Bard に関するよくある質問
Google は長年、対話型 AI を通じて情報やコンピューティングをより一層利用しやすいものにするよう取り組んできました。2 年前には、スムーズなマルチターン会話を行える対話型 AI モデル
これと同じ技術に基づく Bard は、ジェネレーティブ AI を活用した試験運用中のサービスです。創造力や生産性を高める AI パートナーとして、ユーザーをサポートします。たとえば、おいしい卵焼きを作るためのコツを教える、新商品発表会のプレゼンの構成を考える、初めてのソロキャンプの持ち物リストを作成するなど、日常のさまざまな場面で役立ちます。
技術面を補足すると、LaMDA は
Bard は試験運用中のサービスであり、回答によっては正確でない可能性があるため、Bard の回答に含まれる情報については別途ご自身でご確認いただくようお願いいたします。皆様からのフィードバックにより、Bard は日々改善されています。
Bard が一般公開されるまで、フィードバックを通じて数千人ものテスターに Bard の質、安全性、正確性の向上に協力していただきました。
ジェネレーティブ AI でユーザーのアイデアを促すことは素晴らしいことですが、その取り組みはまだ初期段階であり、Bard も試験運用中のサービスです。Bard には Google の
Bard が目指しているのは、他のスタンドアロン型の大規模言語モデル(LLM)サービスと同様、オリジナルのコンテンツを生成することであって、既存のコンテンツを詳細に複製することではありません。Google のシステムは、こうしたことがなるべく起きないよう設計から配慮されており、今後も機能の改善が続けられる予定です。Bard の回答に、ウェブページのかなりの分量のコンテンツがそのまま含まれている場合は、そのページを引用します。画像のサムネイルによる回答の場合、クリックするだけで、各画像のソースに直接移動できます。
複数のウェブページで同じコンテンツが見つかった場合、Bard は人気の高いページからの引用を試みます。コード リポジトリを引用する場合は、該当するオープンソース ライセンスへの参照も追加されることがあります。
Bard は創造力や生産性を高める AI パートナーとして設計されており、メールを作成したり、アイデアをブレインストーミングしたりといった、クリエイティブなタスクに向いています。Google では Bird を、Google 検索を補うサービスと考えています。Bard に [Google で検索] ボタンを追加し、ユーザーが Bard から簡単に移動して、ウェブ全体から情報を探せるようにしたのはそのためです。
Bard は試験運用中のサービスです。今回のリリースは、ユーザー、パブリッシャー、クリエイターなど、幅広い関係者の方々からのフィードバックをもとに、学習を重ね、サービスを改善する機会と捉えています。
Bard を含む LLM(大規模言語モデル)サービスは、「ハルシネーション」を起こし、不正確な情報を事実と錯覚して提示することがあります。一例として、Bard はしばしば自身の仕組みの説明を誤ります。こうした事象の発生は、さまざまな状況で、たとえばどのようにトレーニングしたかや各種機能をどのように実行するか(ソースの引用や最新情報の提供など)を質問するメッセージへの回答で確認されています。
また、Bard は回答で、Gmail などプライベートなアプリやサービスの個人情報を使用していると主張することもあります。この回答は正しくありません。LLM のインターフェースとして、Bard にこうした事実を判断する能力はありません。Google が、Gmail などのプライベートなアプリやサービスの個人データを Bard の品質の向上に使用することはありません。データのプライバシー、安全性、セキュリティを守る方法について詳しくは、
これらは、Bard を試験運用版としてリリースした理由の一部です。LLM の限界については、Bard サービスで免責条項を示すなど、可能な限り高い透明性を維持するよう努めています。ハルシネーションや不正確な情報を見つけた場合は、低評価ボタンをクリックしてフィードバックをお送りください。フィードバックの提供は、Bard が学習を重ねて正確性を高める方法の一つです。
はい。Bard は、コーディングをお手伝いしたり、コーディングに関する質問に回答したりできます。ただし、まだ試験運用中のサービスですので、コードやコーディングに関する説明はご自身の責任で使用してください。実際に使用する前に、すべてのコードを慎重にテストし、エラー、バグ、脆弱性がないことを確認する必要があります。コードにオープンソース ライセンスが適用されることもあります。その場合は、Bard から関連情報が提供されます。詳しくは、をご覧ください。
Bard がコンテクストを把握する能力は、現時点では意図的に制限されています。学習を積み重ねることで、より長い会話においてコンテクストを把握する能力が高まっていきます。
Google の目標は、重要な課題を解決するテクノロジーを生み出し、人々の日々の生活に役立てていただくことです。AI をはじめとする高度なテクノロジーには、人々に力を与え、現在および未来の世代に幅広いメリットをもたらし、公共の利益に役立つ測り知れない可能性があります。こうしたテクノロジーを通じてイノベーションを促すことで、「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする」という Google の使命をさらに前に進めることができると信じています。
同時に、こうしたテクノロジーがもたらす重要な課題に、明確に、思慮深く、前向きに取り組むことも大切です。こちらの
責任ある技術開発の重要な要素の一つは、参加者を増やすことです。多くの方が Bard を体験し、フィードバックを提供することで、Bard の改善に協力することができます。回答を「良い」か「悪い」で評価し、Bard の回答ごとにフィードバックを送ることができます。
Bard は 18 歳以上の方が対象となります。また、ご自身で管理する個人の Google アカウント、または管理者が Bard へのアクセスを有効にした Google Workspace アカウントが必要です。Google Workspace 管理者の方は、
ファミリー リンクで管理されている Google アカウント、または 18 歳未満として指定された Google Workspace for Education アカウントでは、Bard にアクセスすることはできません。
現時点では、お住まいの国によっては Bard を利用できないことがあります。今後、新しい言語や国にサービスを拡大する予定です。
現在、Bard は英語(米国)、日本語、韓国語でご利用いただけます。今後できる限り多くの言語に対応できるよう取り組んでいます。
Google は、責任を持って Bard のリリースを進めています。一部の国、地域、言語ではご利用になれない機能もありますが、今後対象を拡大していく予定です。
Bard の利用には
Bard とやり取りすると、Google は、会話、IP アドレスに基づくおおよその位置情報(
Google は、Bard の品質を高めるため、標準化された厳格なレビュー プロセスを設けています。これには、質が低いと報告された会話のレビューも含まれます。レビューを通じて、問題のある回答が共通して持つ特徴を見極め、Bard の品質をどのように高めればよいかを把握しています。
Google がユーザーデータのプライバシー、安全性、セキュリティをどのように守っているかについて詳しくは、
Google はユーザーのプライバシーを重視しており、個人情報を販売することはありません。
ユーザーのプライバシーを守りつつ Bard の品質を高められるように、会話の一部を選択し、自動化ツールで個人を識別できる情報を削除しています。こうして抽出したサンプルの会話は、トレーニングを受けたレビュアーのレビュー対象になり、Google アカウントとは切り離された形で最長 3 年間保存されます。
Bard との会話にはご自身や第三者を特定できる情報を含めないようにしてください。
はい。Bard でのデータを管理するためのリンクがあります。
詳しくは、
Google は、Bard の会話を広告目的では使用していません。今後、この方針に変更がある場合は明確にお伝えします。
ユーザーデータのプライバシー、安全性、セキュリティを守る仕組みについて詳しくは、