乃木坂メンバー、ラジオで「ブスなどと言われた」 演出家ら謝罪
アイドルグループ「乃木坂46」の早川聖来さんが、21日のNHKラジオ第1の番組「らじらー!サンデー」で、コンサートの演出家のSEIGOさんから「ブス」「お前一人いなくてもいい」などと発言を受けていたと明らかにした。グループの運営会社は放送後、公式サイトで早川さんの説明に一部事実と異なった点があるとしながら「(演出家の)言動や指導において、一部行き過ぎた点があった」として謝罪。SEIGOさんが辞任したことも公表した。
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番組内で早川さんは、SEIGOさんから「『死ね』とか『ブス』とか『お前一人いなくてもいい』とか言われるんですけど」と発言。昨夏のグループの公演で掛橋沙耶香さんが転落した事故にも言及し、「『今回のライブのリハで沙耶香が事故ったのは、お前らのせいだ』とか色々言われて。『自業自得だ』とか言われて」と語った。
発言を受け、SEIGOさんは所属する会社のサイトで「メンバーの容姿に関する不適切な発言があったことを認めます」と述べ、謝罪した。ただ、運営会社もSEIGOさんも、転落事故に関する発言については否定した。
運営会社は朝日新聞の取材に「今回の一連の件に関しての弊社としての見解は、公式サイトで発表させていただいた通りになりますので、個別の質問にはお答えしかねます」と回答した。
一方、NHKはラジオ番組の同時、聴き逃し配信を行うネットの「らじる★らじる」で、番組のうち発言をした時間帯についての聴き逃し配信をしなかった。理由についてNHKは「総合的な判断」と回答している。(堀越理菜)
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