虐殺ってもなぁ
2022年 04月07日 (木) 17:58
民間人虐殺ねぇ......。

国家総動員、国民皆便衣兵として戦争を戦い抜くと宣言して実際に便衣兵が跋扈していたのだから当然の帰結じゃね?

便衣兵と無害な民の違いってどこで証明できる?

ジュネーブ条約で民兵、ゲリラやパルチザンの捕虜規定があるけれど、あれらにもちゃんと義務があってそれを満たせなければ範囲外なんだがな。

簡単に言えば即席軍隊として機能する組織の体をなしていることが条件だと言って良い。

では、即席の軍隊組織、交戦団体の体をなしていないとなれば、それは戦場にいるならず者でしかない。しかも、それは軍人としての地位や所属を示すものを身に付けていないのだから、民間人との違いはない。

よって、区別がつかない。

区別がつかないということは、極論言えば疑いがかけられた時点で即アウトってことだ。相互に証明することができない以上は、不埒な振る舞いをして疑われた側の責となる。

別にこれはロシアを擁護するわけではない。区別のつかない存在をどう対処するかという話だ。

そもそも二次大戦までの考え方で言えば、ゲリラや民兵を捕虜として認めなかったのは、民間人を保護するための理由であったからだ。

けれど、二次大戦では枢軸国占領下でパルチザン、ゲリラが跋扈した。そしてそれらは先勝国に属する存在であった。要は先勝国側の人間が国際法を無視した戦争をやらかしていたということである。

そんな都合が悪いことを見逃すために、ゲリラや民兵、パルチザンを捕虜規定に加えることで事後法的に有耶無耶にしたという話だ。

だが、そこで忘れてはいけないのだが、ゲリラ、民兵、パルチザンという便衣兵はその性質上、一般民間人との区別がつかない。

だからこそ、二次大戦までは認められず、スパイ同様に始末してよかったのだ。南京大虐殺とかいうそれだとて、国際法上は何ら問題はないのだ。その数が50人だろうが、100万人だろうが、便衣行為は区別がつかないのであって便衣行為を行ったものだけ選別して始末するなんてことはできない。よって、虐殺が起きたとしても、やらかした奴が悪いという国際法の解釈が適用される。

実際に南京でのそれは実態がどうあれ大日本帝国及び日本国はそれを追求されていない。

でも、バターン半島における捕虜虐待はちゃんと追求されている。(まぁ、あんな大量かつ輸送手段も不足する状態だから仕方ないけれど、それでも国際法の解釈では保護していないと見なされる)

そして、その解釈は今でも健在である以上、ロシアによる虐殺であるとしても便衣兵を始末するのは当然の権利であって、それは国際法上認められた行為でもある。

便衣兵を掃討しなければやられるのはロシア軍なのだから当然のことではないのだろうか?それとも黙ってやられろと?交戦団体の資格のない存在が交戦団体たる軍隊を攻撃するのは明確な国際法違反だからな。

正直、自業自得だろうとしか思えない。

何せ先日の神父だか修道士だかの一件を見る限り、明らかにウクライナ側の非が相当にあるとしか思えない。そら、便衣兵として処理することくらい十分にあり得る未来だったとしか。

言っておくが、これは純粋に国際法からの視点でロシア擁護ではないぞ。
コメント全9件
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有坂総一郎
2022年06月27日 20:59
>まあ、貴方には無理かも知れませんが。

君は何がしたいの?態々文句付けに来てその言い草って。

>国際法の解釈云々で、民間人虐殺を貴方が公平に見て少しは擁護できるとのご意見

擁護なんかしてないが、色眼鏡で見ているからそう読んでるだけじゃないの?

>ナチスドイツはウクライナパルチザンとは時に共闘さえしていましたし、キーウを焼き払ったのは、ナチスドイツに利用されまいと画策したスターリン率いるソビエトロシア

国家への反逆と敵への内通だぞ?正気か?かわいそうな存在だとでも思ってるのか?連中は始末される覚悟でそういった闘争に参加しているんだぞ?

