本ページでは以下の22業者(サイト)を検証しています。いずれも金融商品取引業者の登録は確認出来ず、日本からの積極的に投資勧誘を行うならば違法業者という扱いになるものと思われます。●の付いている7つのサイトは既に閉鎖されたと思われるサイトです。●の付いている項目は新サイトに移管しました。 ●GALAXY Markets (ギャラクシーマーケッツ galaxy-markets.com/) ●GEM FOREX/GEM Trade (GEM フォレックス/GEM トレード gforex.asia/) ●GENETRADE (ジーントレード www.genetrade.com/ja/) ●GKFX (www.gkfx.com/) ●GKFX PRIME (GKFXプライム www.gkfxprime.com/JPY) ●GL Speed FX (GLスピードFX gl-speed.com/) ●GLOBE PRO (グローブプロ www.globepro.com/ja/) ●Gold Clearing FX (ゴールドクリアリングFX www.goldclearingfx.site/loginjp.php) ●GSTrade (GSトレード gs-ltd.hk/ja/) ●High Trade FX (ハイトレードFX high-fx.com/ja/) ●iFOREX (アイフォレックス www.iforex.jpn.com/) それでは個別検証に入ります。 「お問い合わせ」の項目にある連絡先情報は以下のようになっています。 >住所: Kingstown, St. Vincent and the Grenadines, West Indies >メール: support@gainsy.com >電話番号: +44.141.416.7777 この住所は明らかに不完全です。住所を日本語に書き直すと 西インド諸島、セントビンセント・グレナディーン(国名)、キングスタウン ということになります。キングスタウンはセントビンセント・グレナディーンというカリブ海に浮かぶ国の首都で2014年の推計で4万人ほどの人口があるようです。つまり国名と都市名だけしか住所がありません。明らかに住所が不完全です。一方で電話番号は[+44]から始まっており、これはイギリスの国番号です。つまり住所が中米で電話番号がイギリスという明らかに異常な状況です。住所は架空であるとしか思われません。経営者情報もありません。 ※付記 2017年12月に再度確認したところ、お問い合わせの項目から住所が消滅しました。連絡先情報はメールアドレスと[+44]というイギリスの国番号から始まる電話番号だけです。英語版を見ても同じ情報しかありません。 電話番号がイギリスなのでイギリスの法人登録データーベースにGAINSYという法人があるか探してみましたが該当がありません。明らかに危ないと判断します。 ●GALAXY Markets (ギャラクシーマーケッツ galaxy-markets.com/) これはBrilliant one Forex (ブリリアント・ワン・フォレックス brilliantoneforex.com)と同じ詐欺グループによる兄弟サイトと考えられます。同じ詐欺グループによる兄弟サイトであることは「検証2」のブリリアント・ワン・フォレックス社の項目で詳しく検証しましたからそちらを参照してください。 このサイトには連絡先が2つ書かれています。最初の連絡先はサイトの下部、脚注部分に書かれており、ブリリアント・ワン・フォレックス社と同じセーシェルの住所です。 >GALAXY Marketsは、セーシェル共和国政府(Republic of Seychelles)により認可を受けたセーシェルの投資会社(登録番号153612)です。 >Sertus Chambers, PO Box 334, Suite3, lSt Floor, La Ciotat Building, Mont Fleuri, Mahe', Seychelles. GALAXY Markets この住所が架空である可能性が高いことはブリリアント・ワン・フォレックスの検証で触れています。もう一つの連絡先は「会社概要」の項目にあります。 >会社名 : Gallop Sea Limited >所在地 : Simomonds Building, Wickhams Cay1, P.O.Box 961, Road Town, Tortola, British Virgin Islands >お問い合わせ時間 : 月~金曜日 >従業員数 : 25名 >設立 : 2012年 >業務内容 : 金融商品取扱、投資助言・代理業 こちらの住所はやはり租税回避地として知られる英領バージン諸島です。電話番号が見当たらないのはブリリアント社の場合と同じですがやはりマトモではありません。さらにメールアドレスは無料で登録できるgmailです。セキュリティが重要な金融投資関係の会社で無料のgmailアドレスを使うというのは有り得ないでしょう。 さらに英領バージン諸島の住所を検索すると以下の「O'NEAL WEBSTER」というオフショア会社の連絡先と酷似していることが分かります。 故にこの住所にも会社は実在しない可能性が高いと判断せざるを得ません。さらにこのサイトはセーシェルあるいは英領バージン諸島の会社のサイトであるはずなのに日本語版のサイトしか存在しません。やはり海外の業者という建前でも実際には日本の詐欺グループによる詐欺サイトであると結論せざるを得ません。この業者にも関東財務局から警告が出たようです。 ※付記 2018年9月に確認したところギャラクシーマーケッツのサイトは閉鎖されているようです。 表示言語選択の選択肢の中に「Japanese」がありますが、実際には日本語表示にすることは出来ないようです。住所、電話番号は以下のようになっています。 >3170 Nemours Chambers, Road Town, Tortola, VG 1110, British Virgin Islands >+ 44 20 3734 7657 住所は英領バージン諸島ですが、電話番号は[+44]から始まっておりこれはイギリスの電話番号です。ちなみに英領バージン諸島の国番号は[+1-284]です。つまり住所と電話番号が明らかに一致していません。 >Nemours Chambers >PO Box 3170 >Road Town, Tortola >British Virgin Islands VG1110 ※付記 2018年9月に確認したところギャラントキャピタルマーケッツのサイトは閉鎖されているようです。 日本語サイトの「お問い合わせ」には電話番号、ファックス番号、メールアドレス、チャットが書かれていますが住所がありません。また電話番号とFAX番号は世界的なトールフリーの800番局番なので何処の国の電話番号なのか分かりません。 >お電話でのお問い合わせ >国際ライン1: +1-(800) 316-3054 (ベリーズ) >国際ライン2: + 1 800 604 2457 >ファックス番号: + 1-800-783-5430 US >メールでのお問い合わせ一般: info@gcitrading.com 一方で英語サイトの「Contact Us」には2ヶ所の住所を含めた情報があります。 >PHONE General: + 1 800 604 2457 >Primary fax: +1 800 614 47 07 >EMAIL General: info@gcitrading.com >GCI Financial LLC >Mitchell House, The Valley, Anguilla, B.W.I. >GCI US LLC >590 Madison Avenue, 21st Floor, New York, NY 10022 >NFA Number 481530 >website: www.gcius.com 住所はカリブ海の英領のアンギラとアメリカのニューヨークになっています。まずアンギラの住所は明らかに不完全ですが検索すると例えば以下のサイトではこの住所に酷似した住所に、具体的にはGCIファイナンスが存在するはずの「Mitchell House」という同じ建物内に5つのペーパーカンパニー関係の会社が存在することが分かります。 ニューヨークを拠点とする「GCI US LLC」のサイト(www.gcius.com)には殆ど内容がありません。結局これら2つの住所も架空で間違いないと思います。また2010年5月26日付で「GCI FINANCIAL LTD.」にベリーズ金融庁から登録取消の処分が出ています。 同じ「GCI FINANCIAL LTD.」であるという確証はありませんが以前はベリーズに本拠があったのかもしれません。 ※付記1 2018年1月に確認したところ連絡先情報などに変更があったようです。 >Office Headquarters >Griffith Corporate Centre, Kingstown, Saint Vincent and The Grenadines >Phone Support >Tel: + 1 800 604 2457 >Fax: +1 800 614 4707 >Email >General:info@gcitrading.com 所在地は租税回避地で知られるカリブ海の島国、セントビンセント・グレナディーンであり、明らかに不完全な住所です。一方で国を超えた引っ越しがあったはずなのに電話番号は以前と同じです。そしてセントビンセントの住所は以下のオフショア会社の住所と酷似しています。オフショア会社を使った架空住所の可能性が濃厚です。 ■WILFRED SERVICES LTD. (www.wilfredinternationalservices.com/) Suite 305, Griffith Corporate Centre, Beachmont, P.O.Box 1510, Kingstown, St. Vincent and the Grenadines Tel: 784-456-2970 Fax: 877 471-8132/ +44 808-171-1136 Email: info@wilfredinternationalservices.com OR wilfredservices@gmail.com ちなみにこのWILFRED SERVICESの住所は下で検証しているHot Forex (ホットフォレックス)あるいは「検証1」で取り上げたAAFXTrading.com (AAエフエックストレーディングドットコム www.aafxtrading.com)、「検証8」で取り上げるSimple FX (シンプルエフエックス simplefx.com/)の住所としても使われています。 さらにGCIファイナンシャルはセントビンセント・グレナディーンでライセンスを取得していると主張しています。 >GCI Financial LTD is incorporated in St. Vincent & the Grenadines with the registration number 24099 IBC 2017. しかしセントビンセントの金融登録を司っていると思われるFinancial Services Authority (FSA)のサイトで登録を確認しようとしましたが該当を確認出来ません。 ※付記2 海外のFX業者の口コミ情報を集めたForex Peace ArmyというサイトにはGCIファイナンシャルについて出金出来ない、利益が出ていたのに何の告知もなく口座を閉鎖された、チャートの動きが操作されているなど被害を訴え、詐欺業者であるとする酷評が多数寄せられているようです。 