学校法人「森友学園」が経営破綻し、小学校校舎建築の報酬が支払われなくなった大阪府吹田市の建設会社「藤原工業」が、理事長だった籠池泰典受刑者夫妻に1億円の支払いを求め、一、二審で敗訴した裁判で、最高裁はきょうまでに「藤原工業」の上告を退ける決定をしました。

「藤原工業」は、籠池夫妻が支払う能力も意思もないのに契約を結んだと訴えていましたが、一審の大阪地裁、二審の大阪高裁とも訴えを退けていて、この判決が確定しました。