独立闘争って生易しく保護されたりそうそう支持されるものじゃないぞ。

>そんな歴史を繰り返すまいと努力しているウクライナ国民達を、貴方ってどんだけ舐めてる訳なんでしょうね?

頭の悪いこと言わんでくれ、現時点で勝てる見込みのない戦争に突き進んだ亡国の民でしかない。自分で進んで国難へと突っ走っているのに何を言ってるんだ?同情の余地がどこにある。苦しみの歴史を今現時点で繰り返している真っ最中だろう?

>今現在、ロシアのやっている事を容認する事それ自体が危険なんです。

説得力がなさ過ぎる。その論理を貫くなら日本が米帝並の軍事大国でなければ実現不可能。

それとも何か?予防戦争でロシアや支那に先制攻撃でもするか?その覚悟決めて取り組めるとでも?

ロシアは北海道を望んでる傾向はあるが、地政学的には千島と樺太が押さえられているだけで十分にその目的を達しているが、それでも打って出ると?

支那が本気で今すぐにでも沖縄台湾に手を出すと?艦隊が揃って日米相手に喧嘩売れる状態でもないのにか?

冗談は寝てから言ってくれ。
迫宗昌志
2022年06月27日 17:50
こんにちは、頭の中身が素敵なお方。
SNSでここの書き込みが晒されてたので、私からも意見と疑義を書き込みたいと思いました。
さて、国際法の解釈云々で、民間人虐殺を貴方が公平に見て少しは擁護できるとのご意見ですが・・・。
非道の権化と、今日もロシアの親方様が常々引き合いに出されるあのナチスドイツですが、彼等はウクライナパルチザン蜂起に対して、虐殺で応じたでしょうか?
第二次世界大戦でも、キーウは灰燼と化してしまいましたが、それらを行ったのは誰が音頭を取ったどの国の軍隊が行ったのでしょうか?

答えは、ナチスドイツはウクライナパルチザンとは時に共闘さえしていましたし、キーウを焼き払ったのは、ナチスドイツに利用されまいと画策したスターリン率いるソビエトロシアだったと言う事です。
そんな歴史を繰り返すまいと努力しているウクライナ国民達を、貴方ってどんだけ舐めてる訳なんでしょうね?
他国の戦を引き合いにして、鴨長明を気取ってる訳ですかね?もうちょっと思索を行うなり、世間様に揉まれるなりして、最低限の情性を備えておかないと、他人様から”こいつは凄く頭でっかちで世間知らずの鬼畜だな”とか言う風に、正体の一端を見抜かれてしまうかも知れませんよ。

それって、本当に貴方の為にならない事だと思いますけど?
勧善懲悪とか言う事じゃないんです。
今現在、ロシアのやっている事を容認する事それ自体が危険なんです。
なにしろ、我々の住む日本だって、ロシアの隣接国なんです。おまけに中国や北朝鮮も居る。
そんな国々が、”ほら、ウクライナでやった事を他の国々は認めているじゃないか”と言う流れになった後は、どの国が大変な事になって行くのか。
ちょっとだけ想像力を働かせる事ができたら、ポーランドが何故あんなにウクライナの難民に寛容なのか。日本の政治家が何故ウクライナの難民をいち早く保護しようと動き始めたのか。
そこらが理解できると思うのですけどね。まあ、貴方には無理かも知れませんが。
有坂総一郎
2022年04月12日 20:44
>ロシア自身が言わないとダメ

満州事変の時でもそうだけれど、国際社会へのアピールってのは大事ではある。実際にリットン調査団の勧告などは日本側の望む内容を相当に含んでいたわけだしね。

>ウクライナ大統領も信用できんけどロシアも信用出来ない

ここなんだよ。日本の世論は文字通り単純なロシア憎し、ロシア討つべし・・・・・・でゼレンスキーの外交の失敗というそれを見ていない。外交交渉失敗の次の外交手段として戦争があるという話を理解していない。経緯も含んだ見方をせずして何を言っているんだって話。

