Chart & Cast 相関図 & キャスト

闇原こころ 朝田虎松 加賀美圭介 闇原伊織 闇原海造 世々塚幸雄 曽我眞一 今福梅 闇原漣 南十字初 庭月源治 庭月聖夜 五十嵐まつり 五十嵐大五郎 一条彪牙 暁凛

闇原こころ/高畑充希

やみはら・こころ

闇原こころ(30)高畑充希

【週刊誌のエース記者】であり、張り込みの鬼。春雨出版「週刊熱波」の担当として、スクープを連発している。相棒のカメラマンと共に昼夜逆転生活を送る毎日を過ごしており、仕事の連絡がくれば休日でも飛んでいくフットワークの軽さがウリ。基本的に大雑把で細かいことは気にしない性格、靴も揃えないし洗濯物も片付けられないし、料理もしない。リモコンもすぐ変なところに置いて見当たらなくなっちゃうけど、本人は全然平気。虫や爬虫類にも強く、物怖じしない豪胆さを持っているが、卵をつるんと剥けないなど、変なところが不器用。また、思ったことがすぐ顔に出てしまう。
2年前のある夜、酔いつぶれて家の前に倒れていた虎松と“最悪の出会い”を果たす。その後も張り込み中に虎松に職務質問されてスクープを逃したり、顔を合わせるたびにケンカを繰り返すが、ある事件に巻き込まれかけたところを助けてもらったことがきっかけで、いつしか2人は恋に落ちてゆく。付き合い始めて1年、虎松との結婚を意識し始めるが、普通ではない自分の正体を明かす勇気が出ず、一歩前に踏み出せない。

実は…

―その正体は吸血鬼。といっても、別に不老不死でもなければ、空も飛べないし、十字架を見たらジュワッギャーッて溶けるわけでもない。血を飲まないと生きられないためネット通販で血をまとめ買いしたり、ちょっと太陽に弱いのでSPF500日焼け止めを塗りたくっていたり、ちょっとニンニク食べると嘔吐しちゃうくらいなもんで、人間を襲うこともなく、サステナブルに慎ましく生きている。

朝田虎松/田中圭

あさだ・とらまつ

朝田虎松(35)田中圭

【春陽町交番勤務の警察官】で、通称・トラちゃん。口は悪いが、世話焼きで優しく、情に厚い。困っている人を放っておけない性格で、町のみんなに頼まれれば、めんどくさそうにしながらも、電球の交換から水道管の修理まで助けに来てくれるため、人々から信頼されている町の人気者。基本的に常識人で、栄養バランスを考えて自炊したり、掃除洗濯などもきっちりしたいタイプ。だが、食洗器の並べ方にうるさかったり、水場掃除はワイパーで水滴を残さないなど生活ルールが細かく、若干小姑的。警察官だけに日々鍛えてはいるのだが、ゴキブリやヤモリ、幽霊などが大の苦手。
かつて、こころが暮らすアパートで結婚生活を送っていたが、3年前に離婚。現在はバツイチとなり、独身生活を送っている。酔っぱらって、うっかり前の家に帰ってしまい、現在の住人・こころに大迷惑をかけた過去がある。その後も何かとぶつかることが多く、ケンカばかりしていたが、ある事件をきっかけに距離が縮まる。付き合い始めてはや1年、町の人たちからもこころとの結婚を後押しされるのだが、実は誰にも言えない重い秘密を抱えていて…。

実は…

その秘密とは、父親が殺人犯であること。父親の一条彪牙は、20年前に起こった宗像さん一家殺人事件の犯人、通報者は当時中学生だった虎松だった。事件後、世々塚と暮らすようになり警察官を志す。誰よりも努力を重ね、警察学校を首席で卒業。殺人犯の息子でありながら警察界に多様性を巻き起こし、虎松の過去は警察中誰もが知っているが、それでも皆、彼を認めている。朝田は死んだ母親の旧姓であり、本名は一条虎松。

加賀美圭介/町田啓太

かがみ・けいすけ

加賀美圭介(30)町田啓太

こころの相棒で【『週刊熱波』のカメラマン】。数々のスクープをあげてきた。仕事上の欠かせない存在であり、こころにとっては親友。基本的にぼんやりしていて掴みどころのない性格だが、こころが悩んでいる時はそっと傍にいたり、張り込み中にこぼれ出す恋愛相談にも付き合ってくれたりと、甘い優しさをもち合わせている。主食はコロッケ。いつも定食屋「どんぞこ」でコロッケをテイクアウトしており、コロッケがないと生きて行けないらしい。コロッケのキャラにもハマっており、グッズを集めている。カメラで街の風景を撮影するのが趣味で、たまにその腕を活かして、街の人たちの家族写真を撮ってあげることも。ちなみにお酒は弱く、ちょっと天然。
虎松とこころの新婚生活の不和を聞いたり、こころに危険が迫ったりするうちに、寡黙に彼女を守り、やがてこころとの距離が縮まってゆく―。秘密を抱えた虎松とこころと対比するかのように、何でも話せる関係のこころと加賀美。親友関係以上の気持ちがあるようにも見え、虎松は嫉妬心を煽られ、恋の三角関係に発展してゆく…!?

