2023.05.21

「中国化」するアメリカに在米ジャーナリストが驚いた…!プライドを投げ捨てたバイデンが、「習近平そっくり」になった深刻すぎるワケ!

岩田 太郎 プロフィール

新世代通信規格の5G通信機器開発で出遅れて、用意周到な産業政策を実行した中国の華為技術(ファーウェイ)などに完敗してしまったのだ。この出来事は、アメリカに大きなトラウマを残した。

しかし、権威主義ですでに大国化した中国を、日本を手なずけたように市場の自由放任主義を押し付けることなど不可能だった。

エリック・シュミット元グーグルCEO Photo/gettyimage
 

グーグルの親会社アルファベットの元会長であるエリック・シュミット氏は、2017年に「旧ソ連の崩壊後、他を寄せ付けなかった米国のテクノロジー分野での優位は終わった」と述べ、こう続けた。

「中国がAIの波に乗ってアメリカに挑戦する一方、アメリカは国立科学財団(NSF)の乏しいAI予算をさらに10%削減するなど、間違った方向に進んでいる」

自由放任主義で巨大化したグーグルは、自ら産業政策の必要性を示唆したわけだ。

そこに登場したのが、あのドナルド・トランプだった。

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