし。
別に専業主婦にならなくても出産、育児はできるし、 子どものことに限らず、自然の摂理(マジョリティ)に歯向かうということは、周りとの摩擦も大きくなるってこと。そんなの別に難しく考えなくても、この人にそれだけの覚悟がなくて上部だけの決断で生きてきた結果。
結局ないものねだりなんだよね。 金の自助努力で手に入れられるものは手にしてきたけど、そうじゃないものがこんどはある価値があるように思ってしまってのこの結果。 人間自分1人で得られる幸福なんてたかが知れてる。 他者と分かち合ったり、他者でしか得られない幸福の方がよりずっと大きい。
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ビザ待ちニートという形で、どこにも所属せず「自由」になった今、自分の家族を持っていてよかったなと確かに思う。きっと、家族になって、子孫を残すことは、生物的な本能なんだろうな。できるか出来ないか、したいかしたくないかは別として、遺伝子の片隅でそれを求めているに違いない。

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