ミュージカル「刀剣乱舞」の刀剣男士が出演する大型ライブ「真剣乱舞祭2018」の最終公演が16日、千葉・幕張メッセで開催。昼公演の開幕前、マスコミ向けの取材会が行われ、三日月宗近役の黒羽麻璃央らキャスト18人が出席した。
ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」(DMM GAMES/Nitroplus)を原作としたミュージカル「刀剣乱舞」(刀ミュ)。今年の年末に放送される「第69回NHK紅白歌合戦」の企画コーナーで、刀剣男士たちが初出場することで話題になっている。昨晩、紅白のステージで刀ミュ史上初となる19振りで「刀剣乱舞」をパフォーマンスすることが発表されたばかり。キャストたちは役になりきって喜びを語った。
三日月宗近役の黒羽は「19振りの出陣は初めてになる。紅白歌合戦というこの時代の合戦に、皆で出陣できることを嬉しく思う。主たちも楽しみに待っていてくれ」と紅白初陣を喜んだ。堀川国広役の阪本奨悟も、審神者たちに向けて「全国の主さんに楽しんでもらえるように、僕も皆さんのお手伝いしながら頑張ります!」と笑顔で意気込み。
その後「ちょっと待った!」と大きな声をあげたのは和泉守兼定役の有澤樟太郎。「国広だけに任せておけない。俺にも一言言わせてくれ!」と切り出し、注目を浴びる中で「ここで一句。“紅白で 狙うは最高視聴率”!」と詠んだ。周囲の刀剣男士たちが「視聴率って何?」とざわつくも「俺もよくわからない…」と苦笑。今剣役の大平峻也が「つまり、誉をポン!ってことですよね?」とゲームに登場するシステムを引用し、説明していた。
演出を担当している茅野イサム氏は、2.5次元キャラクターが紅白に出場することについて、「僕らのことを知らない人に知っていただくチャンス。初めて2.5次元に触れる方も多いので僕らの責任は大きい」とし、「お茶の間を魅了して、1人でも多くの人に興味を持ってもらいたい」とコメント。紅白のステージについては「これから作り上げていく。19振りが集まるのは初めてのことなので豪華なものになる」と予告した。
取材会には、小狐丸役の北園涼、石切丸役の崎山つばさ、岩融役の佐伯大地、大和守安定役の鳥越裕貴、蜂須賀虎徹役の高橋健介、長曽祢虎徹役の伊万里有、にっかり青江役の荒木宏文、千子村正役の太田基裕、蜻蛉切役のspi、物吉貞宗役の横田龍儀、髭切役の三浦宏規、膝丸役の高野洸、陸奥守吉行役の田村心、巴形薙刀役の丘山晴己も出席した。
ミュージカル『刀剣乱舞』 ~真剣乱舞祭2018~
©ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会