朝陽が昇り始めた頃。
草木に朝露が滴り、静寂な雰囲気が漂う中に突如として轟音が鳴り響いた。その衝撃によって周囲で睡眠をとっていた野生のポケモン達が驚き逃げていく。
音の発生元は24時間開放しているポケモンスタジアムである。十分な防音性能を有しているはずだが、今ここを使っている二人の持つポケモン達が巻き起こす音を遮断することは叶わない。
そこにいたのは、レッドとヒカリだった。
期間限定でヒカリの師匠になったレッドがヒカリの特訓に付き合っているのだ。チャンピオンになってしまったレッドは中々時間が取れずにいたが、とうとう待ちきれなくなったヒカリに何回もお願いされて、唯一予定が空いている早朝に特訓する羽目になってしまったという経緯がある。
そして今は実戦形式でバトルしている。
ヒカリは早朝とは思えない程、極限の集中状態で戦況を把握し、戦術を組み上げてレッドのポケモン達に攻撃を仕掛けていく。一瞬の隙さえ逃さず勝利を掴みとらんとするその姿勢はまさにポケモントレーナーの鑑であった。
一方、レッドはというと。
……ふわぁ……ねっむ。
なんでこんな朝っぱらからポケモンバトルなんだよ……。
まあ、テレビに出たり人前に出たりするよりは全然いいけど。
ヒカリとは対照的になんとも気の抜けた様子であった。レッドは連日の忙しさとストレスに加えて早朝にヒカリに叩き起こされたこともあり、眠気が取れずにいた。ポケモンバトルの最中にも関わらずあくびを連発する。それでもレッドはヒカリの繰り出す一手一手に冷静に対処していく。
レッドの不完全な調子とは裏腹にヒカリは体調万全だった。ようやくレッドに特訓してもらえるとあって準備は万全だった。
しかしそれでも半分寝ぼけているレッドを押し切ることができずに膠着状態が続く。
当然ヒカリはその事実に気付き、レッドの本気を全く引き出せない自分を恥じて顔を赤くし、負けじと攻めていくがやはり押し切ることはできない。
ヒカリはシンオウではシロナに次ぐ実力者だ。決して弱いのではない。レッドが強すぎるのだ。特にシロナ戦を潜り抜けたレッドはその強さにさらに磨きがかかり、益々他との実力差を広げてしまった。
その後、だんだんと眠気から回復していったレッドに成すすべなくこてんぱんにされる形でヒカリは惨敗を喫した。
「あー、もうっ! 強すぎっ!! 悔しいっ!!」
ヒカリは、戦闘不能になった最後のポケモンをボールに戻すや否や、もう嫌とばかりにその場に仰向けにごろんと転がり、悔しさから手足をバタバタとしている。その様子はまるで拗ねた幼子のようだ。
……っ!?
……たく、スカートでそんな風に寝転がって暴れるなよ。
ただでさえ短いスカートの癖に足をバタバタと動かしたせいで、ヒカリの白い肌に包まれた柔らかそうな太ももの付け根近くがちらちらと見えてしまう。レッドは帽子を深く被って視界を極力シャットアウトした上で、ヒカリの元へと近づいて行く。
こちらが近づいたことに気付いたのか、むくりと起き上がったヒカリはレッドの心中などお構いなしにずんずんと近づいてくる。そして折角帽子を深く被ったにも関わらず、わざわざ下から俺を見上げるように覗いてくるヒカリ。
じっと見つめてくるそのヒカリの表情は至って真剣であり、蒼い瞳でこちらの瞳をばっちりと捉えてくる。そのなんとも言えない圧力に俺がたじたじしていると。
「……で、私はレッドさんに手も足も出なかったわけですが、私には何が足りないと思いますか? 私とシロナさんでは何が違いますか?」
純粋にアドバイスを求められた。先ほどよりもワントーン低い声でそんなことを聞かれる。早く教えろとその瞳が訴えかけていた。
そう言えばヒカリはこういう奴だったな……。
本当に勝利に向かって突き進むその姿勢は見習いたいくらいだ。こんな早朝から準備万全で特訓に挑んでくるぐらいだし。それに俺を巻き込んでこなければいいんだが……。しかし、何が足りないか……か。
そんな文句を言っていてもヒカリは絶対納得しないので、しばらく考えてみる。一応師匠らしいし。
……うん。
……ぶっちゃけポケモンのレベル不足が一番じゃね?
