村)今日はABEMAの番組に関する取材の機会が設けられています。藤井聡太二冠は今年の目標について「実力を高めることが第一。そうすれば、結果はついてくると思う」と話しました。2021年の初対局は6日のB級2組順位戦。中村修九段と対戦します。
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会話
村)永瀬拓矢王座は、間近に迫った王将戦七番勝負について「渡辺王将と対戦するのは久しぶりだが、意識しない日はない」と話しました。正月の過ごし方を問われると、「『正月』という概念をなくそうと思った。1日からVSをやりました」。既に臨戦態勢に入っているようです。
村)渡辺明王将と永瀬王座の王将戦七番勝負は10日に開幕します。渡辺王将は、その後も棋王戦、名人戦と防衛戦が続きますが、「三つ守れれば大成功。全部なくなっちゃうかもしれませんし」と気負いを見せませんでした。正月はサッカーを見て過ごしたそうです。
村)豊島将之竜王は今年の目標について「実力をつけたい」。竜王と叡王の防衛戦まで時間があるので、「それまでに何かで挑戦したい」と話していました。体力作りのため、以前から「リングフィットアドベンチャー」をやっているとのことですが、最近は「リズムゲーム」に取り組んでいるそうです。
村)昨年、竜王戦で挑戦した羽生善治九段は、タイトル戦について「今はタイトル戦に近いものはないので、目の前のことを一つずつ積み重ねてやっていくのが大事」。昨年は催し物の中止が相次ぎましたが、「イベントが再開して欲しいと願っている」と話していました。
村)4日の取材では14人の棋士に話を聞いたので、他の9人のコメントと写真もご紹介します。佐藤康光九段は「昨年はコロナ禍の中で難しい面もあったが、藤井二冠の活躍など明るい話題を提供できた。将棋のパワーで少しでもみなさんの活力になれば」と話していました。
村)斎藤慎太郎八段はA級順位戦で5勝1敗と単独首位に立っています。「初めてのA級で、開幕前は不安もあった。始めの目標は残留だったので、5勝できてホッとしている。目指すのは上しかない」と話していました。初の王位リーグ入りについては「9期目だったので悲願。まずは残留」。
村)菅井竜也八段は「ここ2、3年ぐらいは活躍したとは言いがたい。何かで挑戦して、大きな舞台で指したい」。コロナ禍の影響で最近はジムに行かなくなったそうです。最後は雑談モードになったので、「車の免許は持ってるんですか?」と尋ねたら、「無事故無違反、ゴールドですよ」と教えてくれました。
村)広瀬章人八段は「昨年は王将戦で挑戦したが失敗した。年末も棋王戦で挑戦できなかったが、子どもが産まれたのは良かった」。A級順位戦は4勝2敗で、斎藤八段を星一つの差で追っています。「連敗スタートだったが、挑戦を狙える位置にいる。食らいついていきたい」
村)佐藤天彦九段は「動きが激しい最近の将棋界の中心にいるのがAI。これからはAIにそこまで評価されない手の可能性も広げて、自分が楽しめる将棋を指したい」。最近は音楽理論を習っているとのこと。難聴に悩まされながらも挑戦的な作曲に取り組んだベートーヴェンに刺激を受けているそうです。
村)糸谷哲郎八段は2月から棋王戦五番勝負を戦います。「タイトル戦7連敗中なので、それを止めて、可能なら奪取を目指す」。今やってみたいことを問うと「論文や本を読む時間を確保したいのですが」。どんな本なのかを問うと、「ハイデガーとアーレントの関係性に関する本」を挙げていました。
村)稲葉陽八段は「タイトル挑戦に絡む活躍をしたい」。年下の世代の台頭が目立つことについて問うと、「40代、50代で活躍している人もいる。新しい考え方を取り込んで成長できたら」。運動不足を自覚しているそうで、「なるべく歩いたり階段を使うようにしたりしている」とのことでした。
村)三浦弘行九段は「昨年は今までにない環境で将棋を指した。集中できない時もあった。今年は『棋士らしい』過ごし方をできれば」。30日~元日まで、名古屋に滞在して杉本昌隆八段と将棋を指していたとのこと。杉本八段、豊島竜王、澤田真吾七段と年末に将棋を指して過ごしたこともあるそうです。
村)木村一基九段は昨年について問われると、淡々とした口調で「まあ、最悪だった」。「王位取られましたし、A級からも落ちましたし、立て直そうとしたところで王将リーグ全敗して全部打ち砕かれた。どう立て直すかが試されている」。趣味のジョギングは早くもスタート。「1日と2日は走りました」