2022年03月01日(火) 【卵スペシャル】究極の卵料理&卵のスゴ技に挑戦!
あさこさん、だいすけさん、ゲストのダチョウ倶楽部の3人と一緒に、究極の卵料理や卵の驚きの性質を紹介しました!
★ゆで卵か?生卵か?殻(から)を割らずに見分ける方法★
卵を回転させてみると・・・スムーズに回るのがゆで卵、グラグラ回りづらいのが生卵
<解説>
ゆで卵は中身が固体だから安定して回る。一方、生卵は殻の中で液状の黄身と白身が遠心力で動くため、バランスが悪くスムーズに回らない。
★生卵を強く握っても割れない!?★
卵を手のひらにのせて、包むように握ると・・・生卵は簡単には割れない!
<解説>
卵の殻はどの場所をとっても上からの力に強いアーチ構造になっている。そのため、包むように握るとなかなか割れないんだ。
※注意!一か所を強く押すと割れることがあります。挑戦する時は大人と一緒に安全に十分注意してください。
★究極の卵かけごはんの作り方★
※注意!卵を生で食べる際は殻にひび割れのない、表示が期限内の卵を使ってください。2歳以下の乳幼児、高齢の方、妊娠中の女性、免疫機能が低下している人などは生食を避け、できれば加熱調理をしてください。
伝説の美食家、北大路魯山人が絶賛した「究極の卵かけごはん」の作り方を紹介しました!
- 30分間手のひらで覆って生卵を温める。
- 卵を割ってごはんにのせて、お好みでしょうゆをかけたら完成!
※食べる前に手をしっかり洗ってください。
でも、30分間手で生卵を温めるのが大変・・・そんなときは、電子レンジを使う!
- 卵をごはんとしっかり混ぜる。
※注意!卵を割って、黄身を崩さないまま電子レンジで加熱すると黄身が破裂する可能性があります。しっかりかき混ぜてから加熱してください。 - 電子レンジ(500W)で20秒温めたら完成!手で30分間温めたのと同じくらいの温度になるよ!
<解説>
卵かけごはんのうまみを感じるのは人間の舌にある「味蕾(みらい)」。味蕾は温度が低い卵よりも高いほうがうまみを強く感じる性質がある。だから手で温めた卵の方がおいしく感じるってワケ。
★黄身のしょうゆ漬けの作り方★
*材料*
生卵 1個
濃い口しょうゆ 小さじ1と1/2
みりん 小さじ1/2
*作り方*
<解説>
浸透圧で卵黄から水分が抜けて、しょうゆからうま味成分が黄身に入っていく。水分が抜けて黄身の濃度も高まり、半熟卵のような濃厚な味わいになるよ!
★高級ホテルのような目玉焼きの作り方★
高級ホテルの味に近づけるカギは、ザルを使うこと!
- 卵をザルの上で割る。白身の中でも濃厚なものはザルの上に残り、水っぽいものは下に落ちる。
※ザルから落ちた水っぽい白身はお吸い物などに使えるよ! - フライパンにバターをぬる(サラダ油でもOK)火加減は弱火。
- 塩をフライパンの上にふって、ザルの中の卵を低い位置からそっと入れる。
- フタをして3分ほど焼いたら完成!
※焼き加減をみて時間を調整してください。
※濃厚な白身が薄まらないよう、焼くときに水は入れません。
<解説>
白身には、あっさりした水っぽい淡泊な部分と、どろりとして濃厚プルプルな部分がある。ザルの上で卵を割ると水っぽい白身だけが落ちて、黄身とプルプルな白身がザルに残る。だからザルに残った卵を焼くと、高級ホテルのように白身が濃厚プルプルになるんだ。
<解説>
卵の黄身は衝撃に弱く、10センチほどの高さから落としただけで、黄身の中の「卵黄球」と呼ばれる小さな粒がつぶれて、舌触りが悪くなってしまう。だから低い位置からそっと優しく入れた目玉焼きの黄身は舌触りがよくなるってワケ。
★ニワトリ以外のいろんな鳥の卵を使った目玉焼き★
スタジオでは「ダチョウの卵」「エミューの卵」「ウズラの卵」「ホロホロチョウの卵」を使って目玉焼きに挑戦しました!
- ウズラとホロホロチョウの卵は簡単に割れる。ダチョウとエミューの卵は簡単には割れないのでハンマーを使って割る。
- 卵が割れたら焼いていく。ウズラとホロホロチョウの卵は3分ほど、ダチョウとエミューの卵は10分以上焼く。
※注意!家で挑戦する場合は、しっかり火を通して食べてください。 - しっかり火が通ったら完成!
ぜひつくってみてね!