2022年 05月04日 (水) 14:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/63cea1fec9b51e03ae99c7c9ce104d0e48525d39
戦術転換は悪くない選択だと思う。
ミサイル攻撃でピンポイントに要地を叩くことで継戦能力を削ぐというのは正しい戦い方だ。
短期決戦が頓挫した以上は長期戦で敵の国力全体を落とすことで疲弊させるのは極めて現実的だろう。
乾期(夏季)攻勢に出るにしても敵の継戦能力を奪っておくのは大事であるからね。
現実の戦争ってのはやっぱり机上の論理や計算だけでは出来ないもんだと今回の件で改めて思ったよ。一つの計算違いが戦局全体を左右するし、手足を縛った形での作戦行動が戦争当事者双方の軍事行動に制限を課す結果となり、戦争の長期化へと繋がることがよくわかる事例だ。
そして一つの戦略兵器が存在することで他国の本格介入を防ぎ、そして同時に自身の作戦行動にまで制限を課してしまうと言うことも証明されてしまった。
結果、中東戦争と同じで双方身動き出来なくなったというオチだ。
まぁ、その時点で東部領土の失陥で固定化されてウクライナの敗北という未来しかないんだがな。
クラウゼヴィッツ曰く、戦争目的を達した方が戦争の勝利者であるという論理ならば、アゾフのゴミどもを始末した時点でロシアの勝ちだが。
さて、誰が和平調停出来るのだろうな?欧米は当事者だからその資格が既に無い以上、インドあたりが適当だろうがその場合、まぁ、間違いなく固定化既定路線で進むだろうな。
ロシアにとって損害は兎も角、戦争目的を達している時点で引く理由がないしな。裁定をするにしても、開戦前まで遡ることは非現実的だしね。
仮に開戦前に復帰するにしてもウクライナがクルスクやボルゴグラードなどを抑えるとかすれば別だろうが、そんな能力も兵も無い。ましてそんなことになれば、ロシアにとって本土決戦であるから大祖国戦争再びになるわけで、いよいよ手を引けなくなる。
落とし所はどっちにしてもウクライナ東部領土の失陥ってところだろう。
そもそも、米帝他がロシア本土侵攻まで支援するとはとても思えないし、そんなこと許さんだろう。
攻めても引いてもウクライナに未来はないな。哀れなことだ。
「死馬の骨を買う」事で「隗より始めよ」を無視した作戦が「虎の威を借る狐」に大苦戦し「株を削り根を掘る」軍事行為が「漁夫の利」と見た「北欧」のNATO宣言で緩衝の大義喪失。
「朝名市利」でパレードに間に合わせる為か軍総司令が鼓舞に走った所を将官数十名が爆撃により死傷。
「君主論」の移民政策から泥沼にハマり物量面で南部分断すら噂されるこの状況を、アゾフ退治如きで良しとせよとマキャベリは語ってましたかな?
核が使えないのなら「鷸蚌の争い」で更に得をする国がありますが、今調停を必要としているとしたら客観的にはどちらかなと。