ストーリー
人魚姫と人間の王子との禁断の恋の行方は…
海の王・トリトン(久米明)の末娘アリエル(すずきまゆみ)は、好奇心旺盛なお姫さま。人間の世界に強い憧れを持つ彼女は、人間が使っている品々を沈没船から集めては、まだ見ぬ彼らの生活に思いを募らせていた。ある時、華やかな花火に誘われて人間の乗っている船を覗き見していたアリエルは、陸の国の王子・エリック(井上和彦)に一目惚れ。しかしそこに嵐が吹き荒れ…!愛犬を救うために海に飛び込み、意識を失ったエリックを救出したアリエル。カニのセバスチャン(上條恒彦)に諭されて、エリックのそばを離れたものの、アリエルの胸の中はエリックのことでいっぱいになってしまった。
アリエルが人間を助けたこと、そして彼に恋をしたことを知ったトリトン王は、大激怒。トリトン王から大切なコレクションを壊されてしまったアリエルは、落ち込むが…。そこに、魔女のアースラ(森公美子)の使いがやってきた。彼らに連れられて向かったアースラの館で、アリエルはある取り引きをもちかけられる。アリエルの美しい声と引き換えに、人間になれる魔法をアースラがかけてくれるというのだ。3日目の日没までにエリックとキスできればそのまま人間になれるが、キスができなければ花になってしまう。契約書にサインしたアリエルは、人間の姿でエリックと再会するが…!