「……本当にぶっちゃけてきましたね」
俺の答えが気に入らなかったのか、不満気にそんなことを言ってくる。しかし、言い返すことはできないのか、悔しそうにこちらをジロリと睨んでくる。怖い。
いや、だって結局そこが一番重要だしな。シロナさんのポケモンとヒカリのポケモンでは成長度に明らかな差がある。まだまだヒカリのポケモンには成長できる余地がある。
「……そりゃあ私だってシロナさんやレッドさんのポケモンと比べるとまだまだだなっていうのは分かりますよ? でも、正直自分じゃあこれ以上、どうポケモンを鍛えればいいか分からないんですよ……」
そう言うヒカリは、項垂れて落ち込んでいるように見える。
正直、ヒカリはポケモントレーナーとしてはほぼ完成した強さを持っている。シンオウではシロナさんがいたからチャンピオンになれていないだけで、こっちだったらコトネ同様にワタルを倒しチャンピオンになれていただろう。
だからこそヒカリも自身のどこに鍛える余地があるかを見極めることができずに困っていたのだろう。
やっぱりシロガネ山に……。
「それはなしです。強くはなりたいですが、レッドさんみたいに命をかけるとかは無理です! それに普通は女性は一人であんなところに籠らないですからね。……まあ、レッドさんが一緒に来てくれるならいいですけど」
……左様ですか。あ、俺は絶対行かないから。
強い口調できっぱりそう言い切られてしまってはこれ以上は何も言えない。俺的には勝手に一人でシロガネ山に行ってくれれば楽だったのだが……。
「とりあえずレッドさんと戦いまくってどうすれば強くなれるのか探ることにします! 大丈夫です。いつかはきっと強くなれる日が来るはずです!」
……言っておくけどヒカリの師匠をするのは一カ月限定だからな。絶対だからな?
強い闘志を瞳に込めて元気よくそう言ってくるヒカリにそう念押しする。
「ところで、レッドさんはあの戦いからシロナさんと連絡取り合っているって聞きましたけど、どんなことを連絡しているんですか?」
……。
露骨に話題を逸らされたが追求しても無駄だと悟っている俺は、満面の笑みを浮かべながらそう聞いてくるヒカリにちょうどいいやと相談することにする。
相談内容とはシロナさんとのメールのやり取りについてだ。メールのやりとりはしているが、どうも話が中々盛り上がらないのだ。
「へー? どんなやり取りしているんですか? 見せてくださいよ」
俺がその旨を伝えると、ヒカリ的には興味があるのか乗り気な様子である。
俺は携帯端末を取り出し、メール画面を開きヒカリに手渡す。
「ふんふん、どれどれ?」
男女のメールのやり取りとあって、乙女心もしっかりと持ち合わせているヒカリは、レッドから携帯端末を嬉々として受け取って、早速メールの一部を確認していく。
シロナ:『レッド君。この前は熱いバトルでしたね。是非また戦いたいです。』
レッド:『はい。』
シロナ:『レッド君。チャンピオンになったようですね。大変なこともあるでしょうし、何か困ったことがあれば同じチャンピオンである私にいつでも相談してくださいね。』
レッド:『ありがとうございます。』
シロナ:『レッド君。私は仕事続きでしたがようやくひと段落つきました。少し疲れました笑 レッド君も忙しそうですね。テレビで見ていますよ。レッド君は体調大丈夫ですか?』
レッド:『大丈夫です。』
「…………うわぁ」
先ほどまでの楽しそうな雰囲気を醸し出していたヒカリはどこへやら。がっかりしたような呆れた視線を俺に向けてくる。……なぜに?