この記事によればMitch Vazquez氏は2015年9月13日に評価額700万ドル(約8億円)という自らの豪邸でアルコールとgamma-hydroxybutyrateという違法な薬物の中毒で事故死しているのを発見されたということです。そしてこの人物はGCIファイナンシャルの創設者と紹介されています。 >Vazquez was the founder and CEO of GCI Financial, one of the first online trading companies serving non-U.S. clients who trade Forex and related commodities. この業者での口座開設は避けるべきと思います。 これは香港の会社を名乗っていますが、日本語サイトしか存在しないようです(その後、時期は不明ですが英語、中国語表記が可能になったようです。)。以下のキャプ画像に示すようにサイトの冒頭右上には日本国旗のアイコンと「日本語」という表記があって言語を選択出来るようになっているように見えますが実際にはこの部分をクリックしても他の言語の選択肢は出てきません。これだけで明らかに日本の詐欺グループによるサイトと結論出来ます。 会社概要は一応以下のようになっています。 >会社名 GEM-TRADE Co.,Ltd >香港オフィス >Suite 901 Level 9 The Hong Kong Club Building 3A Chater Road Central Hong Kong China >フィリピンオフィス >Unit 404 P 4th Floor Five E-com Center, Mall of Asia Complex Harbor Drive Pasay City, Metro Manila,Philippines 1300 >TEL +852 3125 7635 >代表取締役CEO Keith Fitzwilliam 香港とフィリピンの住所が書かれていますが、電話番号は一つしかなく、[+852]から始まっていてこれは香港の国番号です。香港の住所をそのまま検索するとバーチャルオフィス会社であるServcorpの拠点住所の一つと完全に一致します。明らかに架空住所を使った詐欺サイトです。 ※付記1 その後、この業者はFXだけでなくバイナリーオプションも扱うようになったようです。また日本語サイトだけでなく英語、英語、中国語、台湾語のサイトが出来たようです。但しそのURLアドレスを見ると以下の様になっています。 日本語サイト https://gforex.asia/ 英語サイト https://gforex.asia/en/ 中国語サイト https://gforex.asia/cn/ 台湾語サイト https://gforex.asia/tw/ 明らかに日本語サイトが最初に作られて、英語、中国語、台湾語のサイトは後から付け加えられています。 また連絡先情報が改訂されました。 >GEM-TRADE Co.,Ltd >[Head Office] >Second Floow,Capital City, Indepandence Aven P.O.Box1008, Victoria, Mah Seychelles >[Hong Kong Main Office] >Suite 901 Level 9 The Hong Kong Club Building 3A Chater Road Central Hong Kong >Tel: +852 3125 7635 >受付時間: 平日 10:00~17:00 (土日祝休み) まず連絡先が以前はフィリピンと香港だったのにセーシェルと香港の住所に変わりました。香港の住所は以前と同じでバーチャルオフィス会社であるServcorpの拠点住所と一致するので架空住所です。セーシェルの住所も私書箱になっており、オフショア会社の住所である疑いが濃厚です。さらにこの住所にはスペルミスとしか思えない部分が3ヵ所もあります。 [誤]→[正]
[Floow]→[Floor] [Indepandence]→[Independence] [Mah]→[Mahe] 自分の会社の住所をサイトに記すのに3ヵ所もスペルミスが混じるなんておよそ有り得ません。Floor (階)とかIndependence (独立)のスペルを間違うのは少なくとも英語を母国語としていない人が書いている可能性が高いと思わざるを得ません。ちなみにセーシェルの公用語は英語のようです。またMaheというのはセーシェルの地名ですからセーシェルで生活している人がこんな間違いをするとは思えません。そしてスペルミスを修正した上でこの住所をネット検索するとこの住所はいわゆるパナマ文書に登場していることが分かりました。明らかにオフショア業界の住所でありこれも架空住所の可能性が極めて濃厚と考えざるを得ません。 https://offshoreleaks.icij.org/nodes/14077656 住所は2つあるのに電話番号は1つしかなく、[+852]という香港の国番号から始まっているというのもおかしいです。セーシェルの住所も架空である可能性をますます濃くするものです。 ※付記2 さらに連絡先情報が改訂されたようです(2017年12月確認)。 >会社名 GEM-TRADE Co.,Ltd >本社 Second Floor, Capital City, Indepandence Aven P.O., Box1008, Victoria, Mah Seychelles >香港オフィス Room 1104, 11/F, Crawford House, 80 Queen's Road Central,Central, Hong Kong >ベトナムサポートセンター Viettel Complex Building,285 Cach Mang Thang Tam Street, Ward 12, District 10, Ho Chi Minh City, Vietnam >UK オフィス 20-22, Wenlock Road,London, England >フィリピンオフィス 27F, Zuellig Building, Paseo de Roxas, Makati, Metro Manila, Philippines >深センオフィス 13F NO.1312 ,Jia Li Zhong Xin Building , Renmin nan Road, Luohu District ,Shezhen, China >TEL +852 3125 7635 >受付時間 平日 10:00~17:00 >設立 2010年6月25日 >資本金 $100,000,000 >代表取締役CEO Keith Fitzwilliam >取締役 Junichi Aoshima, Masaaki Ueda, Yuji Todoroki >社員数 52名 住所はセーシェル、香港、ベトナム、イギリス、フィリピン、中国の深圳の6カ所になっています。セーシェルの住所は以前と同じでスペルミスも3カ所の内、2カ所はそのままです。香港の住所は以前と変わっていますが新しい住所 (Room 1104, 11/F, Crawford House, 80 Queen's Road Central,Central, Hong Kong)も検索してみるとJumpstart Business Centreというバーチャルオフィス業者の住所と一致するようです。同様に ベトナムの住所はDIGTEK PTE. LTDというコンサルタント関係会社の拠点 イギリスの住所はMadeSimpleというオフショア会社の拠点 フィリピンの住所はRegusというバーチャルオフィス業者の拠点 にそれぞれ一致します。ベトナムのDIGTEK社は日本人従業員を募集してことがあったようです。電話番号は拠点の数が増えたのに相変らず香港の局番と思われる1つしか記載がありません。また取締役の3名はいずれも日本人らしき名前になっています。またその後、再度確認したところ、サイト冒頭に「日本人経営FXブローカー」と書いてあることにも気が付きました。 ※付記3 アクセス状況を解析出来るサイトでアクセスを解析してみるとページビューの99.1%、訪問者の98.4%が日本からのアクセスとなっており日本以外からのアクセスはほぼ皆無です。日本人経営で顧客の殆どが日本人と思われるのに香港を拠点にしているのは不合理としか思えません。 ※付記4 出金方法の選択肢にmybitwalletという送金業者があります。これは必要な登録のない違法な地下銀行と思われる業者の1つです。 その後、2018年にマイビットウォレットがビットウォレットに改名したのに伴い、(GEM フォレックス/GEM トレードのサイトの入出金手段の説明も以下の様に改訂されたようです。但しビットウォレットによる入出金は2019年9月現在でメンテナンス中と称して利用出来ないようです。尚、このビットウォレットという違法な海外送金業者 (地下銀行) については本サイトの「無登録海外送金業者検証2」に検証を書いてありますから参照してください。 ※付記5 Yahoo知恵袋に被害報告が出ています。出金を拒否されたとのことです。 以下も知恵袋での回答ですがやはり出金拒否に遭ったようです。 これも実際にはなかったと思われる急な相場変動によりロスカットになり、口座残高がゼロになったという報告です。 これはInstagramで月利40から50%という有り得ないような高利回りで自動運用するという勧誘を受け、GEMフォレックスに入金してしまったところ残高がゼロになったという被害報告です。ロスカットが行われた形でしょうがこの場合にも実際に相場の変動があったかどうかは疑問です。(長文なので一部抜粋。) これは入金しても口座に反映されないという形での被害報告です。 ●GENETRADE (ジーントレード www.genetrade.com/ja/) 下のメニューバーのキャプに示した様に対応言語は日本語と英語のみというサイトです。 この業者は右のキャプに示した様に「ソーシャルトレーディング」と称してコピートレードによる自動運用を売り物にしているのが特徴となっているようです。単なるFX業者ではなく、FXで運用する投資信託の様なものを提供しているのに等しいと思われます。しかしこの手の自動運用には当然損失を出すリスクもある訳でさらには投資による損失を言い訳にして出金を拒否するといった悪意の存在の可能性さえ考えられます。こうした業者を使うならば信用度の評価は極めて重要と考えざるを得ません。 信用出来る業者かどうかの評価の第一歩として例によって連絡先や金融ライセンスに関する情報を探しましたが、提供されている情報は充分とは言い難いです。まず脚注部分に以下のキャプに示しただけの情報があります。運営会社が中米・ベリーズにあるGenius Trading LTD.であり、ベリーズの住所とベリーズ国際金融サービス委員会 (IFSC) から金融ライセンスを得ていると書いてあります。 それ以外にはお問い合わせという項目がありますが、メールアドレスが4つあるだけです。電話番号とか経営者情報は見当たりません。 >Genius Trading Ltd. >No. 5 Cork Street, P. O. Box 1708, BELIZE CITY, Belize, C. A. >Tel: 501-223-6910 >Fax: 501-223-6623 >Email: compliance@genetrade.com >Web: www.genetrade.com or www.fxarena.com 住所、電話番号、FAX番号、メールアドレスに加えて運営している2つのサイトがリストされていますが、その一方はジーントレードのURL (www.genetrade.com/) と一致するのでこれがジーントレードの金融機関登録で間違いないでしょう。