熱いバトル、アクション、そしてちょっぴりエッな妖怪ファンタジー!
妖怪と幻獣が実在し、人間と隣り合って暮らすもう一つの現代——芽黎三十二年、〈裡辺地方〉。
燦月学園——妖術師を育成する専門教育機関。
数年前兄が行方不明になったことが理由で、八雲家の次期当主として学園に入学することになった少年・八雲嶺慈(やくもれいじ)は幼い頃出会った龍の少女・潤巳水奈萌(うるみみなも)と共に学園へ向かう道中で、呪詛師の犯罪に巻き込まれる。
助け出した相手は同じ学園生で、独国からやってきた美女、ガブリエラ・ベルモンドだった。
かくかくしかじか——縁があって、そしてなんの因果か同じ寮になった嶺慈とガブリエラ、水奈萌はチームを組んで学園の課題依頼をこなしていく。
その中で反妖怪思想を持つ人間原理主義者『オールドワン』と、妖怪純血主義者『蝕』との軋轢に触れ、両者の亀裂を目の当たりにしていく。
そんな中で学園で行われる人間と妖怪の融和記念式典を狙うテロの情報を掴み、一同はその警備と対策に乗り出す。
そして式典当日——嶺慈はそこで、行方不明になった兄を目撃する。
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