俺が疑問に思っていると、ヒカリはクワッとその顔を怒りに包むとこちらに詰め寄ってくる。
「レッドさんは女心を全然分かっていませんね! 何ですか『ありがとうございます』とか『はい。』の一言だけって!? こんなの盛り上がる訳ないじゃないですか! 完全に嫌いな人に向けてする返信ですよ!」
……え、そうなのか? ブルーとメールのやり取りするとき、こんな感じだからこんなもんだと思っていた。ブルー以外の女の人とメールなんてしたことないし。あ、お母さんとならあるか。
「……はぁ、レッドさんはポケモン以外は全然だめですね」
完全にダメ男を見る目で見てくる。そこまで言われることなのか……。
まあ、確かに俺は対人スキルは無いに等しい。悔しいがヒカリの言う通りなのかもしれない。ここは大人しくヒカリの言う事に耳を貸し、力を借りよう。
そんなヒカリにお願いがある。今シロナさんから来ているメールにどう返信したらいいか迷ってる。どう返せばいい?
「……まあ、私の師匠をしてもらっていることもあるので力になってあげましょう。ええと、今来ているメールは……、あれ? 二通連続で来ているんですね。どれどれ……」
シロナ:『レッド君。突然ですが、レッド君は彼女はいますか? ちなみに私は彼氏がいませんので、いつでも大歓迎ですよ? こう見えても私は結構尽くすんですよ! スタイルも自信ありますよ! あ、でも片づけは苦手ですのでレッド君が上手だと助かります笑』
シロナ『すみません。先ほどのメールは仕事仲間が悪ふざけで送ってしまいました。不快な思いをさせてすみません。しっかりと、その者は懲らしめておきました。でもレッド君に彼女がいるのかは気になりますね笑 レッド君はモテそうですからね。どういう人が好みなんでしょうか? 年上はありでしょうか? あ、一応言っておきますけど、あくまで同じチャンピオンとして知っておきたいと言う意味ですよ? ちなみに本当に私は彼氏がいませんよ。後、片づけは得意ですので誤解なきよう。』
……どう思うヒカリ?
一通目が来たときは、まじで意味わからなかったけど、誰かの悪ふざけらしいのでいったんスルーしておく。そもそもシロナさんみたいな綺麗な大人の女性が俺を彼氏にしたいとか言うはずもないしな。
でも、結局シロナさん本人から来たと思われる二通目もよく分からないんだよな。なんでいきなり俺の彼女の話とか女性の好みの話になったんだろうな? チャンピオンってこういうのも求められるもんなのか?
「…………」
……あれ? どうしたヒカリ?