しかし租税回避として知られるベリーズという所在地から予想されたことですが、このベリーズの住所や電話番号はオフショア会社の住所、電話番号と一致します。具体的には右のキャプに示したOrion Corporate & Trust Services Ltd (www.orionibc.com/) というオフショア会社の住所、電話番号、FAX番号と一致しています。つまりこのベリーズの住所にジーントレードの事業実体は存在しないと思われます。ちなみにこのOrion Corporate & Trust Services Ltdというオフショア会社もベリーズの国際金融サービス委員会 (IFSC) からオフショア会社として登録を受けており、IFSCのサイトにある登録業者のリスト、「List A IBC Services」 の中に登録を確認出来ます。 さらにこのオフショア会社の連絡先はジーントレードの連絡先として使われているだけでなく、ジーントレードと同じLIST F (Trading In Securities Services )という登録リストに含まれている34件の登録の中で半数を超える18件で使われており、その中には本サイトで検証している以下の3つのFX業者も含まれています。 要するにこのベリーズの住所はオフショア会社を利用した架空住所であり、この住所にジーントレードの事業実体が存在するとは到底思えません。こんな連絡先情報で金融機関登録を認めてしまうベリーズの国際金融サービス委員会 (IFSC) の審査基準が非常に甘いことは確かでしょう。情報開示が極めて限定的で不充分なことなどを考えると到底信用出来る業者とは思えません。 そしてこのサイトでしばしば引用している海外のFX業者口コミ評価サイト、Forex Peace Armyにはジーントレードのページがあります。レビュー投稿は2019年8月現時点でいずれも2019年になってからの投稿が2件しかありません。その2件しかないレビュー投稿の1件目は違法な取引を行ったとされて出金を拒否されたという経緯がかなり詳しく説明され、最低評価の1つ星評価になっています。誰が書いているのかも分からない口コミ評価ですし、何しろ投稿が2件しかないので評価を鵜呑みにすることは出来ませんが、この業者を使うことにはさらに注意が必要でしょう。よほどの理由がない限り、この業者の利用は推奨しません。 ●GKFX (www.gkfx.com/) これは下で検証するGKFX PRIME (GKFXプライム) と同じ系列のサイトです。GKFXプライムの検証と併読してください。また日本語サイトはないようなので独立の検証対象とはしませんが、他にGKPro (GKプロ www.gkpro.com/)やGKFX EUROPE (GKFXヨーロッパ https://www.gkfx.eu/) といったやはり同じグループのサイトが存在するようです。これらのサイトについても比較などの為に簡単に本項で触れることにします。 まずGKFXのサイトにはURLをGoogle検索すれば下のキャプに示した様に日本語サイト (https://jp.gkfx.com/) があることが確認出来ます。 しかしここで大きな問題があります。この日本語サイトにアクセスしようとするとブラウザから以下の様な警告が出てきます。 警告されているプライバシー保護について専門知識がないので何処に問題があるのか、GKFXが意図して訪問者の情報を抜こうとしているのか、あるいは悪意のある第三者がGKFXのサイトにウイルスなどを送り込んで情報を盗もうとしているのか全く分かりませんがこの状態では事実上アクセス出来ません。一方で表題の英語サイトへのアクセスではこの警告が出ることはありません。そこで非常に不本意ながらここでは日本語サイトを検証対象とせず、英語サイトだけを検証対象にすることになりました。 まずGKFXのサイトの冒頭、メニューバーの部分のキャプを以下に示します。 この検証項目の最初にも書いた様に、GKFXのサイトと酷似したサイトが他にも存在します。まず以下はGKPro (GKプロ www.gkpro.com/)というサイトのメニューバーです。ロゴやメニューバーの項目の並びなど明らかに酷似しています。但しこのGKプロというサイトは日本語表示には対応していないようです。 ここでは詳しく述べませんがGKFX EUROPE (GKFXヨーロッパ www.gkfx.eu/) というサイトも存在します。ドイツ語、イタリア語など欧州の国の言語を選択出来るようです。これも日本語表示には対応していません。 さらにこれらのメニューバーは次項で検証しているGKFX PRIME (GKFXプライム) のメニューバーとも酷似しています。比較してください。 >GKFX Financial Services Ltd, >Bevis Marks House, 24 Bevis Marks, London, EC3A 7JB >P : +44 (0) 20 7186 1212 >F : +44 (0) 207 186 1251 >Authorised and regulated by the Financial Conduct Authority. >FCA registration number 501320. Registration Number: 6837942. 運営会社名は「GKFX Financial Services Ltd,」、住所はイギリスのロンドン、電話番号とFAX番号はいずれもイギリスの国番号 [+44] で始まっていて住所と矛盾が無いようです。そしてイギリスの金融ライセンスを司る Financial Conduct Authority (金融行動監視機構) から金融ライセンスを受けているとあります。GKFXとGKプロについてはこれらの記述が全く同じなので単にサイトの名称やロゴがお互いに似ているだけという関係ではなく同じ運営会社の運営しているサイトということになります。 >AKFX Financial Services Ltd, >Level 4, The Penthouse, Ewropa Centre, Triq Dun Karm, Birkirkara BKR 9034, Malta >P : +356 2778 0848 >P : +356 2778 0841 >Authorised and regulated by the Malta Financial Services Authority. >MFSA registration number IS60473. 住所は地中海に浮かぶマルタになっており、The Penthouse (thepenthouse.com.mt/)というレンタルオフィス/バーチャルオフィス業者の住所です。この住所におそらく事業実体はない可能性が高いです。 とにかくサイトのロゴや構成など見てもこれら3つのサイトは同じグループに属しているのは確実でしょう。しかしこれらのサイトを見ても互いのサイトに関するリンクや情報は見つかりません。互いのサイトの存在を積極的には明らかにしたくないとしか思われませんし、何故複数のサイトが存在するのか意味が分かりません。非常に違和感がありますがとにかく本項の検証対象であるGKFXについては運営会社「GKFX Financial Services Ltd,」の法人登録と金融機関登録を確認することにしました。 この法人登録で最も気になるのは最後の部分です。すなわち、この法人は2009年3月5日に設立されていますが設立当時から2011年9月5日までは法人名が「SMART LIVE FINANCIAL SERVICES LIMITED」であったことが分かります。この法人名の変更はイギリスの金融機関登録でも確認されます。以下は金融機関登録の抜粋でまず登録されている法人名と使用が届けられているブランド名のリストです。GKFXとGKプロは共に「GKFX Financial Services Ltd,」のブランド名であることが確認されます。 何故複数の営業ブランド名が必要なのかも分かりませんが、この金融機関登録で非常に異様なのは過去に使用していた社名やブランド名のリストです。かなり長いですが、以下のキャプに示します。 「GKFX Financial Services Ltd,」の以前の社名である「SMART LIVE FINANCIAL SERVICES LIMITED」を始めとして過去に使われていたというブランド名が多数並んでいます。それら廃止されたブランド名の中には赤枠で強調しましたが次項で検証する「GKFX Prime」という名称もあります。この「GKFX Prime」というブランド名は2014年8月から同年12月までたったの4ヶ月だけ使われていたことになっています。他にも例えば「UCCL」というブランド名は2013年7月19日~7月23日のたった4日しか使われていません。何故これだけ多くのブランド名をしかも短期間で使い捨てにしていたのか全く理解し難いです。 結論としてGKFXという日本語対応版も存在するらしいサイトは日本の金融庁の登録を得ていないという点では勿論このサイトで検証しているほかのサイトと同じく違法業者ですが、一応はイギリスの法人登録、金融機関登録を揃えています。しかし一方で非常に多くのサイトが存在していてブランド名が使い捨てにされている、経営者情報などが開示されていないなど違法性はないにしろ強い違和感を感じる部分が確実に存在していて信頼出来るサイトとは言い難いです。勿論、アクセス警告が出る日本語サイトについては論外でしょう。取引を推奨することはやはり出来ません。 ※付記 検証を書いていて気が付きましたが、かつて日本の金融商品取引業者の登録を得た日本のGKFX証券のサイト (www.gkfx.jp/) が存在していたことがあったようです。しかしおそらく買収によって日本のGKFX証券のサイトは閉鎖され、現在はEZインベスト証券 (www.ezinvest-sec.jp/) に移り変わっているようです。EZインベスト証券のサイトには2015年8月1日付で社名変更のお知らせが出ています (以下のキャプ参照)。 このEZインベスト証券は金融商品取引業者のリストを確認すると登録番号 [関東財務局長(金商)第156号]を得ていることが確認されます。しかし上のお知らせによれば2015年8月の社名変更の時点で親会社がイギリスのGKFX Financial Services Ltd.からアメリカのEZTD Inc.に変わったとなっていますからこの時点でGKFXのグループからは離脱しているものと思われます。 ●GKFX PRIME (GKFXプライム www.gkfxprime.com/JPY) 英語、日本語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、インドネシア語、ベトナム語、韓国語など14ヵ国語に対応しているサイトです。運用を一任するPAMM口座も提供しているようです。そしてこれは上で検証しているGKFXと同じグループに属するサイトです。以下は日本語サイトのメニューバーの部分のキャプですが、上のGKFXの検証で登場したGKFXやGKプロ (www.gkpro.com/)、GKFXヨーロッパ (www.gkfx.eu/) のメニューバーと明らかに酷似しており、同じグループに属するサイトであることがメニューバーを比べただけで分かります。