コスト削減・収益力の強化を加速 八十二銀と長野銀の経営統合 融資姿勢や利便性、地域が注視 【動画付き】

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記念撮影に応じる八十二銀行の松下頭取(左)と長野銀行の西沢頭取=1日、長野市の八十二銀行本店

■統合に伴う収支、26年度に黒字転換試算

 1日に経営統合した八十二銀行(長野市)と長野銀行(松本市)。従来通りのビジネスモデルでは地域経済を下支えする役割を果たせなくなる可能性が高いとし、成長が見込める分野への人員再配置や店舗再編による収益改善を図るとする。融資姿勢や店舗の利便性がどう変わるか、地域企業や利用者は注視する。

 1日の記者会見。八十二銀の松下正樹頭取は経営統合の意義を強調した一方、店舗統廃合で銀行への「距離」を感じる顧客が生じる可能性を問われ…

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