近藤史一/ふみいち@Fumiichi·5月18日本件について,私の認識を述べます。専門家ではないので間違いがあったらご指導くださると幸いです。 まず大前提として,著作権者(メーカー"とか"のこと)が直々にやってるもの以外のゲーム実況/配信は一つ残らず著作権侵害だと思った方が良い。 1/n引用ツイートAUTOMATON(オートマトン)@AUTOMATONJapan·5月18日【ニュース】「配信禁止のゲーム場面を配信」したとして、国内動画配信者が著作権侵害で摘発。該当ゲームは『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』 https://automaton-media.com/articles/newsjp/20230518-247820/…157483227.9万
近藤史一/ふみいち@Fumiichi·5月18日そのうえで実際に「訴えてやる」ってなるかどうかは,JASRACのような管理団体があるわけではないゲーム業界では,著作権者がそれぞれ個別に判断することになる。 それはすっごくめんどくさいうえに,ゲーム実況が出始めた頃はアングラだったこともあって,著作権者は基本見て見ぬふりだった。 2/n131881.9万
近藤史一/ふみいち@Fumiichi·5月18日当時確認したときは「聞かれたらNOって返事しかできない」と言われたことを覚えてる。ちなみに初期の頃ゲーム実況を配信していた人曰く,初期の人たちは自分がヤバいことをやってると今よりも強く自覚していたらしい。 3/n130861.9万
近藤史一/ふみいち@Fumiichi·5月18日ただ,配信プラットフォームの拡大とPS4の登場で,なし崩し的に一般的になったゲーム実況の様子を見て,見て見ぬふりも限界となった著作権者は,なんらかの形で意思表示した方がユーザーにとって便利かもねっていう「優しい気持ち」や,無視できない規模の経済的な事例が登場したことから, 4/n129841.8万
近藤史一/ふみいち@Fumiichi配信ガイドラインを用意するようになった。繰り返しになるが,配信ガイドラインはあくまで意思表示であって,あるからいいとか,ないからダメとか,そういうことではなく,いずれにせよ原則全部著作権侵害であることは忘れてはいけない。 5/n午前5:35 · 2023年5月18日·1.9万 件の表示42 件のリツイート105 件のいいね
近藤史一/ふみいち@Fumiichi·5月18日ちなみに,ここで言う「やっていいよ」というのは,厳密には「著作権は侵害しているけどなんも言わんよ」ということを意味していて,著作権を放棄してるとか移譲してるとかってことではないので注意。その気になれば配信ガイドラインとか関係なく訴えることはできる。 6/n2511452.6万
近藤史一/ふみいち@Fumiichi·5月18日これらを踏まえた上で,今回の件を見ると,問題となったのは,配信ガイドラインで「やめて」って言っているにも関わらず配信を続け,ファスト映画など他の著作権侵害も認められ,常習性があり,被害額が無視できない規模だったってところなのかな,と想像します。 7/n3381181.9万
近藤史一/ふみいち@Fumiichi·5月18日とはいえ,最も重要な部分は「やるなと言ったことをやり続けた」ということだと思う。 本来出す必要のない配信ガイドラインなるものをわざわざ用意してくれている時点で著作権者は歩み寄りの姿勢を見せてくれていて,その上であえて「やらないで」と意思表示をしているわけです。 8/n1371011.5万
近藤史一/ふみいち@Fumiichi·5月18日イニシアチブは完全に著作権者にあるので,「宣伝になるから」とか「少額しか稼いでいないから」とかの言い訳は一切通用しない。配信ガイドラインを用意するのも楽な仕事ではありません。それをわざわざ用意してくれているのだから,ユーザーも単純に「やっていい/やるな」の確認をするだけでなく 9/n134961.8万
近藤史一/ふみいち@Fumiichi·5月18日それが用意されている意図や,用意する側の気持ちを汲みとった方が幸せな未来が待っていると思います。 タイトルやメーカー毎に配信ガイドラインにも個性があって面白いんだぞ。 【終】 10/n281011.3万