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「欠如モデルから双方向モデルへ」は、科学コミュニケーションのスローガンだったわけですが(今もそうかもしれない)、これは理論でも実践でも混乱を招くものでした。
まずは、①欠如モデル≒一方向コミュニケーションだから、一方向は好ましくないという理解。コミュニケーションの方向性と欠如モデルか否かは無関係です。これを整理したのが私の博論(と、科学技術社会論研究に投稿した論文)。
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この「欠如モデルから双方向モデルへ」スローガンが招いたもうひとつの混乱は、②相手の科学的知識を埋めるような活動はダメなのか?というもの。欠如モデルを明確に定義した英国の第三報告が、科学番組、講演会、博物館なども批判しているから。科学教育ですら欠如モデルと認識されかねない。
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欠如モデルという概念はミスリードであり混乱を招く。それにかわって廣野喜幸先生が提示したのが垂直モデル/水平モデルという概念。真に批判すべき活動は、自文化(科学)のみを正しいと信じ、他者の文化を認めず押しつける態度、つまり垂直モデルである。
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欠如モデルにかわり、垂直モデル/水平モデルを導入することで、科学番組や科学教育、科学啓発書も問題ない活動に位置づけられる(もちろん、個々の実践の精査は必要だが)。 2月に刊行した『科学コミュニケーション論の展開』の第3章(廣野先生)、第4章(内田)で書いています。
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