大学生のクルド友人宅ムスメから、日本のみなさんに「当事者として伝えたいこと」としてメッセージが届きました。きっといろんな意見があるだろうと思います。でもこの日本で生まれ育ち(ムスメの場合生まれは日本ではない)、この社会の一員として生きてきた人間の声を、まずは聞いてほしいです。1/
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会話
「私は今まで、日本社会で日本人の仲間たちと切磋琢磨しながら育ってきました。ほとんど同じ環境で育ったためか、考え方も経験もかぶる部分が多いです。しかし、生まれた民族が違うという理由で、母国だと信じて生きてきた日本は今私たちを追い返そうとしています。しかし、ひとつだけ確かに言える2/
ことは、人間は生まれる家庭を選ぶ権利を持っていません。私が日本人であなたがクルド人に生まれる可能性だってありました。しかし、運命の神様が、今世ではあなたを幸運にも日本人に選んでくれました。今回の法案が改正されれば、私が追い返される先を日本政府は母国と述べていますが、母国なんか3/
ではありません。そこには迫害があり、いじめがあり、ひどい差別があります。私はただ家族と一緒に日本で安心して働いて生活したいだけです。日本語も日本社会のことも日本人並みにわかります。そんな、私を追い出して、人手不足と言って日本語をほとんどわからない外国人を受け入れているのはとても4/
おかしいと思います。トルコとの友好をクルド人の命を犠牲にしてまで優先させるのはとても非人道的です。どうしても難民として認めたくないのであれば、どうか、日本に滞在でき、働けるビザをください。また、クルド難民は経済難民ではありません。あらゆる報道で、難民=日本に悪影響与え、日本人の5/
税金を無駄にする人たちであるかのような話を聞きますが、絶対にそんなことはありません。特例で生活保護受給資格なしと定めても、当事者は誰一人文句言わないことを断言できます。」とのことです。一字一句本人の文章です。まずは、この声を私自身もしっかり受け止めて、とことん考えてみます。6/
「正しい」とか「間違ってる」とか高みに立ってジャッジするのではなく、この声を受け止めてしっかり考えたいと思う。同じ社会で生きる人間同士、たとえ異なる意見があったとしても、それを乗り越えて助け合って生きる方法を考えたいと思う。彼女のメッセージを読んだ、単なるわたしの感想だけど。7/