故に以下の検証は上のGKFXの検証と併読することを推奨します。 まず例によって連絡先情報ですが、メニューバーにある「会社説明」の項目を見ると中国、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、アラブ首長国連邦とアジアから中東圏の6ヵ国に13のオフィスがあることになっています。 さらにこのオフィスのリストの下には以下の様な文章もあります。これまでに2億ドル以上を投資して1000人以上の従業員がいる大きなFX業者であるとなっています。 しかし、これら13ものオフィスの連絡先情報は全く開示されていません。開示されている連絡先情報は以下にあるだけです。 >* GKFX Primeは、グローバルな仲介会社であり、International Finance House Ltd.のブランド名です。GKFX PrimeはFinancial Services Committee, BVI SIBA/L/1066 によって規制されています。登録された住所は Craigmuir Chambers P.O Box 71, Road Town, Tortola, BVI.です。 >+44 772 17 57755 >support@gkfxprime.com 運営会社がInternational Finance House Ltd.であり、BVI、すなわちBritish Virgin Island (英領バージン諸島) で登録を得ていること、登録上の英領バージン諸島の住所が示されています。さらに電話番号とメールアドレスが記載されています。上で検証したGKFXとGKプロの運営会社であるイギリスの法人、「GKFX Financial Services Ltd,」とは運営会社が全く異なるということになります。 しかし英領バージン諸島は最も有名な租税回避地であること、特に住所が私書箱の住所であることを考えるとここにある住所はオフショア会社の住所である可能性が高いと最初から予測されます。実際に記されている英領バージン諸島の住所 (Craigmuir Chambers P.O Box 71, Road Town, Tortola, BVI.) を検索してみると予想通り、この住所はHarney Westwood & Riegels LPというオフショア会社の拠点の住所と私書箱番号まで完全に一致していることが判明しました (右のキャプ参照)。 そして電話番号が問題です。住所が英領バージン諸島なのに、電話番号 (+44 772 17 57755) はイギリスの国番号 [+44] から始まっています。つまりイギリスの電話番号です。そこでInternational Finance House Ltd.も実際にはイギリスの会社ではないかと考えてイギリスの法人登録リストに該当する法人がないか探してみましたが、名称の一致するイギリス法人は存在しないようです。但し上のGKFXの検証で触れましたが、GKFXを運営している「GKFX Financial Services Ltd,」がかつて2014年の8月から12月までたった4ヶ月だけですがGXFX PRIME (GKFXプライム)というブランド名を使っていたことが分かっています。現在の英領バージン諸島で登録されているGKFXプライムはかつてイギリスで登録されていたGKFXプライムの後継的な扱いの存在である可能性が充分に考えられるかもしれません。 一方でFinancial Services Committee, BVI (英領バージン諸島の金融サービス委員会) に金融機関登録があるというのでFinancial Services Committee, BVI の公式サイト (www.bvifsc.vg/) から登録を探すと運営会社であるInternational Finance House Ltdの登録は見つかりませんが「GKFX」を探してみると以下のキャプに示したGKFX Investment Group Limitedの登録が見つかりました。 とにかくオフィスが中国、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、アラブ首長国連邦の6ヵ国にあることになっているのにそれらのオフィスの連絡先情報は一切明らかにされておらず、唯一明らかにされている住所は英領バージン諸島のオフショア会社の住所、電話番号はイギリスの電話番号という状況は明らかに異常です。電話番号がイギリスの番号であること、同じグループに属する可能性が高いGKFX & GKプロの運営会社がイギリスにあることなど考えると英領バージン諸島の法人は名目だけの存在でやはりイギリスに事実上の運営元が存在する可能性は高いように思いますが、何故こんなことになっているのか意味が分かりません。少なくともこの業者についての情報開示は不適切としか思えず、信用する気になりません。 さらに従業員が1000人を超える大きなFX業者であると書いてあることを紹介しましたが、アクセス状況を解析出来るサイトで調べてみると以下のキャプに示した様にGKFXプライムのサイトへの1日当たりの独立訪問者数は1日当たりでおよそ5430人、ページビューが23324回という微妙な結果になりました。 この程度のアクセス数で従業員1000人に給与を払い、6ヵ国に13ものオフィスを構えることが出来るかどうか極めて疑問です。従業員1000人というのはGKFXプライムだけでなく、上で検証したGKFX、GKプロ、GKFXヨーロッパなどのサイトも含むグループ全般を含んでの数字なのかもしれませんがGKFXプライムよりもアクセス数は少なく、これらへのアクセスを足しても訪問者数はそれほど多くありません。さらに多くのアクセスがあるグループのサイトが他にもあるのかもしれませんが実際の企業規模をかなり誇張している可能性が考えられます。信頼度を高く評価することは難しく、取引は推奨しません。 知恵袋に質問が出ています。以下と重複しますが私が書いた回答が一応検証になっています。加藤浩太郎なる人物によるgiftプロジェクトという投資に申し込むとこのFX業者にお金を振り込むように誘導されるようです。ネット上にはTHE LAYMONという「完全業務用~自動管理型FX自動売買」を無料提供という怪しげな勧誘サイトも見つかります。 住所はマレーシアになっていますが、 >Labuan Head Office >Level 2, Lot 19, Phase 3, Lazenda Commercial Centre, 87000 Labuan F.T., Malaysia. >Phone: +6 087 421 644 >Fax: +6 087 421 646 この住所はLaw & Commerce Trust Limitedというオフショア会社のラブアン島のオフィスの住所と一致しており架空住所です。またアクセス状況を確認できるサイトで調べるとアクセスは100%が日本からです。 またサーバーのWho Is情報には「MARIKO KIMURA」という日本人らしき名前が出てきます。 さらに以下のキャプに示すようにこのサイトと同一サーバー上に「検証8」で取り上げたSuper Jet FX (スーパージェットFX superjet-fs.site/)および以下で検証するGold Clearing FX (www.goldclearingfx.site/loginjp.php)があります。これは偶然とは思えません。そして少なくともSuper Jet FX (スーパージェットFX superjet-fs.site/)については日本のグループによるサイトの可能性が極めて濃厚です。詳しくは「検証8」にあるスーパージェットFXの検証を参照してください。 アフィリエイトサイトで見つけたサイトですが右に示したキャプにあるように「検証3」で扱ったFXGlobe (FXグローブ euja.fxglobe.com)のサイトとサーバーを共有しているようです。名称もグローブプロとFXグローブで似ていますし、同じグループが既に閉鎖されていると思われるFXグローブの後継として立ち上げたサイトである可能性が濃厚と思われます。言語選択は英語と日本語です。 まず連絡先情報ですが以下のキャプのようになっています。 >Govant Building, BP 1276, Port Vila, Vanuatu >+44 208 089 1902 >japan@globepro.com 英語サイトの連絡先情報も基本的に同じでメールアドレスが一部代わっているだけです。 >info@globepro.com まず住所は南太平洋に浮かぶ島国のバヌアツになっています。一方で電話番号は[+44]から始まっていてイギリスの電話番号です。バヌアツの電話番号ならばバヌアツの国番号[+678]から始まる番号でなければオカシイです。またこの住所を検索してみると他に少なくとも4つのFX業者が同じ住所を所在地としていることが判明しました。
4つの同じ住所を使うFX業者の中で日本語サイトがあるBS Trading (BSトレーディング)は「検証2」でThe Bull FX (ザ・ブルFX)については「検証8」で検証しています。他の2つ、IGOFXとFXABMについては日本語サイトがないので現時点では検証していませんが「検証8」のザ・ブルの項目で簡単に触れてあります。これだけ同じ住所にFX業者が集合しているのは異様であり、やはりオフショア会社を使った架空住所の可能性が高いと考えざるを得ません。 そこでさらに検索すると同じ住所を使っているオフショア会社が複数存在するらしいことが分かってきました。特に興味深いのはAJC (ajc-vanuatu.com/)というオフショア会社です。右のキャプに示しましたがこのAJCも同じバヌアツの住所に存在していることになっています。 >Contact us >Phone (+678) 24 404 >Fax (+678) 23 693 >Govant Building, P.O. BOX 1276, Port Vila >contact@ajc-vanuatu.com 何故このオフショア会社が興味深いかと言えばそのサービス内容の中にバヌアツのFX業者のライセンス取得を代行する業務が挙げられているからです。以下はAJCのサイトの中にあるServices (サービス内容)という項目の中にある「Financial License (Forex)」という項目の冒頭部のキャプです。 英語で書いてある内容を訳すとおおよそ以下の様な内容になります。 AJCはバヌアツの金融取引業者のライセンス取得において業界のリーダーである。 FX業者のライセンス取得に成功した数が最も多いAJCこそ貴方のベストな選択肢です。我々は最も経験豊富な(オフショア)業者であり、わが社のプロ集団は貴方からの連絡があれば即座に登録取得のプロセスを開始する準備が出来ています。 租税回避地でライセンス関係の審査が厳密ではないだろうとは思っていましたがオフショア会社が金融ライセンスの取得まで代行してしかも代行業をやっていることを堂々とホームページ上で示して顧客を勧誘するなどバヌアツ政府の審査はザル審査とさえ言えないようなレベルだと思います。他に目ぼしい産業の無い租税回避地であってもこの実態には正直呆れるばかりです。 このAJCというFX業者のライセンスを代行して取得するオフショア会社が上の表にまとめたグローブプロを含むFX業者のライセンスを取得を含むオフショア業務を担っている可能性は高いものと思われます。だからこそこのバヌアツの住所に怪しげなFX業者ばかり幾つも所在していることになっているんでしょう。当然このバヌアツの住所はグローブプロを含むFX業者が実在している可能性は極めて低いものと思われます。 