渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

サンダーバード

2023年05月30日 | open



北米、南米、ヨーロッパの同世代
の友人によると、子どもの頃に
英国の特撮人形劇『サンダーバー
ド』をTV放映していて大人気だ
ったという。日本もそうだった。


それで、「何号が好きだった?」
と尋ねたら、皆が「2号だ」と
いう。バージルが操縦してた
キャリーエアクラフトね。
日本でも2号が一番人気だった。
世界共通で、なぜか「働く車」
やサンダーバード2号のような
物は子どもたちに人気あるよう
だ。
これは面白い現象だと思える。
馬よりも馬車、馬車よりも放水
車、放水車よりもダンプやクレ
ーン車や消防梯子車が人気があ
る。
それの究極みたいなのがサンダ
ーバード2号だ。
いろいろな種類のコンテナを
運搬する空飛ぶ空母みたいな
航空機。
垂直離着陸が可能だ。


コンテナによっては、中に
潜水艇のサンダーバード4号
を格納して運搬する。








4号カッケー!
これも日本では大人気だった。

サンダーバード=国際救助隊と
いうのは、戦闘組織ではなく、
世界中の緊急事態の人命救助に
出動する秘密のレスキュー隊の
事だ。
そういう設定は世界の映像作
で初めてあり、世界中で人気
あった。
子どもたちに人気があったとい
うのが良かった。
国際救助隊は平和の象徴だった
からだ。

ある元軍人が私に呟いた。
幾度も対人戦闘を経験して来た
奴だ。訓練ではなく実戦。
軍用自動小銃とガバメント.45
を用いた。ジャングル戦から市
街戦まで経験して来た。
彼は私に言った。
「全世界から軍隊なんて無く
なればいいのに。全部」
本当の世界を知る者の本音だと
思う。

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