福島市で4月16日に発生した死亡ひき逃げ事件で警察は24日午後9時から逮捕した男を現場に立ち会わせ検証を行った。
この事件は福島市南向台の国道114号線でバイクを運転していた真鍋幸男さん(76)が車に追突され死亡したもので、南相馬市の会社員・栗城裕容疑者(35)が逮捕された。栗城容疑者は飲酒運転の発覚を免れようと逃走した疑い。
事故の30分後に約12キロ離れた川俣町で酒酔い運転の現行犯で逮捕され、呼気からは基準値の4,5倍のアルコール濃度が検知されていた。
捜査関係者によると栗城容疑者は事故の直後に一度車を降りて現場を確認した旨を供述していて「怖くなって逃げた」などと容疑を認めている。
警察は栗城容疑者を現場に立ち会わせ、事故当時の状況を確認しながら容疑の裏付けを進めている。

福島テレビ

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