漫画家の倉田真由美氏が7日、ツイッターを更新。“女性トイレ問題”に言及した。

 倉田氏は東京都荒川区が管理する屋外公衆トイレ82か所のうち、53か所で女性専用トイレがないことを報じた「FNNプライムオンライン」の記事を引用。記事によると、荒川区の公衆トイレを訪れると「女性用はありませんのでバリアフリートイレをご利用ください」と張り紙があり、女性用トイレがなく、利用者からも不満の声が出ている。近年、誰でも使える「バリアフリートイレ」を作る動きは世界各地で広がりつつあるという。

 倉田氏はこうした「女性専用トイレ減少」の流れに「トイレの数が同数の場合、大抵女性用の方が混雑している。個人差はあるが、女性の方が用を足す頻度が高いためだ。そういう生理的側面から考えても、これには違和感しかない」と嘆いた。

 その上で「決して少なくない『女性用でしか用を足したくない女性』の気持ちは完全に無視、と。そして『男性用でしか用を足したくない男性』は現状のまま保護されるわけですね」とこうした流れを疑問視している。