世々塚幸雄/小手伸也

よよづか・ゆきお

世々塚幸雄(50)小手伸也

虎松の先輩で、同じ春陽町の【交番に勤務している警察官】。職務をさぼっては、虎松とこころの結婚式の準備をせっせと手伝おうとしてくるお節介おじさん。どうやらバツ5らしく、自分の経験をもとに“夫婦とはなんたるか”を説いてくるが、ちょっと適当過ぎて信用ならない。好きな芸能人は、美魔女キャスター・深森伊織。伊織がこころの母親だと知った暁には、なんとかお近づきになろうとあの手この手で接近を試みる。虎松の秘密を知る唯一の人物であり、彼の父親代わりとも言える存在。

五十嵐まつり/ファーストサマーウイカ

いがらし・まつり

五十嵐まつり(38)ファーストサマーウイカ

春陽商店街の【「わっしょいクリーニング」の店主】。関西弁のシングルマザー。マイルドヤンキーのひとり息子がいるが、親子ゲンカが壮絶過ぎてよく通報され、警察のお世話になることもしばしば。ちなみに勝つのはいつもまつりで、特技はアイロンによる牙突。イケメンリーマン客が来ると、クリーニングのタグにメッセージアプリのIDを書くらしい…という伝説から「ヤレるクリーニング」という異名をもつ。いつも昼間から居酒屋「どんぞこ」で飲んだくれており、こころの飲み友だちでもある。子育てと仕事の傍ら、オンラインゲームにハマッており、かなりやり込んでいる。

闇原漣/井上祐貴

やみはら・れん

闇原漣(26)井上祐貴

【闇原家の長男でこころの弟】。その正体は吸血鬼。本庁捜査一課の新米刑事だが、鬼根暗。超偏食。Z世代。連続殺人事件で本庁の捜査に巻き込まれた虎松と出会う。捜査会議では寝ているし、聞き込みでは全然走らないし、ヤンキーが怖いから聞き込みも無理だし、やる気に欠けるのかと思いきや、恋愛が絡むと衝撃行動に走るなど、マイペースすぎる性格で虎松を振り回すことに。自宅では引きこもり、趣味のオンラインゲームに興じている。ちなみに刑事になったきっかけはドラマ『時効警察』。

五十嵐大五郎/曽田陵介

いがらし・だいごろう

五十嵐大五郎(18)曽田陵介

【まつりの高校生の息子】。不登校で夜な夜な商店街の片隅でたむろしているくせに、事件については何も目撃していない残念すぎるマイルドヤンキー。万引きするも商品が激安、ガラス割りをするも強化ガラスでヒビすら入らない…など、あまりワルになりきれていない。家庭内暴力の噂もあるが、いつも勝つのは母のまつりらしい。シャッターに落書きしちゃう悪ガキだが、その絵はバンクシー並みに芸術的。

庭月聖夜/長田成哉

にわつき・せいや

庭月聖夜(33)長田成哉

【居酒屋「どんぞこ」の店員】。背が高く、シュッとしており、なんというかいわゆる無駄なイケメン。居酒屋なのにホスト風の発言を連発するが、基本的に浅く、みんなに流されるか、もしくはキレられがち。憧れの人はローランドだが、「食べるか食べないか、ですよ」「俺が出す雨水」のように、いまいち雑にしか真似られていない。実は源治と恋人関係。出会いは高校の教師と生徒の禁断の恋だった。

南十字初/新納慎也

みなみじゅうじ・はじめ

南十字初(45)新納慎也

【本庁捜査一課の警部】で、漣の上司。春陽町や近隣の町で起きた連続殺人事件を当初から担当している。虎松が交番勤務になる前、同じチームで捜査したこともある。ものすごく真面目で、お堅く、そして義理堅くもある男。地道で誠実な捜査を好み、「刑事の勘」は当てにしないため、解決に時間がかかる。上司からは「融通の利かない男」、部下からは名前(はじめ)をもじって「マジメさん」と言われている。家ではその真面目さを疎まれ、妻、高校生の娘、犬を含む家族内序列は最下位。

曽我眞一/石川禅

そが・しんいち

曽我眞一(58)石川禅

こころが勤める【春雨出版『週刊熱波』の編集長】。オカルト好きで、「真実は10パーセントあればいい!」が信条。吸血鬼や未確認生物UMAが大好物で、いつかそっち系の雑誌を立ち上げるのが密かな野望。ゆえに、今回春陽町で起こった連続殺人事件を「吸血鬼殺人の仕業だ」とひとり大はしゃぎしている。時間が許せば実際に足を使ってオカルト生物目撃情報があった場所に赴き、無駄に危ない目に遭ったりするが、彼的にはそれも武勇伝。好きな映画は『E.T.』。

