函館米穀(株)

弊社の歴史は，戦後まもなく，道南地区へのお米の安定供給を目的に設立した，【函館地方食糧協同組合】に始まります。

日本の復興，地域の発展と共に，お米の精米・販売にとどまらず，
生活関連用品や燃料などの，毎日の暮らしに密着した商品へと取扱いを広げてまいりました。

現在は米穀部門を中心に，食品・飼料部門，日用品・電化製品部門，燃料部門，保険部門の事業を展開しております。

自社精米工場では，2016年9月に食品安全マネジメントシステムの国際規格であるFSSC22000の認証を取得しました。
食品安全への取組みを強化し，安全・安心なお米をお届けいたします。

• 戦後の流通
  • 1940 年代，お米は不足することを前提に国の管理下に置かれていました。安定供給を確保するために，食糧管理法のもとで米価と米流通は政府の直接統制下に置かれ，流通経路は生産者→政府→消費者に限定され，これ以外の流通は禁止されていました。
• 前身の創立
  • 戦後，食糧庁は購入した米を食糧配給公団経由で配給していましたが，1951 年に食糧配給公団が配給業務の民営化によって解散したことから，主要食糧卸売販売業者の登録許可を受け，弊社の前身である函館地方食糧協同組合を発足しました。
• 函館米穀の誕生
  • 食糧配給公団解散後の組合員向けの事業で，政府買入米の基本価格に手数料を上乗せして配給する制度で事業を営んでおりましたが，1956年に株式会社に改組し，函館米穀株式会社が誕生しました。