21日の岸田首相会見の記者質疑は国内外プレスの4問。誰を当てるかも質問も台本通りの「歌舞伎」会見だった
唯一、岸田首相が紙を読まずに自分の言葉で答えたのは、尾形記者の追加質問だけ
内容はこれまでの持論にとどまり、正面から答えたとは言えないが、他の答弁よりも言葉に力があった
「岸田さん、しゃべれるじゃん」と思った方もいたのではないか
一方、ゼレンスキー大統領の記者会見は、冒頭こそ用意していたと思われるが、記者たちの10以上の質問に、ペーパーもなく当意即妙で答えた。会見に参加した知り合いの若手記者は「凄かったです。あれが会見なんですね」と驚いていた。しかし、これが世界では当たり前なのだと思う
政治リーダーが自分の言葉で語るのは、迫力も説得力も全く違ってくるからだ。サミット議長としてせっかくのチャンスがありながら、岸田首相は台本通りの質疑にとどめてしまった
国際的舞台で日本のプレスも官邸もそれを容認したことは、「過保護」を通り越して機会損失だ
そういう意味でも首相会見のあり方は見直されるべきだろう
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