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SIN=KAIの勝手気ままな音楽散歩

2019年4月にヤフーブログから引っ越しました。拘りの音楽とギター等を紹介しています。

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クレイジー・ダイアモンドだったのか♪シド・バレット☆


   ROGER "SYD" BARRETT

 

 ロジャー・ウォーターズの2歳下で、同じケンブリッジの中流高校に通う幼馴染
 のロジャー”シド”バレットは、名前も同じだった為か親しい間柄に成って行った。

 ブルース曲を演奏するR&Bバンドで活動をしていたロジャー・ウォーターズは
 幼馴染のシド・バレットを自分のバンドに迎え入れる。

 そしてR&Bバンドはシドの影響で、サイケ色を持ったジャム色の強いサウンド
 のバンドに転向をして行き、注目を集める存在と成った。

 神秘的な紫色の瞳を輝かせ、ディランからの影響か柔らかなカーリーヘアーの
 シド・バレットは誰もが振り返る美形で、まるで妖精の様だったとか。

 デヴィッド・ギルモアは過去を振り返り「シドは強く明るい光で照らしてくれる
 天才だった。残した作品は情けない程に少ないが、その影響力は今も絶大だ」と
 語り、「あなたがここにいてほしい」を書いた理由を切々と語っていた。

 ロジャーウォーターズが作詞をした「クレイジー・ダイヤモンド」はシドの事を
 書いた事は明らかだが、後にその事を否定している。精神的に崩壊をして行く
 シドを見ながら、何か出来た筈なのに救いの手を差し伸べなかった事に対して
 深い罪悪感を抱き続けていたらしい。

 当時は違法では無かったLSDの影響下で徐々に自分を失ってしまうが、シドの
 残した楽曲は錆び付く処か、輝きを増しているようだ。

 まずは、ビートルズの隣でファーストアルバムをレコーディングをした場所で
 シドの曲を再現したデヴィッド・ギルモアのスタジオライヴから。

    David Gilmour - Astronomy domine (Abbey Road)
               https://youtu.be/GR20k5uMnl0
   



 やはり、オリジナル曲も行きます♬シド・バレットはアコギからエレキに移行
 した時に赤いエレキギターを入手して、シャドウズのアパッチを最初に練習を
 していたとロジャー・ウォーターズが懐かしそうに語っていて、アドリヴには
 その影響がチラリと見えるだろうか。

         Pink Floyd - " Astronomy Domine " with Syd Barrett  
                    https://youtu.be/iNKf9eoSMiI
   



 1966年にアイリッシュ・ダンスホールを借りて、ロンドン・サイケデリック
 クラブUFOが開店する。金曜日はピンク・フロイドがライヴを行い、LSDと
 ボディペイントに染まった若者が集結。そこには、ジョン・レノンの姿も有った。

 爆音のサイケサウンドを聞いた観客は、まるで流れる雲を見ている様だと語った。

   Pink Floyd - Interstellar Overdrive (from Granada TV's Scene
     – Underground)   https://youtu.be/5uqzMaNPljM
   



 セカンド・アルバムに登場したシドの曲は一曲のみですが、その曲も未だに
 影響を与え続けている事に驚きます。近年のカヴァーで聞くと華やかなメロは
 輝きを失った時期のシドの曲とは思えない。

   Aneeta · Jugband Blues  https://youtu.be/aQCrykngwUM

   



 まだ、書きたいことは山ほど有るので、この続きは時々登場しそうです


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Last Modified : 2021-11-20

No title * by じゆんふ
こんばんは

シド・バレットは本当に不思議な曲書きますねー

この人を知ってから長い時間たちますが、いつもあーーシド・バレットだー
とすぐわかる曲調です・・

No title * by SIN=KAI
> じゆんふさん、こんばんは。
本当に不思議な魅力を感じる曲を書いて居ますね♪
斬新さの中にポップさを紛れ込ませていて、それでいて
重厚さも失わない、みんなが天才と呼ぶ所以でしょうか。
ナイス有難うございます

No title * by SIN=KAI
康べい さん、ナイス有難うございます♪

No title * by ゆういっちゃん
詳しくは知らないですが曲は素晴らしいですね^_^

No title * by ume
真夜中にゲッツ!

なんでも、ソロアルバムは、ディヴギルモアが相当手を妬いたとか(笑)

何とか聴けるレベルに持っていったが、殆どヘロヘロだったらしいですよね。

素面では作れない常人の感覚で作ったのでしょうか?

そこに魅惑されるのかも知れないですよね。僕ですら、気になってアルバム買ってきて聴きましたもん(笑)

No title * by 別天光戸
シド・バレットのトリッキーな浮遊感は、
個人的には、ソフト・マシーンのデヴィッド・アレンに通じるものがあると感じます
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

No title * by SIN=KAI
> ゆういっちゃんさん、こんばんは。
あまりにも活動期間が短いのですが、大きな足跡を残した
ロッカーでした♪ナイス有難うございます

No title * by SIN=KAI
> umeさん、こんばんは。
ソロアルバムは2枚ともデヴィッド・ギルモアが関わりましたが
途中で演奏をやめてしまったりで、2枚目は特に苦労が有った
みたいですね(笑)それでも手を入れすぎたと批判をされて
そのままでも良かったと思うファンが居たそうです。
詩の世界観が評価をされていたと聞きますが、英語の
深い歌詞は理解が出来ませんし
ナイス有難うございます