>本当は日本はロシアとウクライナ双方から距離を置くべき

そうすべき。前のめりになる理由などないし、大損するだけ。米帝みたいに軍産複合体の利益を望むなら別だけれど、そういった国策をとっていない日本が出来ることなんてない。

>事象が発生する必然性と法的な違法性は分けて考えねばならない

それは無論のこと。だが、第三者がそこで判断出来ない、しない以上は、当事者同士のやっていることを見て考えないといけないと思う。ゼレンスキーは便衣行為を国民に命じた。実際にウクライナ人は便衣行為に出た。それがある以上、そういう事象が出るのは仕方が無いことである。

>民間人を人質にする事は文民保護条約により禁止

言いたいことはよく分かるよ。抵触だってしているとすら思う。だが、国家による便衣行為を命じたそれがある以上、条約上の民間人と呼べる存在が明確に区別出来ると言えるのだろうか?

もうその時点でこの事変は矛盾だらけで当事者同士が違法な戦闘をしまくっているのが日常化しすぎていることが本来の民間人犠牲者を増やす理由ではないのかね?
有坂総一郎
2022年04月10日 21:19
お二人には明日時間作って返事書くね。
土日は時間なくてちゃんとした返信できないから。
鍾馗
2022年04月09日 22:01
 事象が発生する必然性と法的な違法性は分けて考えねばならないかと。
 非戦闘員への虐殺が惹起されることは状況からみて予想された事とは言え、違法性の判断はまた別です。

 疑わしきは罰せずとの言葉通り、ジュネーブ諸条約の第1追加議定書第51条により、文民は直接戦闘に加わらない限りは保護の対象になります。つまり、事実上、現行犯でないと攻撃できません。
 また、同条により復仇による文民への攻撃も禁止されていますので、法的には反撃によるコラテラルダメージも許容されるものではないとなっています。
 なお、民間人を人質にする事は文民保護条約により禁止されています。
 つまり、民間人に紛れて民兵や便衣が攻撃してきた場合、民間人を盾にしたその攻撃者は国際人道法の違反者であり、当然反撃対象並びに戦犯となりますが、その反撃の際には盾とされた民間人は元よりその国のその他の民間人も傷付けてはいけないというのが現行の国際人道法上の扱いです。(細かく言うと切りがありませんので、ザックリとした説明です)
 このベニスの商人じみた状況は、非武装である民間人を武装をしている軍人から守るという当該条約の主目的に添わせた結果であり、ここを緩めると主目的が果たせなくなる可能性が高いという、非常にデリケートで手を入れずらい部分です。

 大陸で便衣によって苦しめられた日本人の裔としては腑に落ちないものが無い訳ではありませんが、そう言う訳で、ロシア兵による非武装の民間人の殺害は、情状酌量の余地があるとはいえ、現行の国際人道法上は違法行為であることに違いはないのです。
SS
2022年04月09日 12:03
自ら国際法上の正当性を言えないロシアは信用するに値しない
個人的に有坂様の便衣兵を処理するのはロシアの権利で有り国際法上問題無いと言う主張には同意出来ますが、それはロシア自身が言わないとダメなんです
で虐殺と言われてる件に対してロシアの釈明はやってない、奴らがやった、陰謀だ、撤退後に放置された(衛星写真で否定)等妄想混じりの事しか言って無い
ウクライナ大統領も信用できんけどロシアも信用出来ない
特に現代で乱暴取りとか擁護出来ません
民間に押し入ってウクライナ代表グッズを奪い、ロシアに持ち帰ってネットオークションって組織犯罪ですやん
戦場から状態の良いままロシアに持ち帰るには組織的にやらないと無理なんで組織的犯行なのは確定なんですよ
本当は日本はロシアとウクライナ双方から距離を置くべき何ですよ
擁護しないが非難しない
静観する
まあ今の状態じゃ無理なんでしょうけどね
有坂総一郎
2022年04月07日 21:23
>アイツはヨブおじさんではなく、憂国騎士団そのものじゃないのか?