関連してグローブプロの金融機関登録については公式サイトの脚注部分に以下の様な記述があります。 >Globe Pro Ltd.はバヌアツ共和国のVanuatu Financial Services Commission (VFSC) より金融ライセンスを受けたFXブローカーです(ライセンス番号 14562)。ライセンスの詳細はこちらでご確認いただけます。 この「ライセンスの詳細」を見に行くと「List of Licensee's under Dealer's in Securities (Licensing) Act [CAP70]」というタイトルのPDFファイルがあって228の企業名の並んでいるリストの107番目に確かに「Globe Pro Limited」という社名と登録日(4月14日)だけが書いてあるのですが、これは金融ライセンスのリストなのでしょうか?金融ライセンスのリストにしては住所もライセンス番号も記されておらず、あまりにもあっさりしているように思います。 一方で同じVFSCのサイトには登録企業の検索機能が用意されているのですがこの検索機能で「Globe Pro」を検索しても右のキャプにあるように「No results found (該当なし)」という結果が出てきます。本当にVFSCにGlobe Proの登録があるのか疑問を感じます。また仮に登録があっても既に上で触れたように代行してライセンスを取得するオフショア会社まで存在しているようではバヌアツの登録など殆ど信頼に結びつくものとは思えません。 ちなみにバヌアツには実体が存在しない可能性が高いということで電話番号がイギリスの国番号から始まっているのでイギリスの法人登録データーベースを検索してみましたが「Globe Pro」とか「GlobePro」で探してもそれらしき登録は見つかりません。 要するにこの業者には全く信頼出来る部分がありません。取引は避けるべきと結論します。 これは上で検証したGL Speed FX (GLスピードFX gl-speed.com/)の項目で説明しましたがGLスピードFXおよび「検証8」で検証したスーパージェットFXと同じサーバーを使っているサイトです。同じサーバー上に3つのFX業者のサイトが存在していることはとてもではありませんが偶然とは思えないのでGLスピードFXおよびスーパージェットFXが日本のグループによるサイトの可能性が高いことを考えるとこのサイトも日本国内のグループによるサイトの可能性が濃厚と考えます。 そしてこのサイトはFX業者のサイトとは到底思えません。 がありますがいずれを見ても連絡先情報など皆無です。この時点で明らかに情報開示が不適切です。 口座開設用のページを見るとPAMM 口座 (運用を委任する口座)も存在しているようです。 そしてこの口座開設のページが問題です。英語サイトと日本語サイトがあると書きましたがそれぞれのサイトからの口座開設のページのURLは以下の様になっています。 この英語サイトからの口座開設のページも日本語サイトからの口座開設のページも全て日本語で書かれていて内容も完全に同じなのです。これは明らかに異様です。連絡先情報がないので海外業者とは言えませんけどこれは日本のグループによるサイトとしか思えません。国別のアクセス数を見ようしてアクセス解析のサイトで調べるとこのサイトへのアクセスは殆どゼロです。アクセス数が少ないので国別のアクセス割合は不明です。 ちなみにWho Is情報を見るとサイトの開設日は2017年9月21日となっています。現時点ではアクセスが非常に少ないとしても注意が必要なサイトと思われます。 ※付記 2018年9月に確認したところゴールドクリアリングFXのサイトは閉鎖されているようです。 この業者は既に事業停止の宣言が出ており、サイトも一部閉鎖されていて連絡先情報なども確認出来なくなっています。さらに閉鎖宣言と同時期(2016年2月付)に関東財務局関東財務局から警告が出ています。警告が出たことによって事業停止になったのかもしれません。この警告に記されている住所 >P.O.Box 957, Offshore Incorporations Centre, Road Town, Tortola, British Virgin Islands 経営者は >Director KENICHI KOBASHI となっていて明らかに日本人らしい名前であり、サイトも基本的に日本語で書かれていたようですが2016年2月15日付けで事業停止が宣言されています。 これはネズミ講方式で勧誘が行われていると思われるシンガポールのSky Premium International (スカイプレミアムインターナショナル www.skypremium.com.sg/jp/)という違法な投資会社(?)が資金運用先として指定しているFX業者のようです。スカイプレミアムは当初は資金運用先として「検証1」で検証したアルバスキャピタルというマレーシアにあるというFX業者が指定されていたようですが、2017年の8月頃に理由は不明ですがGQFXが指定運用先になったようです。ちなみにアルバスキャピタルもGXFXも日本語表示は出来ませんが、日本の金融商品取引業者のリストに該当はなく、日本で顧客を勧誘していれば違法と思われます。アルバスキャピタルの検証と本項を併読することを推奨します。 スカイプレミアムについてはかなり前からYahoo知恵袋にステマ(宣伝)投稿と思われるものも含めて多数の投稿があります。 #2014年6月15日投稿 (おそらく宣伝投稿) #2015年3月23日投稿これらの投稿を見るとFXの自動売買で月利3~5%といったおよそ有り得ないレベルの高利回りが安定的に得られると称してセミナーあるいはネズミ講方式での投資勧誘が行われているものと思われます。但しスカイプレミアムのサイト (www.skypremium.com.sg/jp/) を見ても投資に関する記述は一切ありません。本筋からずれるのでスカイプレミアムについてここで詳しく述べるつもりはありませんが、右のキャプにある連絡先情報を見るとシンガポール(1 Raffles Place, Office Tower 2 #38-61, Singapore 048616)になっています。但し電話番号がないのは異様です。またこの連絡先情報の部分はテキストデーターではなく画像データーになっています。検索されたくない意図があるとしか思えません。そして日本国内で投資を募っているのは確実と思われるのに投資名目で資金を集めるのに必要な金融庁の金融商品取引業者の登録リストにスカイプレミアムは該当がありません。つまり違法な無登録業者であることは確実と思われます。 何しろ公式サイトに一切情報がなく、知恵袋の投稿といった誰が書いているのか分からない間接情報に頼るしかないので断言は出来ませんがこれは国民生活センターなどから警告に登場している手口の詐欺の可能性があるように思います。 ▼儲かってるのに出金できない!?海外FX取引をめぐるトラブルにご注意 (国民生活センター 2014年6月19日) ▼知るぽると 第31話 架空FX取引詐欺 (金融広報中央委員会) GQFXのサイトの表記言語の選択肢は英語と中国語しかありません。しかしアクセス状況を解析出来るサイトでGQFXへのアクセス状況を調べてみると以下のキャプに示すように1日平均で6621人もの独立訪問者、13905ページビューとかなりのアクセスがあるのに国別のアクセスは100%が日本からです。表示言語が英語と中国語しかないサイトとしては異様です。ちなみにサーバーは香港のようです。 GQFXの連絡先情報は以下の様になっています。 >Central America Office >Address: No. 3289 Sarstoon Street, Belize City, Belize >Phone: 1-800-839-3105 >Inquiry: info@gqfx.com >Customer Support: support@gqfx.com 住所はペーパーカンパニーが簡単に作れる租税回避地として有名な中米のベリーズです。この住所を検索してもGQFX以外に何かが存在する住所という情報は出てきませんがGQFXがベリーズに実在するかどうかはかなり疑問でしょう。電話番号はベリーズの国番号[+501]ではなく[1-800]という番号から始まっています。これは国際的なフリーダイヤルの番号ではないかと思われ、所在地不明の番号です。 ライセンス関係については脚注部に以下の記述があります。 >GQ Capital Inc. is a company registered in Belize (No. 156858) and authorized by International Financial Services Commission (IFSC), license number IFSC/60/445/TS/18. 運営会社は「GQ Capital」となっており、ベリーズの金融局からライセンスを受けているとあります。そこでベリーズ金融局 (IFSC)のサイトにある登録リストで「GQ Capital」の登録を探すと以下の登録情報が見つかりました。 しかし、この登録情報にあるGQ Capitalの住所やウェブのURLアドレス (www.gq-capital.com/)はGQFXの住所やURLアドレス(www.gqfx.com/)と全く異なります。またGQ Capitalの住所 (No. 5 Cork Street, BELIZE CITY, Belize C.A.)はこのベリーズ金融局 (IFSC)のサイトにある登録リストに酷似した住所が27回登場していますし、電話番号(501-223-6910)は29回登場しています。そしてこの住所はこのサイトでも既に「検証1」のアキシオリーというFX業者の検証、あるいはジェットオプションというバイナリーオプション業者の検証でも登場している住所であり、Orion Corporate & Trust Servicesというオフショア会社の住所と思われます。右に示したキャプで住所だけでなく電話番号(501-223-6910)、FAX番号 (501-223-6623)まで一致していることを確認してください。 またベリーズ金融局の登録リストにあるGQ Capitalのウェブアドレス (www.gq-capital.com/)はアクセスしてみましたが既に閉鎖されているようです。ベリーズ金融局で登録を得ているGQ Capitalは本当にGQFXのサイト(www.gqfx.com/)の運営会社なのでしょうか?強い違和感を感じざるを得ません。 総合的に判断してスカイプレミアム/GQFXでの投資は非常に危険と考えざるを得ません。投資は絶対に推奨出来ません。 勧誘サイトで見つけたFX業者でソーシャルトレード (コピートレード) による運用が可能であることを売り物にしているようです。見かけは香港の会社ということになっているようですが、結論から言えば実際には日本人運営の幽霊業者である疑いがあります。以下はサイト冒頭部のキャプですが右端の国旗の並びで分かるように表示言語は英語、中国語、日本語、韓国語、アラビア語、ロシア語、フランス語の7ヵ国語から選択出来るように見えます。 しかし実際に国旗のアイコンをクリックして表示言語を切り替えてみると7ヵ国語対応は見かけだけで実際には日本語版と英語版のサイトしか存在しないようです。例えば以下は表示言語を中国語に指定した場合ですが、メニューバーの項目だけは中国語になるもののそれ以外の部分は全部英語表示になります。 さらに酷いのは韓国語、アラビア語、ロシア語、フランス語を選択した場合です。