とっくにメールの内容は確認しているはずだが、ヒカリは神妙な顔つきでメールを見つめたまま固まってしまっている。「そう言えば、前に付き合うなら自分より強い人が良いみたいなことをテレビで言っていた気が……」と謎の独り言を発している。
「……ちなみにレッドさん、彼女はいるんですか? ブルーって人が彼女なんですか? よく一緒にいるのを見かけますけど」
ヒカリの反応を待っていると急にそんなことを聞いて来た。尚、顔はメールの画面を見つめたままである。
……なぜそこでブルーが出てきたのかは知らんが彼女はいない。ていうかいたことない。ブルーは幼馴染だ。訳あって今色々と協力してもらっているんだ。
…………。
「どう見てもブルーさんはレッドさんのことが好きだと思うけど……。でも私シロナさんの事尊敬しているし……。まあ、付き合っていないということなら少し背中を押してあげるくらいいいよね。このままだとシロナさん可哀想だし、レッドさんは碌な返信しないだろうし。でもこの一通目のメール……、多分奥手なシロナさんを焚きつける為にシロナさんに無断で送ったんだろうけど、この文面作った人、デリカシーに欠けるなあ……。レッドさんと気が合いそう」
こちらには聞こえないが、何やらヒカリはぶつぶつと独り言を呟いたかと思うと、そのままメールの返信画面を開きなにやら文字を打っていきながらこんなことを提案してきた。
「確かにこのメールはレッドさんが返信するにはハードルが高いと思いますので、私が代わりに返信してあげますよ」
……若干怖いけど俺が送るよりはいいか。分かった、頼む。変なことは書くなよ。
「はーい。まあ、悪いようにはしませんので任せてください!」
そうしてヒカリがメールを打ち終わったタイミングだった。
「レッド! ここにいたか!!」
上空から聞き慣れた声が聞こえた。
ヒカリと共に上空に視線を向けると、そこにはピジョットに跨ったグリーンがいた。
口調だけでも伝わってきたが、その表情はこれまで見たことがないほど青ざめていた。よほどのことがあったのだろうか。
グリーンはピジョットから飛び降りて俺たちのそばに着地する。
「ヒカリもいたか。ちょうど良かった。今、実力あるトレーナーを集めているところだったんだ」
「どうもグリーンさん。随分慌てているようですけどどうしたんですか?」
「ああ、今、このカントーで大変なことが起きてるんだ!」
「大変なこと?」
「そうだ。ハナダの方で突如、謎の新種のポケモンが現れたんだよ」
……ん? ハナダ? 確かハナダってブルーがミュウの目撃情報があったって言ってたところだよな。それに新種のポケモン……。
今もブルーが向かってくれているんだよな。そう言えば今日の朝はまだブルーから連絡が来ていなかったっけ……。
「へー! 新種のポケモンって凄いじゃないですか! どんなポケモンなんですか?」
グリーンが大慌てしていることもあり、俺に一抹の不安がよぎる中、ヒカリだけは能天気に興味深々にグリーンに質問する。
「いや、ただ発見されたんなら良かったんだが、そのポケモンが人を襲っているんだ、それもハナダの洞窟にいた無数の強力な野生のポケモンを率いてな……」
「ええっ! なんですかそれ!? ポケモンがポケモンを率いているっていうことですか?」
「そうだ。しかも類を見ないほどの強力なエスパータイプのポケモンで、ハナダシティのジムリーダーのカスミも全く敵わなかったらしい。既にハナダシティは崩壊した。今は、ヤマブキシティが襲われている」
「……え、町が一つなくなったということですか?」
「……そうだ。ポケモンリーグとしても全力をあげて対応に当たっているが、すべてその強力なポケモンと野生のポケモン達によって返り討ちにあっているのが現状だ。もうすぐワタル達がヤマブキシティに到着する頃だと思うが、それで解決するか分からない。そこで今、さらに戦力を集めて対策にあたっているんだ」
「そ、そんなことが……」
ヒカリはグリーンの言っていることが信じられないのかショックを受けている様子だ。
ここでグリーンが俺の方に向いてくる。グリーンはごくりと唾を飲み込むと緊張した面持ちで見つめてくる。
