2021年11月09日(火) 【いちご大福・せんべい・だんご】和風スイーツスペシャル
ゲストの茂森あゆみさんと一緒に和風スイーツ作りに挑戦!おうちにある意外な材料で、いちご大福、せんべい、だんごがつくれちゃう!
★冷やごはんでいちご大福★
白い皮の部分は一般的にはもち米の粉で作られているけど、今回は「冷やごはん」で挑戦!
*材料*(2個分)
- 冷やごはん 100g
※冷えてかたくなったごはんがオススメ。炊きたてごはんだとうまくいかないことがあります。 - いちごジャム 7g
※砂糖とペクチンが入ったものであれば他のジャムでもOK - あんこ 60g(30g×2個分(目安))
- いちご 2個(目安)
- かたくり粉(打ち粉用)適量
*作り方*
- ザルに冷やごはんを入れ、そのザルをボールの上におく。ごはんの上から沸騰させたお湯をかけ、1分~1分30秒ふやかす。お湯をかけた直後、ごはんを木べらなどで軽くほぐし、全体がお湯に浸かるようにする。
※炊いてから少し時間がたった、かための冷やごはんの場合は1分30秒ぐらいふやかすのが目安です。 - お湯を捨てて、すりこぎ棒でザルにすりつけるようにしてごはんをつぶす。ザルにこされて後ろに出てきたごはんはゴムベラなどでこまめにボールにうつす。
※網目の細かいザルがオススメ! - つぶしたごはんといちごジャムを、色がなじむまでよく混ぜる。電子レンジ(500W)で1分加熱し、さらに軽く混ぜる。
※注意※加熱直後は熱いので、やけどをしないように気をつけて混ぜてください。 - 生地がさわれるぐらいの温度になったら、全体にかたくり粉をまぶし、生地を2等分にする。手のひらで生地を平らにのばして、あんこといちごを包んだら完成!
なぜお湯をかけるとごはんがつぶれやすくなる?
お米の中には「アミロース」という成分があってかたさや歯ごたえを作り出している。アミロースがあるとお米はつぶれにくくなる。でもアミロースはお湯につけると溶けるため洗い流すことができる。だからごはんがつぶれやすくなったんだ。
なぜいちごジャムを入れるとモチモチになる?
つぶした冷やごはんにジャムを混ぜるとモチモチになるのは、ジャムに含まれる「ペクチン」と「砂糖」のおかげ。ジャムを混ぜることでつぶれたごはんの間にペクチンが入り込む。ペクチンはお互いに手を取り合ってくっつく性質があるので、バラバラのごはんをつないでモチモチにしてくれる。
また、つぶしたごはんは水分が逃げてパサパサになりやすい。でもジャムに入っている砂糖は水に結びつく性質があるので、ごはんをしっとりさせてくれるんだ。
★冷やごはんせんべい★
*材料*(1枚分の目安)
- 冷やごはん 10g
- ごま油 小さじ1/2
※サラダ油でもOK!ごま油だと風味がよくなります。 - 味付け 塩、みそ、しょうゆなど少々
*作り方*
なぜフライパンで焼くとサクサクになるのか
油を使ってフライパンで焼くと直接、高温でごはんを加熱できる。だから中の水分がとんで、サクサクになったんだ。
★袋入りゆでうどんで「だんご3兄弟」★
だんごは一般的にはうるち米などのお米の粉を蒸して作るけど、今回は「袋入りのゆでうどん」で挑戦!
*材料*(3玉3串分)
- 袋入りゆでうどん 200g
(みたらしだんごのタレ) - 砂糖 大さじ2
- 水 100ml
- しょうゆ 大さじ1
- かたくり粉 7g
*だんごの作り方*
- 調理用ポリ袋にうどんを入れて、しっかりつぶれるまで5分くらいもむ。
※袋を破かないように気をつけてください。 - 9等分にして手のひらで丸めて串に刺し、焼きやすいようにだんごを少しつぶす。
- 中火で3分くらい、両面にこげ目をつくまで焼く。
※くっつきやすいフライパンの時は油を少しひいてください。
*みたらしのタレの作り方*
- 材料を全て鍋に入れてよく混ぜる。
- 中火くらいで火をつけ、混ぜながら煮詰める。ふつふつとしてきて、色が変わり、とろみがついたらできあがり!
★だんご3兄弟のデコレーションにはスライスチーズやチョコソースがオススメ!スライスチーズはタピオカ用のストローを使うと丸く抜きやすいよ。ほかにも、あんこやチョコスプレーなどお好みでアレンジしてみてね!
うどんで作っただんごはフライパンで焼くのがポイント
冷えてかたくなったうどんの中のでんぷんが、焼くことであたためられて糊(のり)のようになることでモチモチになる。さらに、こげ目がつくことでいい香りも出るよ。
ぜひつくってみてね~!