以下はフランス語表示を選択した場合のキャプで右上の国旗アイコンがフランス国旗になっていますがメニューバーもそれ以外の記述も全部英語になっていてフランス語で表示されている部分は少しも見つかりません。韓国語、アラビア語、ロシア語を選択しても全て英語で表示されるのは全く同じです。 つまりGSトレードのサイトは7ヵ国語で表示可能であるかのように見えても実質的に存在するのが英語版と日本語版だけということでこのサイトを作っているのは日本人ではないのかという疑いが出てきますが、この点についてはまた後述します。 そして上のキャプにも見えますがGSトレードはソーシャルトレード (業者が用意したトレーダーのトレードを自動的にフォロー出来る自動売買に似たシステム) で運用出来ることを売り物にしているようです。しかしこのソーシャルトレードについて2019年9月現在で詳しい情報は公開されていません。例えば何人のトレーダーがいてどれほどの運用成績をどれほどの期間、続けているのか知りたいところですがソーシャルトレードに関する記述がありそうな例えば最初のキャプの中に見える[続きを読む]をクリックしても現在工事中といった英語の表示が出て何も情報が出てきません。 次に例によって連絡先情報を探しましたがこれが全く公開されていないようです。サイトには「会社概要」という項目があるので当然連絡先情報が記されているものと思ったのですが以下のキャプに示した様に連絡先情報は皆無です。 入出金の方法は銀行振込とbitwallet (ビットウォレット) の2つとなっています。この内、銀行振込についてはHSBC HK (The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited、香港上海銀行の香港本店) の口座が示されており (青枠で囲った部分) 、口座名義人名、口座名義人住所 (赤枠で囲った部分) は以下の様になっています。 >口座名義人名/Account Holder Name: GLOBAL SEEK LIMITED >口座名義人住所/Account Holder Address:: 3/F,World Trust Tower,50 Stanley Street,Central,Hong Kong ここに出てくる口座の名義人、GLOBAL SEEK LIMITEDがGSトレードの運営元ではないかと思われますが、この社名で検索しても殆ど何も情報が見つかりません。さらにその香港の住所 (3/F,World Trust Tower,50 Stanley Street,Central,Hong Kong) を検索してみるとMetropolitan Workspaceというシェアオフィス/バーチャルオフィス業者の拠点の住所と一致します。 社名で検索しても情報が見つからない上に住所がシェアオフィス / バーチャルオフィス業者の拠点の住所と一致するとなればこれは香港の住所に企業実体の存在しないペーパーカンパニーである可能性が高いと考えざるを得ません。 もう1つの入出金手段であるビットウォレットについては海外送金業務を行うのに必要な銀行あるいは資金移動業者の登録を得ていない違法な地下銀行と考えられます。ビットウォレットは他にも多くの違法な海外FX業者や海外バイナリーオプション業者で入出金の手段として指定されており、本サイトの「無登録海外送金業者検証2」にビットウォレットの検証、説明をまとめてありますので参照してください。ビットウォレットの場合も緑色の枠で囲った部分に見えるようにアカウントの名義は上で出てきた銀行口座の名義人名と同じGLOBAL SEEK LIMITEDになっています。また最後にGSトレード (正確には運営元であるGLOBAL SEEK LIMITED) のメールアドレスらしきものが記されていますが電話番号などはここにもありません。明らかに情報開示が不充分、不適切でしょう。 さらにGSトレードのサイトは事実上英語と日本語での表示にしか対応していないことを指摘しましたが、表示言語を英語に切り替えてこの「よくある質問」の入出金に関する質問項目に対応する部分を見ると以下のキャプの様になっています。 >Currently, you can choose from the following options to deposit and withdraw funds:Bank Transfer, bitwallet 「現在、入出金の手段としては銀行振込とビットウォレットが利用出来ます。」と書いてあるだけです。英語でこの文章があるだけという状況は日本語以外の6ヵ国語を選択した場合で全て共通です。香港の銀行口座、香港の住所が示されているのに中国語表示を選んでも英語でこの短い文章が表示されるだけというのは明らかに異様です。香港の住所がシェアオフィス / バーチャルオフィス業者の拠点の住所と一致していたことなども考えるとGLOBAL SEEK LIMITEDという香港の会社は架空の幽霊会社で実際に運営しているのは日本人ではないかという可能性を考えざるを得ません。 >Administrative Contact Information: >Given name: MASANORI >Family name: SATAKE >Company name: GLOBAL SEEK LTD >Address: 3/F, WORLD TRUST TOWER >Country: Hong Kong (HK) >Phone: +81-8041100724 >Fax: >Email: info@gs-ltd.hk >Account Name: HK8777476T Who Is情報の管理者情報という部分に書かれている管理者名がSATAKE MASANORIという日本人としか思えない名前になっています。さらに電話番号は[+81]という日本の国番号から始まっています。局番は(080)ですから日本の携帯電話の番号ということになりそうです。香港の住所と完全に矛盾しています。やはりGSトレードの運営元であるはずのGLOBAL SEEK LTDは単なるダミー的な幽霊会社であり、実際の運営元は日本のグループである可能性は極めて濃厚だと考えざるを得ません。また金融ライセンスに関する記述は全く見当たりません。日本だけでなく海外でも登録のない違法業者であるとしか思えません。 言うまでもありませんがGSトレードでの口座開設は絶対に推奨出来ません。非常に危険な業者と結論します。 これは酷いです。以下のキャプにあるように会社概要を見ても住所(所在地)などの連絡先情報も金融機関登録についても空欄で全く情報がありません。電話番号も見当たらず何処の国の会社という設定なのかさえ分かりません。さらにこのサイトは日本語サイトしか存在しないようです(その後、時期は不明ですが英語表記が可能になったようです。)。 さらにURLアドレスさえ日本語です。 これは明らかに日本の詐欺グループによる程度の低い詐欺サイトです。 ※付記1 その後、モルディブの住所が会社所在地として示されました。 >会社名 Pacific Investments Private Limited >所在地 M. Bageecha Villa 20191 Chandhanee Magu Maafannu Male’ Maldives >サポートメール support@high-fx.com 但し電話番号は依然としてありませんし選択可能な表示言語も日本語だけ、サーバーは大阪です。明らかに日本の詐欺グループによるサイトでしょう。 ※付記2 2018年7月に再確認したところ、英語表記が可能になっていました。またサーバーがアメリカのテキサス州ヒューストンに移転したようです。 ※付記 2018年9月に確認したところハイトレードFXのサイトは閉鎖されているようです。 以前は日本語化されていなかったのですが、いつの間にか部分的に日本語表示が可能になったようなので取り上げます。FXだけでなくコモディティやビットコインなどの仮想通貨、株式指数なども取引出来るようですし、PAMM口座(運用を完全に委任する口座)も用意されているようです。 まず連絡先住所は以前と変わっているようです。時期は分かりませんが以前の連絡先情報は以下のようになっていました。 >Business Addresses >HF Markets Ltd >NG Tower, 2nd Floor, Cybercity, Ebene, Mauritius >Customer Support support@hotforex.com >Customer Support +44-2033185978 >Fax +44-2033188569 住所はインド洋に浮かぶ島国のモーリシャスです。しかし電話番号は[+44]というイギリスの国番号から始まっていて住所と矛盾しています。ちなみにモーリシャスの国番号は[+230]です。モーリシャスの住所を検索するとBaines Trust and Corporateというオフショア業者の住所と一致するようですが、このオフショア会社の公式サイト(www.bainestrust.com)は閉鎖されたようです。使っていたオフショア会社が業務停止したので住所が変更になった可能性が高いように思われます。 そして現在のホットフォレックスの連絡先情報は以下のようになっています。 >ビジネス住所 >HF Markets (SV) Ltd. >Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O. Box 1510, Beachmont, Kingstown, St. Vincent and the Grenadines >カスタマーサポート: support@hotforex.com >カスタマーサポート: +44-2033185978 >Fax: +44-2035141444 住所はカリブ海の島国、セントビンセント・グレナディーンになっています。しかしこの住所は「検証1」で取り上げたAAFXTrading.com (AAエフエックストレーディングドットコム www.aafxtrading.com)、上で取り上げたGCI Financial (GCIファイナンシャル www.gcitrading.com)、「検証8」のSimple FX (シンプルエフエックス simplefx.com/)の検証で登場した以下のオフショア会社の住所と私書箱番号や部屋番号まで完全に一致していて架空住所としか思われません。 ■WILFRED SERVICES LTD. (www.wilfredinternationalservices.com/) >Suite 305, Griffith Corporate Centre, Beachmont, P.O.Box 1510, Kingstown, St. Vincent and the Grenadines >Tel: 784-456-2970 >Fax: 877 471-8132/ +44 808-171-1136 法人登録もセントビンセントにあるとする記述もあるのですが、 >SVG(St. Vincent & The Grenadines)にて法人組織 >登録番号: 22747 IBC 2015 >Company number: 22747 この登録は確認出来ません。 むしろ電話番号からイギリスに会社が実在する可能性が高いと思われたのでイギリスでの会社登録を探すと運営会社とされている「HF Markets」で登録が以下の2件見つかります。 