やってることはそう思うよ。少なくともトリューニヒトほど才があるとは思えないし、トリューニヒトの手足で動いていて何も考えてない憂国騎士団と思う方が理解が早いかも知れない。

とてもじゃないが、救国軍事戦線というほどの愛国心があるというほどじゃない。

なんせ、何か言葉を吐く度に喧嘩売って回っているし、為政者たる実績が何一つ無い。やったのは国民を死地に追い込んだだけだもの。

だが、英雄待望論や勧善懲悪が蔓延っている日本国民という衆愚にはそれが解らんらしい。そら、帝国を滅亡に追い込む罠。


>ロシア軍の弱さ

まぁ、ロシアが見込み違いのそれであったのはあっただろうね。

けれど、国家指導者が表立ってやって良いことといけないことくらいはある。それを踏み越えたらその犠牲が国民に強いることくらい馬鹿でも分かる話さ。

>EU内もバラバラ

EUが統合されているなんて幻想だよ。EUは独仏という帝国に奴隷を供給して朝貢させるためのものであって、それ以上でも以下でもない。経済的メリットで繋がっているだけで、自国の不利益ならユーロからの離脱だってするし、英帝みたいに付き合いきれんと離れることだってあるさ。

それにその独仏ですらエネルギーではロシア頼みだもの。今度は米帝頼みにすり寄るのかもしれんが、独り立ちして何かするには基盤が脆いんだ。

>中国にしても今の兵装では自信が持てない

あれが打って出ないのは、内部事情が相当あるよ。実態は軍閥と党閥の集合体で、隙あれば成り代わろうというそれだもの。下手に戦争なんてして局地戦闘で負けでもすれば自分の首が危うい。

実際に軍備だけ言えば、台湾を襲う分くらいなら十分にあるさ。でも、負ければその時点で内戦の火種だもの。当面は挑発行動が関の山。

最低でも毛沢東クラスの独裁者でも出てこないとそうそう戦争に踏み切れない。まして、一人っ子政策のおかげで人民畑戦術が採れないという事情もある。

そういういみでは、インドにフリーハンドが与えられているとは言えるね。けれど、インドも冒険する理由がない。だから、いつも通りロシアとの適正距離で付き合いを続ける程度のことだろう。

まぁ、そういう事情を考えれば、ウクライナなんて不良債権にいつまでも関わらず手を引いてしまうのが日米欧共通の大損をしない唯一の方法さ。

ウクライナを助けて得る利益なんてどう考えてもロシアの資源外交を一時的に後退させることでメジャーが石油権益を自由に出来るかどうか位だもの。

それだってサウジとかが増産に踏み切ればそこまでの話だからね。
waterwolf
2022年04月07日 21:00
<天上天下というもの>を読んだ上では心苦しいですが、補給に関してもこれ以上無い立地で初期作戦を達成出来ないロシア軍の弱さが全てかと。

EUにしてもドイツの宥和政策の大失敗をEU全体に擦り付ける事になり、ポーランドは現政権のスタンスはともかくルーブル決済を当面選ぶ代償として米国から戦車を購入したようでEU内もバラバラ。

中国にしても今の兵装では自信が持てないでしょうし、米国はパトリオットを台湾に売りつける事で監視の目を緩めていないので助けにくい。

総帥の読みではEUに近いロシアの利権をメジャーから守る会心の一手は<インド>でしょうか?


ロシアがプーチンがという報道ばかりだが、国民保護という責務を放棄しているゼレンスキーの発言の数々が明らかに度を越していると思うのだけど、感情論という色眼鏡で見ると、それが白く見えるらしい。

アイツはヨブおじさんではなく、憂国騎士団そのものじゃないのか?