庭月源治/酒向芳

にわつき・げんじ

庭月源治(60)酒向芳

【居酒屋「どんぞこ」を営む店主】。イケメン息子風の聖夜と店を切り盛りしている。照れ屋で早とちりな性格。下ネタが苦手で、酔客が下ネタを言うと即退店させられる。会話の文脈を読み違えて突然激高することもあるが、勘違いだと分かると素直に謝る。照れ屋なので無愛想に見えるが情に厚く、お腹を空かせた人…特に子どもには代金を取らずに温かい食事を提供する。定年するまでは、高校で教師をしていたらしい。趣味は読書で、好きな本は『サラダ記念日』。実は聖夜は息子ではなく、2人は恋人関係である。

今福梅/木野花

いまふく・うめ

今福梅(75)木野花

【駄菓子屋「うめぼし堂」の店主】。通称“梅ばあ”。意地っ張りで、とにかく口が悪い。都合の悪いことは聞こえないふりをしたり、記憶をなくしたふりをするくせに、駄菓子の金勘定は絶対に間違えない。商店街の住人たちを愛しており、昼間から居酒屋に入り浸りつつ、揉め事に首をつっこっむのが日課。お互い口が減らないため虎松とは喧嘩が絶えないが、好物の芋煮を作ってあげるなど、実はかわいがってもいる。

闇原伊織/麻生久美子

やみはら・いおり

闇原伊織(55)麻生久美子

こころの母であり【国民的ニュースキャスター】。その正体は吸血鬼。夜9時台のニュースを担当しており、テレビ局のスタッフひとりひとりに気配りを忘れない仕事人。実年齢より若く見える衝撃の美魔女っぷりでファンも多い。BTSのファンでガチのアーミー。
娘と息子の幸せを最優先に考えており、子どもたちが愛していれば、相手が吸血鬼でも人間でもナメクジでも応援したいタイプ。ゆえに娘のスマホを使って、勝手に虎松を家に招待しちゃったり、虎松が家族のトークグループに入って大喜びしたりするお茶目でポップな母親。明るく聡明、あらゆることに対してフラットな価値観をもっており、時に常軌を逸したトンデモ発言もするけれど、それが妙に説得力を帯びてしまう不思議な魅力の持ち主。一風変わった夫・海造にはツンデレな態度を取りつつも、深く愛している。虎松の抱える悩みに気づきながらも、軽快に柔らかく解きほぐす温かさがあり、家族のいない彼を気にかけ、義理の息子として心の底から愛を注ぐ。

闇原海造/吉田鋼太郎

やみはら・かいぞう

闇原海造(59)吉田鋼太郎

こころの父であり【ナイトドクター】。その正体は吸血鬼。好きなドラマは『白い巨塔』で、総回診が夢。山奥にそびえる雰囲気バリバリの洋館に住んでいる。ポツンと一軒家のオファーがくるも「ポツンと」という響きが逆鱗に触れて、テレビ局にクレームをいれたことがある。
世の吸血鬼がサステナブルに生きているこのご時世で、クラシックな風習を好み、堂々とマントを羽織るなどして、近隣住民からコスプレイヤーだと思われてドン引きされたり、ベッド代わりに好んで棺桶を使用して、こころに嫌がられている。吸血鬼であろうと子どもたちには胸を張って生きてほしいと願っているし、stranger なthingsが起こると、fantasyと思われる存在に何でも責任転嫁する世間に対して若干のアンチ精神はあるものの、医者として人を救う仕事には誇りをもっている。
妻の伊織のことは、周りがドン引きするレベルで愛しており、彼女がキャスターデビューした当初からのニュースを録画したビデオテープをすべて残している。結婚して30年ほどたった今も、テレビ局で伊織が関わるであろう全スタッフに嫉妬が止まらない。とにかく最高に大好きで愛している。ちなみに、こころと虎松の結婚には大反対。

≪SECRET CAST≫

一条彪牙/井浦新

いちじょう・ひゅうが

一条彪牙(55)井浦新

虎松の父親であり、殺人犯。20年前に起こった宗像さん一家殺人事件の犯人であり、息子である虎松に通報されたのち、崖から身を投げた。元高校教師であり、虎松にとっては優しく温かいシングルファザーだった。なぜ殺人犯となったのか、その動機は20年経っても不明。

暁凛/MEGUMI

あかつき・りん

暁凛(45)MEGUMI

こころが通うジムの友人。占い師だと名乗っていたが、その正体は警視庁捜査一課未解決事件捜査班の刑事。そして、虎松の元妻。

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