Company number 11118651 Registered office address 495 Green Lanes, Palmers Green, London, United Kingdom, N13 4BS Company status Active Company type Private limited Company Incorporated on 19 December 2017 Company number 07203315 Registered office address 788-790 Finchley Road, London, London, London, NW11 7TJ Company status Dissolved Dissolved on 5 July 2016 Company type Private limited Company Incorporated on 25 March 2010 1つ目のHF MARKETS (UK) LIMITEDは会社登録が2017年12月であり、明らかに新しすぎます。一方で2つ目のHF MARKETS UK LTDは2016年6月でDissolved (解散)となっています。解散理由は「dissolved via voluntary strike-off」つまり自主的なものと記されています。 しかしイギリスの金融機関登録を監督するFinancial Conduct Authority (金融行動監視機構)でHot Forex / HF Marketsの登録を探すと登録が見つかりました。但しこれはイギリスの登録ではなくEuropean Economic Area (EEA、欧州経済領域)の加盟国であるキプロスの登録であり、同じくEEAの加盟国でもあるイギリスでも協定によって営業が可能という扱いのようです。 >Address:50 Spirou Kyprianou Irida 3 Tower 10th Floor Larnaca CY-6057 CYPRUS >Phone: +357 24020050 >Fax: +357 24023093 >Email: aristos@hotforex.com そこでCySEC (キプロス証券取引委員会)のサイトで探すと確かに右のキャプに示したキプロスでの登録が確認出来ました。キプロスの住所もGoogle Map上で確認出来ます。またメールアドレス(aristos@hotforex.com)の@以下はこの項目で検証しているホットフォレックスのURLアドレス(www.hotforex.com/)に一致するので同じFX業者としか思えません。 しかしこの登録には疑問があります。すなわち右のキャプの登録情報の最後の項目、「Approved Domains (認可済みのドメイン)」という項目です。 >Approved Domains: >www.hfeu.com; https://www.hfaffiliates.com/eu/en/index.html キプロス証券取引委員会が認可している2つのドメイン名が明記されているのですが、2つ目のアドレスはアフィリエイト用と思われます。 2つとも表題のホットフォレックスのURL (www.hotforex.com/sv/jp/)と全く異なります。逆の言い方をすれば表題のホットフォレックスのURLアドレスはキプロス証券取引委員会の認可を受けていないURLアドレスであるということです。表題のサイトを使っている時点でキプロス証券取引委員会の認可は無効ということになると思われます。試しにキプロスで認可されている2つのURLアドレスにアクセスしてみましたが1つ目のアドレス (www.hfeu.com/eu/en/) はおそらく日本からのアクセスであることが認識されて表題のキプロスで認可されていないアドレスにリダイレクトされるようです。また認可されている2つ目のアドレス (www.hfaffiliates.com/hf/en/index.html) はURLアドレス自体からも想像がつきますがアフィリエイター用のサイトの様です。 何故複数のアドレスが使い分けられるようなことになっているのか当初は分からなかったのですが検索してみるとキプロス証券取引委員会は日本の金融庁の意向によってキプロスの認可で日本居住者を顧客として受け入れることを認めない、日本居住者を顧客として勧誘するならキプロスの登録を取り消すという方針を打ち出しているようです。その為にキプロスの登録で認められているURLアドレスで欧州などの顧客に対応し、キプロスの登録にないいわば裏サイトを日本の居住者向けに用意しているという状況ではないかと考えられるのです。連絡先にキプロスの住所ではなく、租税回避地のセントビンセント・グレナディーンの住所が使われているのも同じ理由でしょう。キプロス証券取引委員会の規制を逃れる為にこうした表サイトと表の住所を使わうことを避け、日本向けに裏サイトと租税回避地の架空住所を用意して使うという脱法的な方法を採用していると思われるFX業者は他にも確認されています。 とてもではありませんが公明正大な方法とは言えず、順法精神を疑わざるを得ません。 さらにキプロスでの金融機関等得を調べていて気が付きましたがCySEC (キプロス証券取引委員会)が2016年8月19日付でホットフォレックスの運営会社であるHF Marketsに対して10万5000ユーロというかなりの金額の罰金を科していることが判明しました。以下のキャプはキプロス証券取引委員会から出ている公告の冒頭部分です。 このキャプ部分の続きにある処分理由を見ると複数のコンプライアンス違反(法令違反)が罰金の理由として挙げられており、いずれも説明が漠然としていますが複数の違反に関して科された罰金の合計が10万5000ユーロということのようです。顧客とのトラブルがあった可能性が高く、信頼出来る業者とは思えません。 またホットフォレックスには関東財務局から平成29年 (2017年) 8月31日付で無登録の違法業者として警告が出ています。 ホットフォレックスでの取引は推奨出来ません。 日本語サイトの脚注には以下の様な記述があります。 >IFC Marketsはアメリカ合衆国と日本の居住者に金融サービスを提供いたしておりません。 しかしそれなら日本語サイトが存在しているのは明らかに矛盾していますし、後述するようにフリーダイヤルの0120および東京の市外局番03から始まっている日本国内の電話番号が2つ用意されている上にアクセス状況解析サイトで調べてみるとページビューの21.5%、訪問者数の27.4%を日本からのアクセスが占めていて国別の1位です。 また日本語版の口座開設マニュアル、同じく日本語版入金マニュアルがPDFファイルで用意されており、後者には日本国内の銀行振り込みが選択肢として記されています。 日本から顧客を受け入れていないとは到底思えないので検証対象にします。まず連絡先情報は以下にあるとおりです。 >住所 >IFCMARKETS. CORP. >"AGP Chambers", 84 Spyrou Kyprianou Avenue, 4004 Limassol, Cyprus >社団法人登録住所 >IFCMARKETS. CORP. >Quijano Chambers, P.O. Box 3159, Road Town, Tortola, British Virgin Islands >代理店 >IFCMARKETS. CORP. >Republic of Latvia, Pļavnieku iela 7-21, Rīga, LV-1021 >メールアドレス カスタマー·サポート:jpn@ifcmarkets.com >電話番号 カスタマーサービス >0120 963 965 (フリーダイヤル) >03 4588 8338 >+44 20 7193 1740 (ロンドン) >+44 20 7681 3145 (ファックス) ダイレクト・ディーリング >+44 20 8123 1920 電話受付時間:午後2:00~午後12:00(土曜・日曜・祝祭日を除く) 住所は上からキプロス、英領バージン諸島、ラトビアの3カ所です。一方で電話番号は0120から始まる日本国内のフリーダイヤル番号、03局番の東京の電話番号と日本国内の電話番号が2つもあり、さらに044というイギリスの国番号で始まる電話番号、FAX番号が3つあります。言うまでもありませんが、住所と電話番号が全く一致しません。日本やイギリスに電話番号があるならば当然日本国内やイギリスの拠点の住所も明記されているべきです。またキプロスの住所はA.G.PAPHITIS&Co. Law Firmという弁護士事務所の住所、英領バージン諸島の住所もQuijano & Associatesという弁護士事務所の住所と一致します。これらの住所にIFCマーケッツが実在するとは到底思えません。IFCマーケッツについても金融庁から無登録違法業者に対する警告が平成23年(2011年)1月付けで出ています。警告内容を見るとこの警告が出された時点ではイギリスの住所を使っていたようですが、 >2nd Floor, 145-157 St John Street, EC1V 4PY,London, UK ※付記 Forex Peace Armyという海外のFX業者口コミサイトにはIFCマーケットに対する酷評、1つ星評価が多数並んでいます。例えば以下の投稿ではStay away from this broker (この業者には近づくな)、Terrible Broker (酷い業者)といった酷評する言葉が並んでいます。 またForex Peace ArmyによればIFC Marketsの従業員が自作自演でForex Peace Armyを高評価する投稿を行うことが繰り返されており、この業者には高いレベルの注意、警戒を推奨すると書かれています (以下のキャプ参照)。 日本語サイトの脚注部には以下の様な文章があります。 >iFOREXは日本金融庁に登録のない、海外ブローカーで、本サイト・サービスは主に日本国在住者を対象としておりません。 しかしサイトはURLアドレスからも分かるように日本語表記であり、アクセス状況を解析出来るサイトで解析してみると1日当たりの独立訪問者数が平均2000人以上とかなり多く、 日本語表記ですから当然ですが日本語サイトへのアクセスはほぼ全てが日本からのアクセスです。 またサイト全体 (iforex,com) への国別アクセス数を見るとページビュー、独立訪問者数のいずれも日本からのアクセスが50%越えです。、 「日本国在住者を対象としておりません」という但し書きは到底実態を反映しているとは思えないので検証対象にします。 >FIH 管理センタ ギリシャ共和国アテネ10557 シンタグマスクエア ニキス通り15番地 >Tel:+30-210-374-2599 >創立 1996年 >資本金 14,922,898 USD >対応言語数 18言語対応 >従業員数 330名 2012年末日時点 「FIH管理センタ」の意味が分かりませんが住所はギリシャのアテネ、電話番号もギリシャの国番号[+30]から始まっています。住所がカタカナで表記されていることには違和感があります。実際に郵便物を送ろうと思ったらカタガナ書きの住所では郵便物が届くはずがありません。さらに住所がギリシャなのに資本金は何故かUSD、すなわちアメリカドル建てで表示されています。ユーロ圏であるはずのギリシャの会社としては違和感があります。経営者情報が見当たらないことも気になります。 ちなみに住所の英語表記については2017年6月21日付で関東財務局からiFOREX (厳密には運営元のFormula Investment House Ltd.)に無登録の違法業者として警告が出ているのですが、この警告に出ている住所は日本語サイトの会社概要にあった住所を英語表記にしたもののようです。 >15, Nikis st., Syntagma Square, 10557 Athens, Greece どうして英語サイトでは所在地情報を開示していないのでしょうか?日本語サイトで住所が日本人にしか分からないカタカナ表記なのも英語圏の人には住所を知られたくない意図があってのこととしか思われません。とにかく情報開示は著しく不適切としか思われません。 ライセンス関係に関しては以下の様な非常に微妙な記述があるだけです。 アイフォレックスグループの2社がそれぞれ英領バージン諸島とハンガリーでライセンスを得ているというのですが、先に引用した関東財務局から2017年6月に出ている警告には英領バージン諸島でライセンスを得ているFormula Investment Houseがアイフォレックスの運営会社であるとなっています。さらにアイフォレックスのサイトの脚注には >このサイトは Formula Investment House Ltd. が運営しています。 とあります。重要なのはこのFormula Investment House Ltd. ではないかと思われますが、ライセンスを受けているという英領バージン諸島はペーパーカンパニーが簡単に作れる租税回避地の代表格であり、会社の実体が英領バージン諸島に実際にあるかどうかは極めて疑問です。英領バージン諸島金融サービス委員会へのリンク先にも行ってみましたが以下のキャプに示すように単に登録業者の名称がリストされているだけで住所。電話番号、登録者、登録日など何も情報がありません。英領バージン諸島の登録では信頼性を高めるものとは言い難いです。 そして一連の検証でしばしば取り上げているForex Peace Armyという海外の口コミサイトでのアイフォレックスの評価を見ていたらアイフォレックスのグループに属するVESTLE (ヴェストル www.vestle.com/) という別のFXサイトが存在するという記述を見つけました。そこでそのヴェストルというサイトに行ってみると以下のキャプに示したように確かにアイフォレックスのグループ企業であると書いてあるだけでなく、ヴェストルの前身がアイフォレックスであるといった記述さえあります。このヴェストルのサイトは日本語表記が出来ないので詳しい検証対象にするつもりはありませんが、アイフォレックスを前身とするといった記述をそのまま解釈すればアイフォレックスはいずれ閉鎖してヴェストルに統一する予定なのかもしれません。 ちなみにこのヴェストルのサイトの連絡先情報は以下の様に住所も電話番号も記されています。住所はキプロスでキプロスの金融機関登録も得ているようです。 キプロスも租税回避地として有名な国ですから金融機関登録の審査がそれほど厳密なものとは考えにくいですが、アイフォレックスの所在地(ギリシャ)と金融機関登録 (英領バージン諸島)が一致していない状況よりよほど信頼性の面でマシという印象を持ちます。逆の言い方をすればアイフォレックスの会社情報や金融機関登録は信頼出来るものとは言い難いです。 また上で触れたForex Peace Armyという海外の口コミサイトでのアイフォレックスの評価を見ていくとかなり厳しい評価が多いです。中には右のキャプに示したようにアイフォレックスで詐欺(Scam)に遭ったという投稿もあります。この投稿の内容はアイフォレックスのアドバイスに従って取引したら最初は儲かったけどさらに儲ける為に資金を大きく投入するべきというアドバイスで資金を増やしたら途端に思惑と逆に動いて大損したといった内容であり、出金出来ないといった明白な詐欺行為ではありません。しかしそれ以外にもカスタマーサービスが最悪であるとか、スプレッドが非常に大きくなって大損させられたなど多くの否定的な投稿が並んでいます。同じサイトにおける他のFX業者の評価よりも低評価が多い傾向には間違いないように思われます。 総合的に判断してこの業者での取引は推奨しません。 ※付記 弁護士ドットコムにアイフォレックスに関するトラブルの相談が2件出ています。いずれもかなり前の事案の様ですが参考までにリンクします。 これは程度が低いです。まずインド洋に浮かぶセーシェルの会社ということになっているのに日本語サイトしか存在しません。そもそも「iGaitame」という会社の名前も日本人の考えたものとしか思われません。明らかに海外のペーパーカンパニーを使った日本の詐欺グループによる詐欺サイトです。 「会社案内」の項目には以下の記載があります。 >会社名 iGaitame Ltd. >設立年 2014年1月 >本社所在地 306 Victoria House , Victoria , Mahe , Seychelles >資本金 6,000,000 USD >サポート&コールセンタ ー アジア太平洋地域およびヨーロッパ >電話番号 ディーリングルーム : 852-5808-1283(月)-(金) 24時間対応 >カスタマーサポート : 852-5808-2639 (月)-(木) 15:00-00:00(日本時間) 2つの電話番号はいずれも国番号[+852]から始まっていますが[+852]という国番号が割り当てられているのは香港であってセーシェルではありません。ちなみにセーシェルの国番号は[+248]です。つまり住所と電話番号が明らかに一致していません。セーシェルの住所を検索すると大量の怪しげなサイトが同じ住所を使っていることが分かります。それらの中にはバーチャルオフィス業務を行う会社も幾つか存在するようです。例えば以下は某サイトで見つけたセーシェルにペーパーカンパニーを設立するという会社に関する記載の例です。 ※付記 2018年9月に確認したところ,URLアドレスはそのままで「海外FX口座開設ボーナスキャンペーン情報」と題する海外FX業者へのアフィリエイトサイトになっています。元々このサイトが日本のグループによるものだったことを強く示唆するものと考えます。 連絡先情報は以下のようになっています。 >社名 Infinity Space Inc, >代表者 Inora Kholiknazarovna >所在地 Nemours Chambers, Road Town, Tortola, British Virgin Islands. >カスタマーセンター Aly. 81, Ln. 107, Linsen N. Rd., Zhongshan Dist., Taipei City 104, Taiwan (R.O.C.) >設立 12th January,2011 >Licence No. SIBA/L/11/0992 >e-mail help@infinity-space.com まず住所は英領バージン諸島と台湾になっていますがいずれも電話番号がありません。カスタマーセンターで電話番号がないというのは何の為のカスタマーセンターなのでしょうか?また英領バージン諸島の住所を検索すると複数の怪しげなサイトで同じ住所が使われているようです。例えば金融庁から警告の出ている「ギャラントFX」という会社の住所が完全に同じです。 さらに英語サイトの会社情報を見るとテキストデーターではなく画像データーになっていてコピペが出来ません。おそらく検索されたくない為の画像データーでの表示でしょう。英語サイトには日本語サイトにある情報に加えてシンガポールの住所の記載がありますが >Infinty Space SG Pte Ltd. >8 Eu Tong Sen Street #14-94 The Central Singapore 059818 検索するとBeaufortというビジネス代行業者の住所と完全に一致します。明らかに架空の住所です。また台湾やシンガポールに拠点を持っているならば当然中国語の出来る社員が居る筈ですがサイトで選択出来るのは日本語と英語だけです。強い違和感を感じずにはいられません。この業者についても関東財務局から警告が出たようです。 ※付記1 このサイトのサーバー情報を見ると同じサーバーにもう一つだけ別のサイトが存在しています。 このサイト(worldculture-pickup.com)にアクセスしてみると下のキャプに示すような海外の雑学情報をまとめた日本語のサイトのようです。そしてこのサイトにはキャプの右上に見えるように何故か「FX TROLL」と書かれたリンクがあってインフィニティ・スペースのサイトへのリンクになっています。 他にもこのサイトにはキャプの範囲外ですが >〔PR〕FXならInfinity Space >12月中に新規口座開設していただきますと¥3,000円キャッシュバック! などと書かれたインフィニティ・スペースへのリンクがあります。この日本語だけで書かれているサイトが同一サーバー上にあってインフィニティ・スペースへの誘導の窓口になっている状況からインフィニティ・スペースも日本の詐欺グループによる詐欺サイトである疑いが濃いものと判断します。 ※付記2 知恵袋に被害報告が出ています。 ※付記3 2018年9月に確認したところインフィニティ スペースのサイトは閉鎖されているようです。 連絡先情報として多数の電話番号、スカイプのアドレス、メールアドレスなどが記載されていますが住所は一つもありません。これでは論外です。 技術サポートの電話番号は >8-800-2000-791 >+7 (812) 4580354 >+7 (499) 7042344 >+7 (495) 2041773 顧客関係部門の電話番号は >+7 (812) 4580351 >+7 (499) 7042343 >+7 (495) 2042779 となっていて国番号[+7]から始まっているのはロシアあるいはカザフスタンの電話番号と考えられます。その他にも800から始まる国際的なトールフリー電話の番号がありますがこれらは何処の国の電話番号かどうかも分かりません。 そしてこの業者についてはYahoo知恵袋に複数の被害報告が出ています。 そしてこの知恵袋への投稿で引用されていますが、海外のFX業者口コミサイトであるForex Peace Armyではインスタフォレックスに対して「Scam Alert (詐欺の警告)」が出ています。 カナダのオンタリオ州証券局(Ontario Securities Commission)からも無登録業者であるという警告が2014年6月9日に出ているようです。この警告書には2014年当時の連絡先として以下のロシアのカリーニングラードという都市の住所が記されています。 >30 Teatralnaya Street, 5th floor, Kaliningrad, 236040, Russia 非常に危険な業者と考えざるを得ません。 ※付記 matomaというサイトでインスタフォレックスに関連した詐欺と思われる案件について集団訴訟の呼びかけが行われていることに気が付きました。 >古賀一輝 FX投資の概要 >古賀一輝の説明では、instafalexに口座を作ることで、証券会社のFX運用のプロがあなたの資産を運用し、ノーリスクで毎月元本の5~10%の利率でコミッションを確実に受け取れるというのである。 >預けて2週間もたたずに相場の変調で全額お金が無くなりましたと言う。 既に閉鎖されているようですがAI Frontier (http://ai-frontier.net)というサイトで毎月5~10%といった異常な高利回りの運用が可能であると称して投資を募り、インスタフォレックスに口座を作って入金するように誘導していたようです。集団訴訟の呼びかけに出ている古賀一輝に加え、岡村厚志という人物が関与していたというネット情報が見つかります。 この項目は新サイトの検証6に移管しました。 |
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