お盆の実家帰省
テーマ:母と娘
お盆は、実家に何泊か帰省しました☺️
母とは色々なことがあり、以前は一緒にいるのが辛い日々でした。
でも、実家を出ることができたおかげで、良い関係になれたと思います。
母は、結婚しなくても女が生きていけるようにと、定年まで勤められる公務員の仕事を手に入れました。
でも、結局父と結婚。
その後不妊の期間が続き受診したところ、仕事のプレッシャーで妊娠できないと言われたため、仕事を辞めることにしました。
そしてすぐ、私が生まれました。お医者さんの言った事は当たっていたのです。
母は、私を生むために仕事を辞めざるを得ませんでした。
その事を、今でも後悔していると、何度も言われました。
私を生んだことは全然後悔していないが、仕事を手放したことはとても後悔していると。
母ははっきりとは言いませんが、私が今している生き方は、母が送りたかった人生そのものなのです。
未婚のまま、手堅い仕事を定年まで続けて自由に暮らす人生。
できれば公務員になって欲しかったと事あるごとに言われますが、それでも今の娘の勤め先はぎりぎり及第点と納得しているようです。
だから、「あんたは本当に幸せな子だよ。そうでしょ?何にも不満はないでしょう?そうでしょう?」と私が幸せかどうか確かめてきます。
それに対して「人生に不満がある」系の言葉を返そうものなら、非常にめんどくさいことになります。
私の人生がいかに恵まれているか言い聞かせてきます。
その声の大きい事大きい事😂
今回の帰省で、久しぶりに私は解答をしくじりました。
うっかりと、「あの頃死にたいとずっと思っていた」漏らしてしまい、大変なことに(笑)
「親の前で死にたかったなんて、あんたは本当に自分のことしか考えてないんだね。今は違う?でも一度そう思ったら、将来、明日にでもまたそうやってくだらないことで死にたいって思うかもしれないんでしょ?もし死ぬなら、死ぬ理由にお母さんが関係ないってこと、お母さんにできる事は無かったとでも遺書に書いて死になさいよ!それでも、親はいつまでも、あの時なにかできる事は無かったのか、ずーっと自分を責め続けるし考え続けるんだから以下略」
くどくどくどくどと、終わらない演説が続きました。そしていつものごとく、それは父および父親一族への呪詛の話へ……。
いやーこれほんと、前だったらメンタルばきばきにへし折られてたと思います。
でも私はもう、母に何を言われて責められても、メンタルが揺らぐことは無くなりました!
めんどくさいので反論はしません。
うん、うん、そうだね。ごめんね、私は感謝が足りないよね、とひたすら謝り、母の感情の波が過ぎ去るのを待ちます。
思想や心のあり方について相手を説得することは、ほぼ無理だからです。
でも、謝っても自責の念に駆られたり、劣等感が膨れ上がったり、苦しくならなーい。
これが一番重要。
私は今回のことで、自分の変化を実感することができました。
変化……いえ、成長と言わせてくださいよ![]()
母は、父と結婚したせいで随分苦労しました。
これまでの人生、辛いことの方が多かったと思います。
きちんと診断されたわけではありませんが、何十年も前から精神を病んでいると思います。
そうまでして私を生んでくれたことには、とても感謝しています。
でも、もう母に人生を捧げるのはやめたのです。
去年、そう決めました。
できる範囲で感謝を表して、自分の人生を優先して生きていこうと決心しました。
だから、たまの実家は全力で母の愚痴を聞いてあげるか!というさわやかな気持ちしかありません。
母に何を言われても、息ができる〜!
楽〜!
そしてブログに書くことで、更にすっきり!
同じ愚痴ばかり聞かされても、どんなことを言われても、悲しいとか辛いとか全然感じなくなりました。優しい気持ちしかありません。辛かったんだね、それなのに頑張ってくれてありがとねと、労りたい思いです。
やっと母の精神の上下に振り回されず、精神的に自立できたのだなと思うとホッとしました。