2021年05月18日(火) 体力テストスペシャル!後編
前回に引き続き、学校の体力テストの記録アップの極意をご紹介!後編はこの4項目に挑戦!
①反復横とび
②立ち幅とび
③上体起こし
④20mシャトルラン
前回は50m走、ソフトボール投げ、長座体前屈、握力を紹介しました!
体力テストスペシャル!前編
①反復横とび
<やり方>
1m間隔にひいた3本の線を、中央⇒右⇒中央⇒左⇒中央⇒右・・・と、連続してふみこえていき、20秒間で線を何回ふみこえたかを測る。線はふめばOK!
<すイエんサー流の極意>
★頭をできるだけ動かさずに、足だけを動かす
反復横とびが苦手な子の多くは、線をまたぐときに大きくジャンプをしてしまったり、体を動かしすぎて方向転換のときに急ブレーキをかけて止まってしまったり。そこで頭を動かさずに、できるだけ足だけを動かして線をまたぐようにすれば、すばやく動けるようになる。
さらに記録アップ!<足の指先を使って動く>
足の裏全体をつけるより、地面についている時間が短くなり、すばやく動けるようになる。
②立ち幅とび
<やり方>
助走なしで両足同時にふみ切って、前にとぶ(センチメートル未満は切り捨て)
<すイエんサー流の極意>
ポイント①腕を下側で大きくふって、手が後ろから前にむけて一番下に手がきたときにジャンプ
ポイント②着地のときにひざをまげる
ひざがのびたまま着地をするより、まげたほうが足が前に出る。すると、地面に足が着くまでの時間ものびるので、遠くまでとべる。
③上体起こし
<やり方>
マットの上にあおむけに寝て、両うでを胸の前で組み、両ひざの角度を90度にする。両ひじが両ふとももにつくまで上体を起こす。30秒間で何回、体を起こせるかを測る。
<すイエんサー流の極意>
★起き上がるときに、足首をまげる
上体起こしは、おなかの力だけじゃなく脚の力も使う運動。体を起こすときに足首をまげると自然に脚にも力が入る。すると、おなかの力だけで起きるより楽にできて記録がアップする。
上体起こしができない人は、フラフープを使った練習がオススメ!
うまくおなかに力が入らず起き上がれない人は《起き上がる感覚》をつかむのに、フラフープを使ってひっぱってもらう。徐々に自分の力だけで起き上がれるように練習してみてね!
④20mシャトルラン
<やり方>
「ドレミファソラシド」「ドシラソファミレド」の音に合わせて20mを折り返す回数を計測。線はふむか、こせばOK。次の電子音が鳴るまでに反対側にいく。音は少しずつはやくなり、音についていけなくなったか、2回連続で線をこえられなかったら終了。
<すイエんサー流の極意>
★折り返すときは、Uの字で小さくターン
すばやく鋭角にまがる動きを繰り返すと、筋肉に大きく負担がかかる。
また、ダッシュして早めに反対側にいき、足を止めて休むやり方もダメ。走るペースを変えると、心臓や肺への負担が大きくなり、疲れやすくなってしまう。
少しでも楽に走るためには、小さくUターンして、同じようなペースで走れば体への負担が減って疲れにくくなるよ。