岸田総理長男に“公邸で忘年会撮影”報道 松野官房長官「適切さ欠く」、総理から注意も
岸田総理大臣の長男で秘書官を務める翔太郎氏が、総理公邸で開いた“忘年会”での撮影をめぐる報道を受け、松野官房長官は「適切さを欠くものだ」との認識を示し、岸田総理が厳しく注意したと明らかにしました。
「今回の報道にあるような行為は適切さを欠くものであると認識しています。岸田秘書官に対しては総理から厳しく注意されたと聞いており、一層の緊張感を持って職務にあたっていくものと承知しております」(松野官房長官)
「週刊文春」によりますと、翔太郎秘書官は2022年の年末、総理公邸に親族を招いて忘年会を開き、組閣の際に新閣僚が並ぶひな壇などでの写真撮影に興じていたということです。
松野長官は総理公邸について「総理大臣の迎賓機能や執務機能を有する公的な施設だ」と指摘し、「今後はこのようなことがないよう、適切な使用や管理を徹底する」と強調しました。
翔太郎秘書官への処分については「一層の緊張感をもって職務にあたっていただく」と述べるに留めました。(ANNニュース)