「いいか、レッド。落ちついて聞いてくれ。この話には続きがある。この謎のポケモンはどうも強力なエスパーの力で周囲のポケモンを催眠状態にして操ることができるらしい。これで野生のポケモンを操っているらしい。それも無理やりリミッターを解除させ、通常以上の実力を発揮させることもできるそうだ。ハナダの洞窟のポケモンは元々強力だが、さらに強くなっているってわけだ。……そしてその催眠対象になるのは、人間も例外じゃないらしい。……これはさっき送られてきたヤマブキシティで撮られた動画だ。見ろ、ハナダの洞窟の野生のポケモン達が町を襲っている様子が映っている」
画面を見ると確かに野生のポケモン達が町を襲っている様子が映し出されていた。ただ、グリーンの言う通りどのポケモンもかなり強く、そして正気を失っているように見えた。
グリーンは僅かに声を震わせながら続けてきた。
「……でだ、レッド。この中にいるんだよ……ブルーが。ほら、ここだ」
グリーンが指を差したそこには、確かに最近よく見ていたブルーの姿があった。
しかし、その様子は完全におかしかった。
瞳は虚ろであり、そこにブルーの意識は存在していなかった。操り人形のように、ただ自分のポケモンに人々に襲い掛かるように指示を出していた。さらにブルーのポケモンの動きやブルーの指示を見ると俺が知っている実力以上の動きになっていた。
恐らくその謎のポケモンとやらに操られているのだろう。しかもどうやっているのかは分からないが、ブルーに負担をかけさせ、通常以上の実力が出せるようにするというおまけつきで。どう考えても異常なことであり、危険であることは明白だ。
ブルーは俺の為にハナダの洞窟に行き、そこで謎のポケモンに襲われたのだろう。
……そう、俺のせいだ。
そう認識した瞬間、シロガネ山から下りてきた後、ブルーによって支えられてきた一連の記憶が俺の頭の中に急速に流れていく。
……このままでは、ブルーは死ぬ。
ミュウかは不明だが謎のポケモンによって……。
「それにブルーだけじゃない。動画はないが、目撃情報によるとコトネも同じように操られているらしい。レッドも気付いたと思うが、様子が普通じゃない。このままだと危険だ。でもお前がいれば……っ!」
レッドに向き合っていたグリーンが突如として声を詰まらせて一歩下がる。思わず距離をとった、そんな一歩だった。
グリーンの全身が小刻みに震えだす。捕食者を前にした被食者のように。全身から血が引いていき、その瞳には恐怖の色が浮かび上がっていた。冷や汗がグリーンの整った顔に浮かび上がっていく。
そんなグリーンの様子をヒカリは訝し気に見つめる。ヒカリは、今は時間を無駄にしている場合ではないと判断し、レッドに向き合う。
「レッドさん! 私達も急いで……ひぃっ!」
しかし、ヒカリは最後まで言い切ることができない。レッドの顔を見たヒカリは、小さな悲鳴をあげて、後ずさりしていき、つまずいて尻もちをついてしまう。
「え……、レ、レッド……さん……?」
ヒカリは恐る恐るといったように、声を絞り出してレッドを見上げるがその瞳にはグリーン同様、恐怖の色が浮かび上がっていた。呼吸すら困難になり、過呼吸気味になる。
二人がこうなった理由。
それはレッドという圧倒的強者によって放たれる怒気にあてられたからである。
レッドの普段の冴えない瞳は、今、どこまでも冷たく鋭利さを兼ね備え、明確な殺意が込められていた。
最早周りの景色は目に入らず、今レッドが見ているのは、自分の大切なものを奪おうとしている姿も分からない謎のポケモンのみ。
実は、レッドがこうなったことは過去に一度だけあった。
かつて、大好きなポケモンを自分達の利益の為に使い捨ての道具のように利用する悪の組織、ロケット団の存在を知った時だ。
当時、ブチギレたレッドただ一人によって、ロケット団は完全に壊滅させられてしまった。その場にいたロケット団員は例外なく、レッドに恐怖によるトラウマを植え付けられ、中には精神的に病んでしまった者もいるほどだ。
そして、今、ロケット団を壊滅させた時以上に怒ったレッドは、恐怖に震えるグリーンとヒカリの二人には目もくれずに、静かな動作でモンスターボールからリザードンを繰り出すと、その背に跨る。
いけ。
空気が凍てつくようなレッドの短い指示を受け、リザードンは主人の怒りを代弁するように、大気を震わせる雄たけびを上げて飛び上がり、目にも止まらぬ速さで飛んでいった。
滅茶苦茶久しぶりの投稿になりました。すみません。