東京消防庁の22歳の消防士の男が酒に酔った状態で自家用車を運転し、車に追突して男性運転手にけがをさせ、逃走したとして逮捕されました。

警視庁が危険運転傷害とひき逃げの疑いで逮捕したのは、当時、東京消防庁立川消防署・砂川出張所に勤務していた22歳の消防士の男です。

捜査関係者によりますと、消防士の男は今月13日の午前4時すぎ、東京・武蔵村山市中央の新青梅街道で、酒に酔った状態で自家用車を運転中に前方の乗用車に追突し、60代の男性運転手に軽傷を負わせたうえ、逃走した疑いがもたれています。

取り調べに対し、消防士の男は容疑を認めているということです。

東京消防庁によりますと、消防士の男は事件当日は休日だったということです。

東京消防庁は「都民の皆様に心から深くお詫び申し上げます。本事案を重く受け止め、職員の教育を徹底し再発防止につとめてまいります」とコメントしています。