No title * by SIN=KAI
> 別天光戸さん、こんばんは。
ソフトマシーンはシド・バレットが気に入ってソロのバックに
選んでいたので、近しい感覚を持って居たのでしょうね。
ナイス有難うございます

No title * by shoji lemieux
こんにちは。
シドは、厄介な人だったかもしれませんがバンドの皆にとって唯一無二の存在だったみたいですね。間違いなくピンクフロイドの原型を創り上げた人だったと思います。

No title * by SIN=KAI
> shoji lemieuxさん、こんにちは。
バンドが始まってからは作詞作曲を始めギターにヴォーカルも
全てがシドの才能によって作られていましたから、居なく成って
初めて他のメンバーも曲を書き始めたそうですね。
ナイス有難うございます

No title * by ストレンジ
シド期のピンフロはサイケ度が満載で非常に面白いサウンドですよね
ソロは持っていないけど..
あまりに早く亡くなりすぎで勿体ないですね

No title * by SIN=KAI
> ストレンジさん、こんにちは。
シドが中心に居た時のライヴでは一曲が30分を越えるのが
当たり前で、スペーシーなロックを展開していました。
シングル曲では確実にヒットするポップな曲を書いて居て、
その才能に驚かされます。

病からソロは自分でもまとめる事が出来ずにギルモアに
頼りましたが、それでも未完成感が残るアルバムです。
ナイス有難うございます

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コメント







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No title

こんばんは

シド・バレットは本当に不思議な曲書きますねー

この人を知ってから長い時間たちますが、いつもあーーシド・バレットだー
とすぐわかる曲調です・・
2017-06-08-21:58 * じゆんふ [ 編集 * 投稿 ]

No title

> じゆんふさん、こんばんは。
本当に不思議な魅力を感じる曲を書いて居ますね♪
斬新さの中にポップさを紛れ込ませていて、それでいて
重厚さも失わない、みんなが天才と呼ぶ所以でしょうか。
ナイス有難うございます
2017-06-08-22:02 * SIN=KAI [ 編集 * 投稿 ]

No title

康べい さん、ナイス有難うございます♪
2017-06-08-23:04 * SIN=KAI [ 編集 * 投稿 ]

No title

詳しくは知らないですが曲は素晴らしいですね^_^
2017-06-09-00:53 * ゆういっちゃん [ 編集 * 投稿 ]

No title

真夜中にゲッツ!

なんでも、ソロアルバムは、ディヴギルモアが相当手を妬いたとか(笑)

何とか聴けるレベルに持っていったが、殆どヘロヘロだったらしいですよね。

素面では作れない常人の感覚で作ったのでしょうか?

そこに魅惑されるのかも知れないですよね。僕ですら、気になってアルバム買ってきて聴きましたもん(笑)
2017-06-09-01:26 * ume [ 編集 * 投稿 ]

No title

シド・バレットのトリッキーな浮遊感は、
個人的には、ソフト・マシーンのデヴィッド・アレンに通じるものがあると感じます
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
2017-06-09-01:47 * 別天光戸 [ 編集 * 投稿 ]

No title

> ゆういっちゃんさん、こんばんは。
あまりにも活動期間が短いのですが、大きな足跡を残した
ロッカーでした♪ナイス有難うございます
2017-06-09-19:58 * SIN=KAI [ 編集 * 投稿 ]

No title

> umeさん、こんばんは。
ソロアルバムは2枚ともデヴィッド・ギルモアが関わりましたが
途中で演奏をやめてしまったりで、2枚目は特に苦労が有った
みたいですね(笑)それでも手を入れすぎたと批判をされて
そのままでも良かったと思うファンが居たそうです。
詩の世界観が評価をされていたと聞きますが、英語の
深い歌詞は理解が出来ませんし
ナイス有難うございます
2017-06-09-20:05 * SIN=KAI [ 編集 * 投稿 ]

No title

> 別天光戸さん、こんばんは。
ソフトマシーンはシド・バレットが気に入ってソロのバックに
選んでいたので、近しい感覚を持って居たのでしょうね。
ナイス有難うございます
2017-06-09-20:10 * SIN=KAI [ 編集 * 投稿 ]

No title

こんにちは。
シドは、厄介な人だったかもしれませんがバンドの皆にとって唯一無二の存在だったみたいですね。間違いなくピンクフロイドの原型を創り上げた人だったと思います。
2017-06-10-10:38 * shoji lemieux [ 編集 * 投稿 ]

No title

> shoji lemieuxさん、こんにちは。
バンドが始まってからは作詞作曲を始めギターにヴォーカルも
全てがシドの才能によって作られていましたから、居なく成って
初めて他のメンバーも曲を書き始めたそうですね。
ナイス有難うございます
2017-06-10-11:19 * SIN=KAI [ 編集 * 投稿 ]

No title

シド期のピンフロはサイケ度が満載で非常に面白いサウンドですよね
ソロは持っていないけど..
あまりに早く亡くなりすぎで勿体ないですね
2017-06-11-10:14 * ストレンジ [ 編集 * 投稿 ]

No title

> ストレンジさん、こんにちは。
シドが中心に居た時のライヴでは一曲が30分を越えるのが
当たり前で、スペーシーなロックを展開していました。
シングル曲では確実にヒットするポップな曲を書いて居て、
その才能に驚かされます。

病からソロは自分でもまとめる事が出来ずにギルモアに
頼りましたが、それでも未完成感が残るアルバムです。
ナイス有難うございます
2017-06-11-12:00 * SIN=KAI [ 編集 * 投稿 ]